アメリカのトランプ次期大統領は、大統領選挙後、初めてとなる記者会見を開き、「日本などとの貿易でアメリカは多額の損失を被っている」などと述べ、日本についても挙げながら、貿易の不均衡を是正してアメリカの利益を最優先に確保していく姿勢を強調しました。 この中で、トランプ氏は、新しい国務長官に大手エネルギー企業エクソンモービルの前CEOのティラーソン氏を指名したことに言及し、「次期政権には優秀な人物を起用したい。アメリカの貿易交渉は悲惨な状況で、中国、日本、メキシコなどとの貿易で多額の損失を被っている」と述べました。 そのうえで、大手自動車メーカーのフォードがメキシコに工場を移転する計画を撤回したことなどを評価し、「自分は史上、最も雇用を生み出す大統領になる」と述べ、貿易不均衡の是正や国内の雇用確保に全力を挙げ、アメリカの利益を最優先に確保していく姿勢を強調しました。 また、トランプ氏は、これまで