中国志怪小説の研究 ―狐のイメージの変遷― 人文学部 人文学科 中国文化専攻 00L1066A 高星さおり 目次 はじめに・・・・・・一頁 第一章 志怪小説について・・・・・・一頁 第一節 志怪小説について・・・・・・二頁 第二節 伝奇小説について・・・・・・三頁 第三節 唐以後の伝奇小説について‥‥‥四頁 第二章 狐について・・・・・・六頁 第一節 狐の生態について・・・・・・六頁 第二節 狐の話の分類・・・・・・九頁 第三節 日中の比較・・・・・・一五頁 第三章 狐のイメージ・・・・・・一七頁 第一節 利用される狐のイメージ・・・・・・一七頁 第二章 妓女と狐のイメージ・・・・・・二一頁 まとめ ・・・・・・二三頁 引用文献 ・・・・・・二四頁 はじめに 中国には妖怪や幽霊、不思議な術を使う仙人など、怪奇でいて人の興味をそそる出来事を題材にした古い文献が存在して
中国古小説は、六朝志怪において一つの到達点に達しました。それは文字通り「怪 を志す」ものであり、記録的色彩の濃い説話でした。明らかな創作意図に基づいた今 日的意味における「小説(novel)」と呼び得るものが登場するのは、唐代に入って からであり、それらの作品は《伝奇》と呼ばれています。その《伝奇》は大きく三つ に分類することができます。 最も早くに登場し、主として道教仏教にまつわる霊験譚や奇怪な出来事について記 している《神怪小説》。 中唐において全盛を極め、才子佳人小説とも称され、一般に書生などの知識人階級の 男性と、その才を理解する美女との恋愛を語る《愛情小説》。 そして、最も遅く晩唐になって登場し、武勇伝や剣客伝といった体裁の《豪侠小説》。 これらの内、《神怪小説》《愛情小説》の研究は非常に盛んですが、《豪侠小説》 については数量の上からは圧倒的に少ないと言わざるを得ません。しかし
第13号 (2003.9.30) 特集:グローバル化の中の中国経済 特集にあたって …………………………………………………………………………………辻 美代 1 中国のものづくりの実力をどうみるか――オートバイ産業と金型産業の地場企業の事例から――大原盛樹 2 中国経済のグローバル化・その摩擦と挑戦……………………………………………………宋 立水 23 タイのなかの中国,中国のなかのタイ――財閥系家族と伝統的華人組織――……………末廣 昭 47 シンポジウム報告へのコメント ………………………………………………………………鍛冶邦雄 61 大原・宋・末廣報告を聞きながら考えたこと――3氏へのコメント――……………………川井 悟 63 シンポジウムのまとめ…………………………………………・………………………………松野周治 66 論文・研究ノート 抗戦末期の言論自由化論と国際報道自由運動
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