オーストラリア国立図書館が、レファレンスサービス(Ask a Librarianサービス)をTwitter及びFacebookに拡張してから、1年が経過したそうです。 なお、同館では、WikiProject Australiaと連携し、Wikipedia英語版のオーストラリア関連記事のノート(Talk)ページに「図書館員に聞く」(”Ask a librarian”)リンクを設置する試みを始めています。 Ask a Librarian on Social Media https://www.nla.gov.au/news/2014/07/31/ask-a-librarian-on-social-media Twitter https://twitter.com/nlagovau/status/496068008209432577 ※8月4日付け。1周年であることを広報 Facebook ht
前も似たようなこと書きましたが. 近々数千冊の図書がやってくる→書架を空けないと→どのあたり(請求記号)をどのくらい空けたらいいんだろう?→目録登録前なので請求記号は決まってないけど図書のリストはあるようだ→そのリストにISBNが入ってればCiNii Books APIでNDC引っこ抜いてきてざっくりとした分布は把握できるんじゃないか? ……という話になったのですが. ISBNをキーにしてOpenSearchを呼び出し, http://ci.nii.ac.jp/books/opensearch/search?isbn=9780071748896 RDFのURLを抽出して, http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB06372916.rdf RDFからNDCを抜き出……あれ?ない? http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB06372916.rdf http://ci
つながるLibGuides:パスファインダーを超えて 海外の大学図書館のウェブサイトで,タブや四角いボックスが特徴的な,ときおり図書館員の顔写真が載っていたりする,そんなパスファインダーを見かけたことがないだろうか?どの大学でもデザインが似ているのは,米国Springshare社のLibGuidesという同じサービスを利用して作られているからである。 LibGuidesは,図書館員などがウェブ上で主題ごとのガイドを作成し,提供することのできるサービスである。北米の大学図書館を中心に世界中で約4,000館が導入しているという人気の高いサービスであるが,日本ではまだ数館が契約しているに過ぎない。 現在提供されているガイドには,主題別・科目別ガイドの他に,東日本大震災に関するニュースソースをいち早く集めた速報的なものから,学生寮でのベジタリアン料理の作り方といった生活ガイドのようなものまで,幅広
デジタルコンテンツの価値を持続させるために―親機関の役割 大学や図書館,博物館では,デジタルコンテンツに関するさまざまなプロジェクトが行われている。しかし,プロジェクトが終了するとほどなくその成果にアクセスできなくなってしまうことがある。あるいは,新しいコンテンツが追加されない,コンテンツの見せ方が当時のまま放置されているといった場合も珍しくはない。デジタルプロジェクトの持続可能性を考えるとき,このように単にコンテンツが残っているというだけで良いのだろうか。それらが利用者に対して“価値を提供し続けている”ことが重要なのではないのだろうか。 英国のJISCは2008年以降,こういった観点から,デジタルプロジェクトの持続可能性をテーマとする一連の調査研究を実施してきた(E804,E964参照)。2013年1月には,その積み重ねられた知見に,米国のITHAKA S+Rに委託された調査報告書“Su
インドのヴァーチャル図書館:公共図書館充実化への挑戦 筆者は国立大学図書館協会の海外派遣事業に採択され,2012年11月にインド共和国で調査を行なった。そこで得た知見の内,本稿では国家プロジェクトであるインドのヴァーチャル図書館(National Virtual Library:NVL)とインドの公共図書館の課題について紹介する。 2012年11月20日付Times of India紙にこのような記事がある。「マウスでクリックするだけですぐに読みたい本にアクセス」。この記事によると,インド文化省の設置した委員会National Mission on Libraries(NML)が100億ルピー(日本円換算約170億円)を投入してヴァーチャル図書館プロジェクトを開始しているという。 それに先立つ5月18日に開催されたNMLの第一回会合の議事録も参考にすると,このプロジェクトは次の様な内容であ
2012年8月4日~6日に大学図書館問題研究会第43回全国大会(京都)が京都市のコミュニティ嵯峨(JR嵯峨嵐山駅すぐ)において開催されました. 大図研第43回全国大会まとめのまとめ - Togetter 大学図書館問題研究会第43回全国大会第六分科会/第14回関西文脈の会 つぶやきまとめ - Togetter #dtk43 第10分科会 研究支援・文献管理ツール #dtk43_10 (2012.8.5) - Togetter #dtk43 第5分科会 類縁機関との連携 #dtk43_05 (2012.8.5) - Togetter どうもこの全国大会は,例年, 1日目:全体会・研究発表・基調講演・懇親会 2日目:分科会 3日目:オープンシンポジウム という形式になっており,加えて,自主企画と称した開催地の図書館見学や「地酒の会」(いつも見る気がする)などが催されているようです. 出張でへろ
OCLCとGoodreadsの提携拡大が発表されています。Goodreadsは会員数1,200万人以上となっている書籍系のSNSであり、ユーザがその“本棚”に登録している書籍は、4億1,000万冊を超えるサイトです。 今回の新しい合意により、以下のような、いくつかの取組みが強化されるようです。 ・図書館がGoodreadsのサイトに参加し、独自の“グループ”ページを作成することを促進するマーケティング活動。 ・図書館員がGoodreadsについて学ぶためのウェビナーの提供。 ・図書館が、11月に実施している”Goodreads Choice Awards 2012″への参加を呼び掛けられるよう、図書館向けの広報資料の作成。 なお、ウェビナーについては、11月15日に無料で開催されるということです。 Goodreads and OCLC work together to provide gr
2012年11月14日、米国シアトル公共図書館および同地域の6館からなる図書館員のチームが、シアトル公共図書館のFacebookページで、おススメ図書の紹介イベントを実施すると発表しています。これは、同館のFacebook上で利用者が自分の好きな本を示して投稿すると、図書館員がそれに対して次に読んだらよいと思われる図書を提案するというものです。開催日は11月14日の午前10時から午後8時までとなっています。 同館はこれまでにも同様の取り組みを実施し、その際は5時間の間に120人の利用者の質問に回答したとのことです。今回のイベントでは、小説家と、新聞の書評欄の担当者の2名が特別ゲストとして参加するとのことです。 なお、同館では日常的に“Next 5 Books service”という図書提案サービスを実施しており、14日が待てない方はそちらを利用してほしいとしています。 The Seattl
2012年9月に刊行された季刊誌『カレントアウェアネス』313号に「大学図書館のサービスとしての文献管理ツール」という記事を書きました.ブクマもたくさんいただいてありがたいです. CA1775 - 大学図書館のサービスとしての文献管理ツール / 林 豊 | カレントアウェアネス・ポータル http://t.co/Zjz9CZBY— 国立国会図書館関西館図書館協力課 (@ca_tweet) September 27, 2012 論文でも口頭発表でもなんでもいいので,仕事しながら年に1本くらいはまとまったアウトプットをしたいと思っていて,昨年はCode4Lib Journalと京都図書館情報学学習会でしたが,今年はこれに.その前の年だと「ILL in 90 minites」になるのかな. この記事では,文献管理ツールについてよく知らない方や文献管理ツールを導入しようとしている大学図書館員を想定
国内図書館が開設している公式Facebookページをまとめた「リスト」が公開されています。2012年7月5日現在、33のページが登録されています。Facebook(ログインした状態)でこのリストを表示して「フィードを購読」をクリックすると、リストに登録されているFacebookページの更新情報が自分のニュースフィードに流れてくるようになります。 図書館公式Facebookページ集 http://www.facebook.com/lists/335146229898792 図書館Facebookページ集(Facebook公開リスト版)(図書館雑記&日記兼用 2012/7/3付け記事) http://blog.livedoor.jp/lib110ka/archives/52410095.html 図書館へ行こう!―リンク集(図書館公式Facebookページ集) http://popup6.to
「旧・都立日比谷図書館」のサービスを継承・発展させる形で、2011年11月にオープンした日比谷図書文化館。今回はその日比谷図書文化館で情報マネージャーをつとめる嶋田様にお話をうかがいます。 嶋田 綾子 様 千代田区立日比谷図書文化館 〒100-0012 千代田区日比谷公園1番4号 Webサイトhttp://hibiyal.jp/hibiya/index.html 掲載している情報は2012年2月現在のものです。 図書館員を目指した学生時代 さっそくですが、嶋田様のプロフィールを教えてください。 嶋田綾子さん(以下、敬称略)もともとは全然本を読まない子でした。小学校5年生の時に、本を15冊読むと全校表彰する制度がはじまり、そこでなぜかはまっちゃって、いきなり本を読むようになりました。 佐藤さとるのコロボックルシリーズにヒロインが司書補の資格をとるという話があり、そこで司書という仕事がある事を
2011年7月7日、OCLCが運営する図書館員向けオンライン学習コミュニティ“WebJunction”が、2011年春に実施した図書館員のオンラインツール利用調査の結果を発表しました。同様の調査は2010年にも行われています。2011年調査の回答者は1,039人(全てWebJunctionの会員)で、その70%が公共図書館員だそうです。 調査では15種類のツールをどのくらいの頻度で使用しているかが調査されています。ただし、2010年調査では「仕事とプライベートのどちらかで」という質問の仕方でしたが、2011年調査では仕事とプライベートを分けているようです。2011年の結果を2010年と比較して目立つのは、FacebookやTwitterといったソーシャルネットワーキングサービスの利用だそうです。2010年調査では(仕事とプライベートのいずれかで)日常的に使用していたのは回答者の35%で全く
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