【グローバルインタビュー】「重要事項は2人で決断」露政治評論家、ニコライ・スワニッゼ氏 (1/2ページ) 2008.10.4 11:53 ロシアの現政権に近い政治評論家、ニコライ・スワニッゼ氏は産経新聞とのインタビューに応じ、グルジア紛争の開戦や停戦などの重要事項はメドべージェフ大統領とプーチン首相が2人で決めたと述べ、発足から4カ月が過ぎた「双頭体制」はおおむね順調に推移しているとの見方を示した。ただ、大統領の最優先課題の一つである政権内のシロビキ(武闘派)の人心掌握については、旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のプーチン首相との関係もあり、実現できるか不透明だとしている。(モスクワ 佐藤貴生) スワニッゼ氏は国営ロシアテレビやラジオ局「エホ・モスクブイ」などでコメンテーターとして活動しており、今年2月から4月には計8回、メドべージェフ氏にインタビューを行い、それをまとめた本を今月上旬