フライデーが施工不良のマンションだとして次のとおり報じている。 現在販売中の東京都小金井市に聳える駅直結の超高級ツインタワーマンション『プラウドタワー武蔵小金井クロス』をめぐって大騒動が起きている。 スーパーゼネコンの清水建設が施工を担当し、売主は野村不動産。2棟合計で総戸数は716戸、価格は4LDKで最高1億9000万円。 住民のTさんは、「欠陥が明らかになったのは今年2月下旬でした。上階の足音がうるさいということで、管理組合の一人が民間検査会社の『日本建築検査研究所』に調査を依頼したんです。最初は防音設備にだけ問題があると思っていたのですが、調査で次々に他の欠陥も見つかったんです」とTさんが本誌に提供した『建物調査報告書』は、全44ページにわたって重大な「施工不良」の実態を明らかにしていた。 本誌は調査を担当した建築検査士の岩山健一氏に取材を申し込み、話を聞いた。 「私が調査して見つか