インターネット上で小説を公開している人は数多い。アニメや漫画を題材にした二次創作ものまで含めると相当数の作品が存在しているだろう。趣味の人が多いだろうが、中にはプロを目指している人もいるかも知れない。 小説専用のソフトウェアだ 最近では携帯小説なども流行っているので、本格的なプロットをして書き上げれば一躍小説家としてデビューできるかも知れない。そのための補助ソフトウェアがこれだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはStorYBook、ストーリー作成ソフトウェアだ。 想像かノンフィクションかは問わず、小説を書き上げようと思ったらきちんとしたストーリーを確立するのが重要になる。伏線という意味だけでなく、キャラクターのバックグランドや性格を明確にすることでいきいきしてくるのだ。 並べ替えたり編集したりしてストーリーを決めていく シーンや話の流れをStorYBookを使って定義していけば、
PSYCHE (プシュケ) (スクウェア・エニックス・ノベルズ) 作者: 唐辺葉介,冬目景出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2008/07/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 29人 クリック: 950回この商品を含むブログ (85件) を見る 「何もかもただの音楽なのよ。ある日目を覚ましたらレコーダーが止まってみんな死んでいるわ。ねえナオ、そうであってほしい?」 ひとつの噂話がネットを流れている。唐辺葉介という名の新人作家の正体が、引退したシナリオライター瀬戸口廉也だというのである。 『CARNIVAL』、『SWAN SONG』、『キラ☆キラ』の3作をのこし、いなくなってしまった奇才が、ライトノベルの世界で新作を上梓する。いかにもありそうな話であるが、はたして本当なのか? さっそく読んでみた。 読んでみたのだが……これはひょっとしたらひょっとするかもしれないな
ストックホルム――スウェーデン・アカデミーは9日、今年のノーベル文学賞をフランスの作家、ジャン・マリー・ギュスターヴ・ル・クレジオ氏(68)に授与すると発表した。授賞理由について、現代社会のあらゆる桎梏(しっこく)を超え、人間の在り方を根源的、詩的、肉感的な文章で追求した作品を評価したとしている。 邦訳されている代表的作品は「調書」「発熱」「物質的恍惚」「砂漠」「はじまりの時」など。 1940年に南仏ニースで、旧フランス領のアフリカ・モーリシャスに強いつながりのある両親の下に生まれる。第2次世界大戦中に父が医師として働いていたナイジェリアへ、8歳の時に家族とともに渡る。この間の約1カ月間に集中的に読書し、文学に目覚めたという。ナイジェリアでは英語とフランス語の環境で育った。 1950年にニースに戻り、中等教育を終える。英ブリストル大学で英語を学び、ニースで学士を修得。1964年にエクサンプ
“リアル中学生日記”とも言える、とても面白い小説だった。 作者は、2年前に『りはめより100倍恐ろしい』で18歳にしてデビューした木堂椎。この作品は文庫書き下ろしである。 前作は高校生を描いていたが、今回は受験と卒業を控える中学3年生を題材としている。描かれるのは、所沢市にある鹿ノ丘中学校3年F組。このクラスの24人のうち12人の男女が、クラス替えの4月から卒業する3月まで、一月ごとに本人視点で描かれていく。偶数月が男子生徒で、奇数月が女子生徒だ。 この小説は、とくになにかの事件が起こる物語ではない。きっといまこのときも全国で繰り広げられているであろう、思春期の中坊男女の一喜一憂が細かく描写されている。 最初の4月で描かれるのは、テニス部に所属し、クラスでは中間層に位置する徳田陽司。彼は、影響力のあるクラスの上層に、媚びへつらうことに抜かりなく、自分のポジションを「自転車」と喩える。
ガン病棟のピーターラビット (ポプラ文庫 (な1-1)) 中島 梓 ポプラ社 2008-08 売り上げランキング : 39007 Amazonで詳しく見る by G-Tools アマゾネスのように (ポプラ文庫 な 1-2) 中島 梓 ポプラ社 2008-10 売り上げランキング : 5932 Amazonで詳しく見る by G-Tools 【ゆうゆうLife】苦労した膵臓がん手術 作家・栗本薫さん(55)(上) http://sankei.jp.msn.com/life/body/080529/bdy0805290754000-n1.htm 友人から、日本経済新聞の9/29版に「人生の終章」という記事で、中島梓さんの記事が載っていたのを教えてもらい読んだ。この記事には、末期がん、とかかれていて、わかってはいたがそう改めて言葉にされると、ショックで少し打ちひしがれてしまった。 この前、20
先日、松本サリン事件の被害者、河野澄子さんが亡くなられた。その夫、河野義行さんはこの事件の容疑者の扱いを受け、メディアに追っかけられていた。記憶では河野さんの家の倉庫だかに大漁の農薬があったからだという理由である。この時、メディアの暴走には違和感を感じ、当時テレビ局に就職した妹にその違和感を話したことがある。この人には理由がない。というまぁ直感的な希薄な根拠からだったが、あまりに悲惨な事件だったゆえに、犯人の特定を急ぎ過ぎるのは危険だと。まぁそういう話をした。のちに妹が報道の現場に関わることになり、この時の「違和感」の問題が常に念頭にあったと。飛び付きやすいネタに飛び付く反射神経でニュースが作られていく、その違和感を現場にいて感じていたという。そうした不満や違和感を度々口にしていたらしいが、報道の場にいることがやがて辛くなっていったという。一度、決壊したそうした流れにおいては、「ちょっと待
この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2009年4月) 脚注による出典や参考文献の参照が不十分です。脚注を追加してください。(2021年6月) 独自研究が含まれているおそれがあります。(2009年4月) 出典検索?: "ピカレスク小説" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL ピカレスク小説(ピカレスクしょうせつ、英: Picaresque novel、仏: Roman picaresque、西: Novela picaresca)は、16世紀 - 17世紀のスペインを中心に流行した小説の形式。悪漢小説や悪者小説、ピカレスクロマンとも呼ばれる。 文学的コンテクストと一般的な
第3回日本ケータイ小説大賞に『あたし彼女』が選ばれ、ウェブ上で大きな話題となっている。その反応を見るとその多くは、これまで「スイーツ(笑)」「恋空(笑)」とバカにしていてほとんど読まなかった層が、「賞金200万円獲得」というニュースに釣られて読んでみたら、あまりに独特な文体だったので、深く付き合うよりも嗤いの対象にして処理(合理化)しようとしている、という集合行動がまた反復されていたように思うのだけれど(参照)、しかし「『あたし彼女』を書籍化してみた」「あたしニート」といったエントリーが書かれたり、「あたしブログ」といったサイトが作られるなど、関連ネタも大きく話題になっていることからも、話題づくりとしては大成功の模様。 では、結局作品としてはどうなのかと思い、早速読んでみた。僕個人としては率直に、いくつかの点では『恋空』よりも優れている作品であり、ここしばらく読んだケータイ小説の中でも(一
「皇国の守護者」という、戦記物の小説を読んだ。 戦記物の常で、主人公は能力があるのに低い地位に甘んじていて、軍隊には、無能な上司があふれてた。 主人公が活躍するたび、「無能な上司」はそれを無視したり、足を引っ張ったり、 あるいは間違った判断を下すことで、主人公を不利な状況に追い詰めたり。 売れた小説というものは、多かれ少なかれ、社会の鏡として機能する。 この小説はずいぶん売れたみたいだから、「不遇な有能」である主人公と、 それを取り巻く「無能な上司」という構図に、自ら置かれている社会を見た人は、 きっと多いのだろうなと思う。 無能な上司のお仕事 小説世界、主人公はもちろん大活躍するわけだけれど、 その舞台を設営するのは、「無能な上司」の大切な仕事。 設営の条件は厳しくて、どうしようもない無能しかいない軍隊を設定してしまうと、 そもそも主人公が活躍するはるか以前の段階で、戦いが終わってしまう
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
友達の江島健太郎が、CNETでまた、ポレミックな話を書いています。http://blog.japan.cnet.com/kenn/archives/004436.html 最近は、プロヴォケーションもやや大人し目でしたけど、今回は、これでもかというくらいやってますね(笑) 内容も、なかなか面白かったんですが、自分の仕事に引きつけて読むなら、次の一節に関心をそそられました。 ひとつだけハッキリ言えるのは、ユーザビリティ(=ユーザ満足)を軽視する企業は、製造業であれ、銀行であれ、小売りであれ、サービス業であれ、必ず最後には「緩慢な死を迎える」ということです。そして、「使い勝手」に関するユーザの声というのは、作る側でも上司を説得するのが難しいように、ユーザから企業に伝わりにくいものなのです。 考えさせられますね。 ブログの中でもこの「ユーザビリティ」の内容を巡っては、ちょっと泥臭い議論になってい
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