タグ

ブックマーク / xtech.nikkei.com (167)

  • [ネイティブ方式]高効率のルーティングを実現

    ネイティブ方式は,トンネルを使わずにNGNがユーザーとインターネットの間でやり取りするIPv6パケットを転送する。ただし,NGNとISPは直接つながらず,3社のネイティブ接続事業者が間に入る。ユーザーのIPv6アドレスは,3社がそれぞれ独自に取得したアドレス・ブロックから払い出す。 このほか,ネイティブ方式のIPv6インターネット接続を利用しないNGNユーザーも,NGN内に閉じたIPv6通信を利用する。そうしたユーザーには,NGNのアドレス・ブロックからIPv6アドレスを払い出す。つまり,ネイティブ方式では全部で4個のアドレス・ブロックを使う。 網内折り返しで最適ルーティングを実現 ネイティブ方式では,ユーザーとインターネットの間でやり取りするIPv6パケットがNGN上で直接転送される。その転送の仕方は,大きく二つに分けられる。一つは,同じネイティブ方式のユーザー同士で通信する場合。もう一

    [ネイティブ方式]高効率のルーティングを実現
  • ソフトバンク・グループがネイティブ接続事業者に立候補

    ソフトバンクは2009年8月26日,NGNにおけるIPv6インターネット接続方式について,ネイティブ方式のネイティブ接続事業者に立候補したことを明らかにした。 ネイティブ方式では,NGNと直接つながるネイティブ接続事業者が最大3社に限られる。NTT東西によると,申し込み期限である8月21日までに4社以上が申し込んだという。そのうちの一つがソフトバンク・グループであることが分かった。 今回,ネイティブ接続事業者の候補となったのは,ソフトバンク・グループ内でIX事業を提供するBBIXである。同社がネイティブ接続事業者に選ばれた場合,同グループ内でISP事業を提供するソフトバンクBBとソフトバンクテレコム(ODN)が配下に付くことになる。 ネイティブ接続事業者の候補は,11月30日までに配下に付くISPの契約者数をNTT東西に申請し,その合計の上位3社が正式に選ばれることになる。ただし,ネイティ

    ソフトバンク・グループがネイティブ接続事業者に立候補
  • NTTコムとNTTぷららはネイティブ接続事業者へ申し込まず

    NTTコミュニケーションズ(NTTコム)およびNTTぷららは2009年8月26日,NGNにおけるIPv6インターネット接続方式について,ネイティブ方式のネイティブ接続事業者に対して申し込まなかったことを誌の取材に対して明らかにした。 ネイティブ方式では,NTT東西のNGNと直接接続できるネイティブ接続事業者は3社に限られる。8月21日がその申し込み期限だったが,両社は期限までに申し込まなかったという。これにより事実上,両社はトンネル方式を選択することになる。 NTTコムは,ネイティブ方式ではなくトンネル方式を選択した理由について,「現行のIPv4インターネット接続とほぼ同じ方式で,移行がスムーズにできるから」としている。 NTT東西によると,ネイティブ接続事業者への申し込みは4社以上だったという(関連記事)。国内最大規模のISPがネイティブ接続事業者に申し込まなかったことで,3社の座をめ

    NTTコムとNTTぷららはネイティブ接続事業者へ申し込まず
  • LTE(ロング・ターム・エボリューション)

    携帯電話のデータ通信速度が理論上光ファイバー並みになる――。そんな通信の高速化を可能にする技術が「LTE(ロング・ターム・エボリューション)」である。実現すれば、家庭やオフィスに引き込んでいる光ファイバ回線(NTT東日・西日の「Bフレッツ」など)を通じた高解像度の映像配信や大容量データの送受信と同等のことが、携帯電話の無線ネットワークで可能になるのだ。 LTEを使ったサービスは2010年にも始まりそうだ。NTTドコモは2010年をメドにサービスを開始するとしており、KDDIは2013年頃の商用化を検討中である。各社とも携帯電話にデータをダウンロードする際の通信速度として100メガビット/秒を目指しているが、端末の機器の制約から、サービス開始当初は理論値で最大50メガビット/秒程度になりそうだ。それでも、現行のサービスよりも5倍以上高速である。

    LTE(ロング・ターム・エボリューション)
    itbook
    itbook 2009/08/26
  • LTEの提供エリアはスムーズに広がるのか

    世界の携帯電話事業者のうち,先進市場における大手事業者の多くは3.9世代(3.9G)の移動通信方式としてLTE(long term evolution)の採用を明らかにしている。そのうち,NTTドコモを含めた先行組は2010年からLTEを導入する計画だ。だが,はたしてLTEの提供エリア展開はスムーズに進むのだろうか。 米ベライゾン・ワイヤレス,独T-モバイル,伊テレコム・イタリアは,2010年にLTEを導入するプランを表明している。日でも,NTTドコモがLTEのサービスを2010年に開始する予定だ。スペインのテレフォニカ,英ボーダフォンなども3.9GとしてLTE導入を計画中。また米AT&TはHSPA+を2009年に,LTEを2011年に導入するとしている。仏オレンジ(フランス・テレコム)や日のソフトバンクモバイル,イー・モバイルも同様に,先にHSPA+を導入したうえでLTEに移行する計

    LTEの提供エリアはスムーズに広がるのか
  • IANAが新たにIPv4アドレス2ブロックをAPNICに割り振り,残りは28ブロックに

    APNIC(Asia Pacific Network Information Centre)は2009年8月4日,IANA(Internet Assigned Numbers Authority)から未使用のIPv4アドレス・ブロック二つの割り振りを受けたことを明らかにした。APNICはアジア太平洋地域の地域インターネット・レジストリ。IANAは,IPアドレスの割り当てや管理をしているICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)の一機能である。 今回割り当てられたアドレス・ブロックは,「175/8」と「182/8」の二つ。それぞれ1677万7216個のIPv4アドレスのかたまりである。今回,APNICに2ブロックを割り振ったことで,未割り振りのIPv4アドレスは残り28ブロックとなった。

    IANAが新たにIPv4アドレス2ブロックをAPNICに割り振り,残りは28ブロックに
  • [LTE-1]LTEは3.9Gの本命,革新的な無線インタフェースを実現

    2009年6月10日,総務省は3.9世代と呼ばれる移動通信システム(3.9G)について,新しい周波数の指定とともに,各社から申請のあったすべての開設計画を認定した(表1-1)。そのうちの1社がNTTドコモである。NTTドコモの採用技術LTE(long term evolution)だ。LTEは,各社の開設計画で採用されるほか,日のみならず世界的に最も注目されている方式である。 連載では,LTEはなぜ必要で,何ができるのか。どういう技術特徴があるのか,いつから使えるのかといった疑問に対して,技術的な観点から解説する。 第1回の今回は,LTEという概念が提案されるに至った背景と,実用化に向けたシナリオを紹介する。続く第2回では,LTEで目指す目標として,標準化ではどのような条件が求められたのかを整理する。そして第3回では,その条件を実現するための要素技術,第4回ではLTEを収容するネット

    [LTE-1]LTEは3.9Gの本命,革新的な無線インタフェースを実現
  • [NTTコミュニケーションズ]新クラウド基盤の実験,地域会社のNGNは使えず

    NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は,次世代クラウド・コンピューティング基盤「Setten(セッテン)」の実証実験を2009年6月1日に開始した。流通大手など15社が実験に参加し,性能などを検証した後,年度内の商用化を目指すという。 「あらゆるサービスをつなぐ“接点”にする」ことを目標に開発しているという同基盤は,「サービス創造グループ」への変貌を目指すNTTグループ全体にとっても,サービス連携の要となる可能性がある。だが,実証実験の実施環境を聞くと,現時点ではグループ連携の足並みは乱れている。 Settenは,アクセス網を含むユーザーの利用環境や,企業が自社内に構築済みのシステムまで含めて連携する機能を持つ。例えば,NTTコムが開発した「多要素認証機能」や,企業システムと連携するための公開API(application programming interface)がそれだ。発表時に

    [NTTコミュニケーションズ]新クラウド基盤の実験,地域会社のNGNは使えず
  • シスコがCCIEより上位の資格を新設,スイッチからストレージまで横断的知識を重視

    シスコシステムズは2009年7月17日,最上位のシスコ認定ネットワーク資格となる「Cisco Certified Architect」(CCA)を発表した。従来最上位だったCisco Certified Internetwork Expert(CCIE)より上位の位置付けとなる。2010年1月に試験を開始する。試験内容は英語で,日語化の予定はない。 シスコ広報は「データセンターの構築などは特定の知識だけでは対応できなくなってきた」と資格新設の背景を説明する。新資格ではネットワーク分野全般にわたる横断的な知識体系の獲得を重視する。従来のシスコ認定資格はルーティング&スイッチング,セキュリティ,ボイス,ワイヤレス,ストレージ,サービスプロバイダ,ネットワークデザインと分野がサイロ化していた。これに対してCCAは全分野を包含する上位資格に位置付ける(図1)。

    シスコがCCIEより上位の資格を新設,スイッチからストレージまで横断的知識を重視
  • [クラウドフォーラム]採用企業にしか分からない,クラウドの魅力と不安

    2009年7月16日に開催された「エンタープライズ・クラウドフォーラム」で,日郵政,東急ハンズ,ジェイティービー情報システムの3社がクラウド・サービスに関するパネル・ディスカッションを実施。クラウドの先進ユーザーとして,Force.com,Google Apps,Windows Azureといった象徴的サービスの利点や課題について議論を交わした。 パネリストとして参加したのは,日郵政グループ郵便局会社専務執行役員の岩崎明氏,東急ハンズ IT物流企画部長の長谷川秀樹氏,ジェイティービー情報システム副社長の北上真一氏の3氏。モデレータは日経ソリューションビジネスの中村建助編集長が務めた。 郵便局会社は米salesforce.comの「Force.com」,東急ハンズは米Googleの「Google Apps」,JTB情報システムは米Microsoftの「Windows Azure」を業務で

    [クラウドフォーラム]採用企業にしか分からない,クラウドの魅力と不安
  • マイクロソフトのクラウド用「メガデータセンター」が稼働開始、欧州と米国で

    米マイクロソフトは6月29日(米国時間)、同社のクラウドサービスの基盤となる新データセンターを米国シカゴとアイルランド・ダブリンで7月に運用開始すると発表した。「メガデータセンター」を自称する巨大データセンターで、シカゴのデータセンターでは「コンテナ型データセンター」を大量に導入する。 7月1日にダブリンのデータセンターを稼働する。マイクロソフトが米国外で運用する初めての「メガデータセンター」で、建物の床面積は30万3000平方フィート(約9万2300平方メートル)、稼働当初の消費電力は5.4メガワットという。最大稼働時の消費電力は22.2メガワットにも達する予定。サーバーの冷却に外気を使用するため、電力消費効率が高いという。 シカゴのデータセンターは、7月20日に運用を開始する。建物の床面積が70万平方フィート(約21万平方メートル)で、アメリカンフットボールの競技場16個分に相当する。

    マイクロソフトのクラウド用「メガデータセンター」が稼働開始、欧州と米国で
  • 第65回 [図解]Webサイト構築プロジェクト・ワークフロー - Webデザイン エンジニアリング:ITpro

    今回は,Webサイト構築プロジェクトのワークフローを俯瞰してみたいと思います。実際にクライアントから声がかかる場面から納品,つまり開発案件の完了までを12の「ステージ」に分けて図解してみました。思考のプロセス/人的配置/タスク/ツールなども一緒に記しています。少し大きな図になってしまいましたが,ご参考になれば。 図は,一番上は「4つのステップ/3つのタスク/12の要素(第62回 持続可能なWebサイト開発を支える12の要素)」。その下は,人的配置をロール(役割)ごとに記述しています。その下は,大まかなタスクのレベルです。それぞれの期間内に処理すべき項目を列挙しています。その下が,「ステージ」。プロジェクト全体を12のステージに分類して作業内容を整理しています。基的には,その流れの順で進んでいきます。その下は,それぞれのステージのアウトプットのイメージで,更にその下にはよく使うファイルアイ

    第65回 [図解]Webサイト構築プロジェクト・ワークフロー - Webデザイン エンジニアリング:ITpro
  • 「10年前のNTT再編の意義を再確認すべき」,KDDIがNTT組織議論にのろしを上げる

    KDDIは2009年6月15日,通信業界の競争政策について,記者向けの説明会を開催した。KDDIは,NTTグループの組織体制について見直しが予定されている2010年に向けて,現状の問題点を再提起し,議論を活性化させていきたい狙いだ。 KDDIが問題視しているのは,NTTグループの持ち株会社体制と,NTT東西地域会社に地域通信以外の事業編の進出を認める「活用業務」制度の二つ。 KDDIの古賀靖広・渉外・広報部渉外部長(写真)は,これにより,1996年に当時の電気通信審議会が答申したNTTの再編成の主旨が無効化していると指摘する。「来,NTTコミュニケーションズが他の事業者と競争する想定の事業領域に,NTT東西が電話時代の顧客基盤を背景に進出し,IPサービス時代でも独占体制を継続しようとしている」という。 古賀部長は,「固定通信においては様々なサービスでNTTグループのシェアが高まっている

    「10年前のNTT再編の意義を再確認すべき」,KDDIがNTT組織議論にのろしを上げる
  • 意外に多い?仮想化で十分な効果が出ない企業:ITpro

    「仮想化技術を導入した企業の多くは,コストやリソースの節約を実現できていない」---。Interop Las Vegas 2009(5月17~21日に米国で開催)に来場した120人のネットワーク・エンジニアITマネージャ,IT部門幹部に対するアンケートで,このような結果が得られたという(関連記事)。この調査結果を見て,筆者は軽い驚きをおぼえた。 調査では回答者の55%が,仮想化技術の導入により「望ましい効果よりも面倒な問題の方が多くなった」と述べた。ニュースリリースを見る限り,ここでいう望ましい効果とは主に「コストやリソースの節約」を意味するようだ。 新しい技術が定着して成果を上げるには,それなりの時間を要するのが普通である。調査結果は,この点を差し引いても仮想化を検討中の企業が尻込みしてしまいかねない内容といえる。 Interopの来場者が対象なので,「ネットワーク仮想化」の話ではない

    意外に多い?仮想化で十分な効果が出ない企業:ITpro
  • 仮想化環境を「DNSで」管理するはてな,分散ストレージを自社開発したライブドア

    シンプルでスケーラブルな分散ストレージを自社開発したライブドア 一方ライブドア執行役CTOの池邉智洋氏は,同社のブログや写真投稿サービスなどのインフラで利用中のストレージ仮想化ソフトを自社開発した事例を紹介した。ライブドアのサービス群が求める要件が「いかに安価に容量を追加できるか。過剰な機能と信頼性は不要」(池邉氏)と判断。メーカー製のネットワーク・ストレージの利用を止め,「ファイルのパスがそのままURLになるため,ファイル・システムのパスをURLに変換しなくて済む」HTTPで入出力する分散型仮想ストレージの開発に踏み切ったのだという(写真4)。 設計思想は「複数ノード間の一貫性はCAP定理に基づいて遅延を妥協し,スケーラビリティと読み出しの速さにこだわった。一方で書き込みはそこそこの速度でよく,認証とアクセス制御はアプリケーションで実装するので不要」(池邉氏)というもの。HTTPサーバー

    仮想化環境を「DNSで」管理するはてな,分散ストレージを自社開発したライブドア
  • 日本IBMが自社ブランドでルーターとスイッチ発売、シスコ離れ加速

    IBMは2009年6月19日に、自社ブランドのルーターとLANスイッチを発売する。ブロケード コミュニケーションズ システムズがOEM提供する。5月29日付でブロケードが発表したもの。日IBMが自社ブランドのルーター、LANスイッチ販売に乗り出すのは初めて。IBMはシスコシステムズと蜜月関係だったが、シスコのサーバー参入後は他のネットワーク機器ベンダーとの関係を強化していた。 自社ブランドのIPネットワーク製品を展開する狙いについて、日IBM広報は「クラウドコンピューティングと、米IBMが2月に提唱した企業向けITインフラ構想『Dynamic Infrastructure』の推進のため」と説明する。自社でネットワークからサーバーまで提供できる体制を整え、シスコやヒューレット・パッカードに対抗する。 日IBMが提供するIPネットワーク製品のブランドは以下の通り。大型のシャーシ型ルー

    日本IBMが自社ブランドでルーターとスイッチ発売、シスコ離れ加速
  • 米国のスマート・グリッド技術市場,2014年までに170億ドル規模へ

    米Specialists in Business Information(SBI)が米国時間2009年5月26日,次世代電力供給インフラ「スマート・グリッド」に関する調査結果を発表した。それによると,米国におけるスマート・グリッド関連の技術市場は,2014年までに約170億ドル規模に成長する見通しだという。 米国のスマート・グリッド技術の市場は,現時点で約60億ドル規模になるとSBIは推定しており,同市場が2014年まで年平均成長率(CAGR)21%で拡大すると予測する。 同市場の成長要因としては,再生可能なエネルギー源で生産する電力の使用を最大限にするセンサーおよび制御システムなどの活用のほか,米国内において風力発電や太陽光発電などによる再生可能な電力が広範囲にわたって供給される見通しなどが挙げられている。米国で現在導入されている配電網は,このようなエネルギー源の可能性を最大限に活用する

    米国のスマート・グリッド技術市場,2014年までに170億ドル規模へ
  • [4]動き始めた巨人NTTのデジタル・サイネージ戦略

    今後のネットワーク化を後押しする上で不可欠となるデータ配信方法などの統一化と視聴状況を測定する業界統一基準の策定も徐々に進んでいる。デジタルサイネージコンソーシアムが中心となり,既にデジタル・サイネージを展開中の各社を含めてこれら課題解決に向けて動き出した。 ガイドラインの策定が進む デジタルサイネージコンソーシアムは2008年11月,「デジタルサイネージ標準システムガイドライン 1.0版」(以下ガイドライン)を公開した。デジタル・サイネージのメディア価値を高めるためには,異なるメーカーの表示機器などを共通のインターフェースでネットワーク化し,多様なサイズ/解像度のディスプレイに対して,コンテンツや広告を効率的に配信する仕組みが必要となる。また配信スケジュールや表示有効期間などの指定方法が統一化されていれば,コンテンツ管理などが容易になる。 ガイドラインでは,例えばコンテンツに持たせる属性

    [4]動き始めた巨人NTTのデジタル・サイネージ戦略
  • 顧客の心に響く、プレゼンテーションの極意---目次

    IT営業にとっての最大の見せ場は、ソリューションの提案を顧客の前でプレゼンテーションするときだ。営業担当者の意図を顧客に正確に伝えるべきプレゼンであがってしまっては、今までの苦労も水の泡である。落ち着いて、分かりやすく、ゆっくりと説明しよう。服装や態度にも注意したい。見やすい、分かりやすい、しかも聞き手に安心感を与えるようなプレゼンを行うことが、受注獲得につながる大きなポイントである。

    顧客の心に響く、プレゼンテーションの極意---目次
  • ネットワークを勉強していると,忘れかけていた大切なことに気付く

    ネットワークのしくみを勉強していると,「コミュニケーションのコツや大切さ」に気付くことがよくある。コミュニケーションというのは,人間対人間のコミュニケーションのことである。あいさつや返事の大切さ,チーム作業で気を付けることなど,頭ではわかっていても,知らず知らずのうちにないがしろにしていた自分にあらためて気付かされることが多い。 情報がほしかったら自分をオープンにする 例えば,インターネットに欠かせないしくみとして,ルーターがパケットを目的地まで送り届ける「ルーティング」がある。ルーティングの動きを勉強していくと,「相手のルーターに自分の知っている経路情報を教えると,そのルーターから自分あてにデータが来るようになる」というルールがあることがわかってくる。 筆者がこのしくみを知ったとき,「現実と同じじゃないか」と思った。何であれ情報を得たいと思ったり人脈を広げたいと思ったとき,一番いい方法は

    ネットワークを勉強していると,忘れかけていた大切なことに気付く