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アニメと細田守に関するkangirenのブックマーク (13)

  • 細田守『竜とそばかすの姫』(の、寓喩と演出についてのメモ)|yatte

    とかく細田守は誤解されやすい作家だとおもう。前作『未来のミライ』など顕著な例だったが、映像的な技巧によって観客の解読を惹起する側面がこと細田作品については「なぜかいつも」おしなべて閑却され、おおむねリアリティや蓋然性の側からのみ評価されがちなのだ。これには徴候的なものさえ感じられてしまう――とはいえ実際のところ、この作り手がいつも寓話性とリアリティとの折衷に苦心しているようにみえるのもまた事実で、正味この夏の新作『竜とそばかすの姫』についてもその印象はまったく変わらない。あまつさえ現実と対照されるヴァーチャル空間の映像がどこまでも茫漠とした印象をしかあたえず、そこへ物語の立ちあがりの遅滞や諸要素の不活性がかさなりあうと、なるほどこと作に関しては蓋然性の問題ばかり指弾されてもむべなるかなという気はする。反面、細田のもくろみがあくまで寓話の構築にあった点をつよく意識して画面をおもいおこしてい

    細田守『竜とそばかすの姫』(の、寓喩と演出についてのメモ)|yatte
  • ᑕᑯᑦᓱᒍᓱᑉᐳᖅ on Twitter: "細田守の思うふわっとした理想の母親像を実際に子育てしてる女性脚本家・奥寺佐渡子が穿った視線で「現実にいそうな感じの人」として表現、でも細田守本人はそのことに気づいてない…っていうの本当に間違いない"

    細田守の思うふわっとした理想の母親像を実際に子育てしてる女性脚家・奥寺佐渡子が穿った視線で「現実にいそうな感じの人」として表現、でも細田守人はそのことに気づいてない…っていうの当に間違いない

    ᑕᑯᑦᓱᒍᓱᑉᐳᖅ on Twitter: "細田守の思うふわっとした理想の母親像を実際に子育てしてる女性脚本家・奥寺佐渡子が穿った視線で「現実にいそうな感じの人」として表現、でも細田守本人はそのことに気づいてない…っていうの本当に間違いない"
  • 『おおかみこどもの雨と雪』におけるヒロインの怖さ at 愛書婦人会

    赤ちゃん連れOKのママズ・クラブ・シアターで乳幼児にまみれながら『おおかみこどもの雨と雪』見てきました。0歳児と5歳児の世話をしながら見たので見落としているところも多々あると思いますが。 序盤、妊娠したヒロイン・花が便器を抱えて吐きまくるところで「これは好感が持てる映画だな」と素直に思ったことを記しておきましょう。だいたいフィクションの中のつわりって一回吐いて「…妊娠?」で終わりじゃないですか。実際自分の身につわりが起きて、2ヵ月以上船酔い状態でマーライオンのごとく吐き続けたときは、心底「聞いてない」と思いましたもん。そのほかにも出産直後のベッタベタの髪の表現といい、幼児にを破られまくるところといい、夜泣きに弱ってうろうろするところといい、育児あるあるの連続。アニメーション映画でここまで乳幼児の育児を執拗に描いた作品があっただろうか。育児の苦労を描いてくれてありがとう! あとなんか映像が

  • 「少女はその道の大家(=宮崎駿)がいるのでね」ジブリ入社試験に落ちた細田守が果たした‟偉業”《『おおかみこども』地上波放送》 | 文春オンライン

    「動物に関してはよく『性的な意味はあるんですか?』と聞かれることはあるんです。世の中には『ケモナー』と呼ばれる人がいるらしくて、『監督も私と同じですか?』みたいな(笑)。でもそんなことを言えば、ピクサーだってディズニーだって、みんなケモナー仕様ですよね? なぜそこは突っ込まない? (中略)動物というのはアニメーションと相性がいいはずなんですが、日では残念ながら性愛的に解釈される(笑)。まあ、それはそれでひとつの楽しみ方のひとつだし、ありだとは思いますが」 と答えている。 続く回答で、細田守監督から興味深い言葉が語られる。 「僕は少女よりは、少年の方がおもしろい存在だと思っています。だからショタを描くというよりは、もっと別の意味合いで描いている。少女の場合は、その道の大家がいるのでね」 「少女の大家」=宮崎駿の長年の願い 収録された書籍『世界といまを考える 3』上では、「その道の大家」の部

    「少女はその道の大家(=宮崎駿)がいるのでね」ジブリ入社試験に落ちた細田守が果たした‟偉業”《『おおかみこども』地上波放送》 | 文春オンライン
  • 細田守最新作『未来のミライ』レビュー

    『未来のミライ』の大きな価値のひとつは、過去の細田守作品の解釈が変わることだ。過去作はどこかで賛否は分かれる面があったが、今回は特にそうした賛否が分かれる点についてが描かれている。特に否定派ほど観たほうがいい。これまでの作品で言葉にできなかった違和感のすべてが作にある。 否定派ほど観たほうがいい。 『未来のミライ』は一見すると理想的な家族が第二子・ミライを授かり、両親や親族の興味が4歳の長男である主人公のくんちゃんよりもミライに向かってしまう。そこでくんちゃんはミライに対して妬いてしまう。ひとりぼっちなとき、なんと中学生に成長したミライに出会う。彼女は未来から来たのか? それとも……というシナリオだ。 細田作品で頻発する賛否の分岐点 ではどこでその自尊感情がフォローされるのかというと「家族」、「血縁」だ。長い血縁の中に自分がいる。みんな同じような子供時代を生きた。きみもそうだ。だから少し

    細田守最新作『未来のミライ』レビュー
    kangiren
    kangiren 2018/07/21
    よつばとアニメ化しないかなと思いながら見てました。
  • 「おおかみこどもの雨と雪」 - 紙屋研究所

    帰省中に娘が寝た後、つれあいといっしょに映画「おおかみこどもの雨と雪」を観に行った。人間であり狼である狼男と結婚した、大学生・花(ハナ)が狼男の子どもである雪(ユキ)と雨(アメ)を生み育てる物語である。 以下はネタバレをする。結末がわかってもいいという人だけ読んでほしい。 ハナの視点で観る つれあいもぼくも、この映画をハナの視点で観た。 子どもたちが生まれるとほどなく狼男は事故で死んでしまい、ハナはシングルマザーとして苦労しながら2人の子どもたちを育てる。「おおかみこども」であることを人々に気取られないようにするので、母子はほとんど社会と隔絶して生きねばならない。医療も社会支援も一切得られない都会のアパートで生活し、ビクビクしながら時たま外を散歩するというほどである。 ぼくらは小さな子どもを持つ親として、働き手である夫を失い、自身は幼子を抱えて働きにも出られない、まさにハナの子育ての苦労に

    「おおかみこどもの雨と雪」 - 紙屋研究所
  • おおかみこどもの雨と雪/田舎とスタッフワークと強い方 - 指輪世界の第五日記

    (この映画でもっともバイオレントセクシャルで素晴らしいと思う風呂場で錠を下ろすシーンの画像が見つからない! ここにあると思って頂きたい) 「hoi」 「hai」 「他の作業しながらなんで応答率低いけれど、いるよ」 「これが細田守監督のインタビュー http://wired.jp/2012/07/21/interview-hosoda-mamoru/」 「とりあえず昨日の怒りの話をさせてもらうけどさ、」 「どうぞ」 「田舎の社会性、田舎で農業やってる社会集団はさ、すごく環境の共有部分が大きいから、ああいう動きにはならないんだよ。ああはならない」 「というと?」 「都会であれこれ雇用労働してる人らはさ、ある地域のお隣ご近所っていってもけっこう職種とかばらばらだからさ」 「たとえば、お隣のご主人が最近調子よくて昇進したらしいですわねとか、いったって、」 「そのうわさ話からそんなに自分とこの生活や

    おおかみこどもの雨と雪/田舎とスタッフワークと強い方 - 指輪世界の第五日記
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  • 本編観てないのに『おおかみこどもの雨と雪』のコンテを読んだぜぇ(^-^)/ワイルドだろ〜 - きみにとどけてれぱしー

    ストーリーを追ったら誰でも思う「学生なんだから避妊しろよ」という意見は二重に間違っている。一つは単純に「学生だって子供産んでも良いだろ」という話。もちろんおれも、若くして子供がいる人を見ると思わず親子の年の差を計算して「コイツ齢○○にして中出ししたorされたのか」と唇を噛み締める側の人間だ。学生なのに生で性行為に励む連中を憎む気持ちは君たちと変わらない。だが「学生だから避妊しろ」という計画性のなさを叩く意見は「蓄えのない奴は子供を産むな」という話にすり替わり、最終的には低所得者強制パイプカット法案が賛成多数で可決され、おれの精管が政府の手によって切断されるディストピア社会が到来するのは明らかだ。その点からこの意見には大いに反対の声を上げたい。 世相を斬る社会派ブログとしての一面を披露したあとで残りの理由を挙げると、主人公は後先考えずに行動するタイプの人として、ちゃんと描かれているのだ。野菜

    本編観てないのに『おおかみこどもの雨と雪』のコンテを読んだぜぇ(^-^)/ワイルドだろ〜 - きみにとどけてれぱしー
  • 細田守の新作「おおかみこどもの雨と雪」を観た - 挑戦者ストロング

    おおかみこどもの雨と雪 BD(編1枚+特典ディスク1枚) [Blu-ray] 宮崎あおいAmazon新宿バルト9で「おおかみこどもの雨と雪」を観てきた。以下、CinemaScapeに投稿した感想。ネタバレなので畳んでおきます。ひどいこと書いてますが、映像はたいへん目に快く、眼福でしたよ。これホント。 作り手の都合でリアリティを露骨に出したり引っ込めたり使い分けられて、登場人物に親身になって寄り添える筈もなく。(★2) アニメとは、実写では難しいムチャクチャもできる表現媒体だ。が長を履いてチャンバラしたり、豚が戦闘機を操縦してドッグファイトしたり、犬の探偵がプロトタイプベンツで爆走したりする。それは作品毎にリアリティレベルというものがあって、「こういうところはウソつきますよ、でもああいうところはウソじゃないですよ」という線引きが各々の作品でなされているから観客は「なるほど、このお話はそ

    細田守の新作「おおかみこどもの雨と雪」を観た - 挑戦者ストロング
  • 映画『おおかみこどもの雨と雪』の母性信仰/子育ては1人では出来ません - デマこい!

    ※この記事は、書かれた当時のブログ記事の流行にのっとり、意図的に「毒舌」な書き方をしています。苦手な方はお読みいただかないことをおすすめします。 おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫) 作者: 細田守出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/06/22メディア: 文庫 クリック: 359回この商品を含むブログ (88件) を見る 細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』を観てきた。細田監督はポスト宮崎駿の最有力候補と目されており、『おおかみこども』は『となりのトトロ』と並び称されることが多い。『カリオストロの城』や『ナウシカ』で評価を積み重ねた宮崎駿は、ファミリー向けの映画『トトロ』で名声を確固たるものにした。それと同様に、『デジモン』や『オマツリ男爵』、『時をかける少女』で評価を積み重ねた細田監督が、『おおかみこども』で宮崎駿と同じような経歴をたどる

    映画『おおかみこどもの雨と雪』の母性信仰/子育ては1人では出来ません - デマこい!
  • 「おおかみこどもの雨と雪」で感じたメッセージ - subculic

    映画こんなアニメ映画を細田守監督は作るようになったんだ。『おおかみこどもの雨と雪』鑑賞後、なんだか落ち着いた気分になった。大きな起伏、“転”を経てエンディングを迎えるのだろうという娯楽映画への先入観をあっさりと翻し、しかし爽やかに「彼ら物語はまだ途中」と告げる余韻を残し、終わってしまった。お伽話と現実を結ぶちょっとシニカルだけど、優しい目線。細田守監督の目線がすぐそこにあるような、見つめられている感覚にしばし酔ったといった方が正確かもしれない。よくもまあこんな映画が作れるものだと驚き半分、涙半分だった。色々と語りたくなる作品だと思う。《花》と《彼》の人生観だとか《雨》と《雪》の“男女差”、「おおかみこども」の人間らしさと野性、田舎ネットワークの厳しさと情、多くの要素は表裏一体で、おとぎ話と現実というテーマに結びついていることも面白かった。どちらか一方だけに偏らない。「どちらでも選択できるよ

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