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松日橋は岩手県南部を流れる気仙川に掛けられた木造の橋。川が増水した時には、橋そのものが浮き上がって流されるように作られた、いわゆる「流れ橋」だ。 流されるように作られた橋というと奇異に感じられるかもしれないが、頑丈な橋は濁流によって強度の限界を超えると橋そのものが破壊されてしまう。橋板の高さ以上の水位になると、橋自体が浮き上がって流されてしまうことで橋の本体を守るとともに、橋脚に流木などが引っかかってダムになり、堤防を破ることがないように考え出され、ずっと守られてきた松日橋は、実は自然の理に叶った橋なのだ。
おこんにつら。岩手県住田町(すみたちょう)よりお届けする大冒険シリーズの最終回となります。最後にもうひとつ、同町の宝物を紹介致しましょう。 ここへ参りましたのは、神秘の鍾乳洞、滝観洞(ろうかんどう)を探索するためです。片道800メートルの狭い通路を踏破し、公開エリアの最奥にある天岩戸の滝を拝見しました。詳細は前回記事を参照して頂けますと幸いです。 おまけ写真。洞くつカレーを頂いた食堂へ続く石段の途中で、日光浴中のニホントカゲに出会いました。大変可愛らしいです。 滝観洞より気仙(けせん)川を17キロ下りますと、木製の一本橋が目に留まりました。これこそが松日橋(まつびばし)であり、住田の人々が自然へ向ける優しい眼差しを強く感じることができる場所の1つです。 傍らの案内板に説明マルナゲの術。増水時には水流に逆らうことなく流されることによって損傷を防ぐという、全国でも珍しくなった流れ橋構造を採用し
〝古里の宝〟継承誓う、1個人1団体に光/第42回東海社会文化賞顕彰式(動画、別写真あり) 平成29年2月5日付 1面 石川秀一・春枝夫妻(陸前高田市)と松日橋受益者組合(住田町) 地域社会の各分野で地道な活動を続ける人々をたたえる第42回東海社会文化賞顕彰式(東海新報社・東海社会文化事業基金主催)は4日、大船渡市大船渡町のまるしちザ・プレイスで開かれた。今回は、長年つばき油製造に携わる陸前高田市竹駒町の石川秀一さん(68)、春枝さん(67)夫妻と、古里らしい木橋の風景を守り続ける住田町下有住の松日橋受益者組合(金野純一代表、18世帯)に、顕彰状が贈られた。受賞者は喜びに浸るとともに、さらなる継承に向けた精進を誓った。 石川さん夫妻は、気仙地域で古くから使われてきたつばき油の製造を継承。平成23年3月11日の東日本大震災では、陸前高田市気仙町に構えていた自宅と「石川製油」が被災した。悲しみに
○…ここ数日、晩秋の深まりを感じさせる冷え込みが続く気仙地方。住田町下有住の気仙川に架かる松日橋では25日早朝、橋板に霜が降り、川面に白い直線が描かれた。 ○…8月に相次いだ台風被害を乗り越え、先月復旧を終えた住民手づくりの橋。橋板の木目がうっすらと白く覆われ、普段よりも凜とした佇まいに。周囲では、ウオーキングの住民が白い息を吐きながら歩を進めていた。 ○…盛岡地方気象台によると、同日の住田の最低気温は1・5度で、11月中旬並み。今季最低だった24日よりも1・3度上回ったが、平年比では3・8度低かった。大船渡の最低気温も4・2度までしか上がらず、平年よりも3・3度下回った。 ○…一転して26日の最高気温予報は大船渡で21度と、気温はめまぐるしく変化。寒暖の差が激しい中、体調管理に気を抜けない日々が続く。
住田町下有住高瀬地内の気仙川で25日、地域住民による松日橋の修復作業が行われた。木製の松日橋は大雨を想定した「流れ橋」となっているが、先月30日に襲った台風10号に伴う増水で護岸部分が崩壊したため、これまでよりも大規模な修復に。地域住民は声をかけ合いながら作業を進め、古里の風景を復活させた。 声かけ合い つなぐ伝統 松日橋は、中山と松日の両地域を結ぶ。川をはさんで住居と田畑を持っている人が多く、古くから生活に密着した利用が続き、橋と周囲ののどかな田園風景は見る人の目をなごませる。 橋の長さは約40㍍で、橋板の材料には町産のスギ材を活用。橋脚はこれまでクルミ、クリ材が用いられてきた。 橋脚は「叉股(ざまざ)」と呼ばれる太い枝が二股に分かれた部分を使い、角度を調整しながら組み合わせた上に橋板を乗せる。増水時はワイヤーロープでつながれた橋板が浮き、橋脚は流れに逆らわない形で倒れ、橋の形が失われる
松日橋は見るからに古風な木造の橋。それも、枝のような細い橋脚で支えられた、本当に人が渡ることができるのだろうかと不安になるような橋だ。 実際に橋に乗って渡ってみると、思いのほかしっかりしている。吊り橋のようにゆらゆら揺れることもないから、手すりに掴まることなく最後まで渡り通すことができた。 橋のたもとに掲げられた案内板によると、この橋は元禄時代にはすでにこの場所に掛けられていて、集落と川向の水田をつなぐ橋として利用されていたとのこと。橋の特徴としてとくに重要なのは、クルミやクリの太い枝が二股になっている部分を使った橋脚「ザマザ」で、橋板の重みとザマザに掛かる水圧とで普段の流れでは水に流されることはない。しかし、洪水の際に流れが橋板に達すると、橋板は浮き上がり、ザマザは流れに逆らうことなく流される。浮き上がった橋板は両岸からそれぞれ半分までがワイヤーなどで繋がれているため、真ん中から2つに分
2月20日(土)、三陸ジオパークモニターツアー第1弾【住田・大船渡・花巻コース】を開催しました! ジオと震災について学び、花巻の観光名所を巡るバスツアー。その模様をレポートします^^ 8:30 盛岡駅出発 途中、道の駅みやもりで休憩を取りつつ大船渡市へ。 10:40 三陸鉄道南リアス線車両基地 大船渡市の三陸鉄道盛駅すぐにある車両基地。震災当時の様子を説明していただきました。トンネル内にいたことで津波の被害を免れた奇跡の車両や、レトロ列車などを見学できます。 12:00 住田町内見学 昼食は役場庁舎から徒歩3分の松嶋屋さんで豚丼をいただきました。 その後、住田町役場庁舎を見学。町の主幹産業である林業のPR、環境への配慮、防災拠点機能の充実がコンセプトとのことでした。木の良い香りがしますよ! 増水で流される度に地元住民が架け直している一本橋、「松日橋」。見た目は正直心配になるかも知れませんが
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