地域性苗木は、地域に自然分布している郷土種のうち、特に高速道路事業地周辺地域内に生育する樹木の個体から種子を採取し、苗木に育成して郷土(高速道路の造成地等)に帰すことにより、移入種による遺伝子の攪乱を防ぎ、高速道路周辺地域の生物多様性の保全を図るものとして開発・実用化されました。高速道路事業で造成されたのり面に植樹しやすいように開発された切土のり面を主としたユニット苗、及び盛土のり面を主としたポット苗は、緑化技術センター(滋賀県湖南市)において生産されます。 地域性苗木については、「生物の多様性に関する条約」の締結・発効(1993(平成5)年)の頃から、遺伝子レベルで樹種の保存ができる道路緑化方法として研究を始め、1996(平成8)年に中央自動車道(東京都八王子市内)で試験的に、初めてユニット苗が植樹されました。現在では、種子採取に関するマニュアルの整備や種子の発芽促進方法の確立等、種子採
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