2TBを超えるモデルを中心として、順調に下がってきていたHDDの販売価格。これまで長らくお買い得なモデルとして2TBモデルが君臨していましたが、近年は2.5TBモデルや3TBモデルも値ごろな価格になってきていました。ところが、7月から発生しているタイ大洪水によって世界最大手のHDDメーカー、Western Digitalの工場が浸水。今度はHDDの販売価格が軒並み急騰する事態に陥っています。 ◆急騰したHDD、中には2倍に値上がりしたモデルも 大手価格情報サイト「価格.com」に掲載されている価格変動履歴によると、Western Digital製のHDDが軒並み高騰していることが浮き彫りになっています。 10月上旬まで販売最低価格が5000円近くだった2TBモデル「WD20EARX」は記事執筆時点で9980円にまで高騰。最も安価な日立GST製の2TBモデル「0S03224」でさえ、7480