温泉の浴槽にシャンプーなどを入れて大量の泡を発生させたとして、和歌山県警新宮署は15日、威力業務妨害容疑で三重県松阪市のとび職の少年(19)2人を逮捕したと発表した。「2人でやりました」「間違いありません」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は平成29年8月、和歌山県新宮市熊野川町日足の同市運営の温泉施設「熊野川温泉さつき」で、備え付けのシャンプーやボディソープのボトル8本をジェットバスの中に投入し、大量の泡を発生させて施設の業務を妨害したとしている。温泉からはシャンプーなどの空き容器8本が見つかったという。 当日の浴室内は発生した泡がジェットバスからあふれ出し、端の洗い場までタイル張りの床一面を覆い尽くすほどの状態となった。同日午後2時ごろ、利用者から「浴場が泡だらけだ」と連絡を受け発覚。施設はその後約2時間営業を中止したほか、ジェットバスの清掃で同月19日まで利用が制限された。 同署に
平成10年に4人が死亡した和歌山の毒物カレー事件で、殺人罪などで死刑が確定し再審請求をしている林真須美死刑囚(51)の弁護団は9日、大阪市内で記者会見し、現場の紙コップに付着したヒ素と林死刑囚の自宅から押収されたヒ素は特徴が異なり、同一ではないとの分析結果が得られた、と明らかにした。 弁護団によると、1審和歌山地裁で採用された鑑定では、2つのヒ素に特徴が共通する部分があり、同一製品とされた。確定判決は鑑定結果などに基づき林死刑囚が紙コップを使って、自宅にあったヒ素をカレー鍋に混入したと認定した。 しかし、京都大大学院の河合潤教授(分析化学)が鑑定結果を分析したところ、ヒ素の特徴が異なる部分が見つかったとし、ヒ素は同一でないとの結果が出たという。 これを受け、弁護団は先月28日、再鑑定を求める新たな再審請求補充書などを同地裁に提出。「確定審の鑑定ではヒ素の生産地が同一と立証されたに過ぎず、林
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