LLQ は Priority Queuing と CBWFQ の 2 つの方式を併せた キューイング方式です。 LLQ は CBWFQ の方式に、1 つのクラスに対して PQ のような 絶対優先のクラスを作ることが可能です。 1 つ以上のクラスを絶対優先にすることも可能です。 音声など遅延を極力回避したい通信に対して、 絶対優先のクラスを割り当てます。 動作イメージは以下のような感じ。 絶対優先のクラスは PQ(FIFO)で動作し、その他のクラスは WFQ として動作します。 (複数の絶対優先クラスが存在する場合は、1 つの PQ として動作します。) パケットの処理は、まずキューの中に「PQ のパケットがあるか?」を 確認し、あれば PQ のパケットを処理します。 なければ残りのキュー間で WFQ の動作で処理をしていきます。 ここで PQ の動作を思い出してください。 PQ は、優先度