ルーティング・BGP -BGPの接続形態- eBGPマルチホップ 2台の直接接続されていない外部ピア同士でピアを確立させるためには、eBGPマルチホップという機能を使用します。 eBGPマルチホップを行う場合はピアを確立するルータのネットワークへのネットワーク到達可能性が確保されていなければいけません。そのため、あらかじめIGPやスタティックルートなどで経路を確保しておきましょう。 ASが他ASと接続する場合いくつかの接続形態があります。 (1)シングルホームとマルチホーム シングルホーム:外部との接続が1つしかないAS マルチホーム:外部との接続が2つ以上あるAS インターネット・フルルート:インターネットに接続したBGPルータは、接続プロバイダよりインターネット上のすべての経路情報を受け取ります。これを「フルルート」といいます。各AS(Autonomous System)はフルルートを
ルーティング・BGP -BGP Path Attributes (パス属性) その2- BGP:MED属性(Multi-Exit-Discriminator) MED属性は、オプション非通過です。マルチホームな構成で複数のパスがあるような場合に、外部ASから自ASへの入力トラフィックでどのパスを優先させるかを決定するような時に使用します。メトリックの値が小さい方が優先されます。 また、MED属性はAS間で交換されますが、そのASからさらに別のASへ伝達されることはありません。MED値が付与されていない場合、MED値はデフォルトで"0"が付与されます。 上図の例ですと、AS10からAS20への入力トラフィックでネットワーク10.1.1.0/24への通信はRTA~RTC間のパスを使用し、ネットワーク192.168.1.0/24への通信はRTB~RTD間のパスを使用したい時、RTC~RTA間のe
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く