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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (8)

  • 内ゲバの時代 : 池田信夫 blog

    2013年07月19日15:56 カテゴリその他 内ゲバの時代 きのうの記事には大きな反響があったが、中核派という組織を知らない人も多いようだから、説明しておくのもわれわれの世代の責任だろう。 中核派は、60年安保のあとにできた革共同という組織が革マル派とわかれてできたもので、革マル派が黒田寛一などの理論を重視するのに対して、直接行動を重視する「肉体派」だった。60年代後半には、社学同(ブント)・社青同(解放派)とともに「三派全学連」として武装闘争の中心になり、羽田闘争や佐世保闘争などでは大量の逮捕者を出した。 このころはまだ運動のエネルギーが国家権力に向いていたのだが、70年代になって新左翼運動が退潮してくると、党派同志で争う「内ゲバ」が増えた。それも最初は集団で衝突するなぐり合いで、「頭はねらうな」という暗黙のルールがあったが、私が大学に入ったころからそういうルールが崩れ、個人をねらう

    内ゲバの時代 : 池田信夫 blog
  • アメリカ人は「人身売買」を非難できるのか : 池田信夫 blog

    2013年05月18日17:33 カテゴリその他 アメリカ人は「人身売買」を非難できるのか 橋下発言で慰安婦問題がまたこじれて、私のところにも週刊誌の取材が来るが、お断り。基的な事実関係は「NYタイムズのための『慰安婦問題』入門」にかなりくわしくまとめたので、それを参照していただきたいが、今回の騒ぎについてはちょっとボタンの掛け違えがあると思う。 発端は13日のぶら下がりで、村山談話についての話の中で出てきた「あれだけ銃弾の雨嵐のごとく飛び交う中で、命かけてそこを走っていくときに、そりゃ精神的に高ぶっている集団、やっぱりどこかで休息じゃないけども、そういうことをさせてあげようと思ったら、慰安婦制度ってのは必要だということは誰だってわかるわけです」という一節だけを取り上げたものだ。 これは話の筋でもないので「口がすべった」といって撤回すればよかったのに、橋下氏が「世界各国に同じ制度があっ

    アメリカ人は「人身売買」を非難できるのか : 池田信夫 blog
    kangiren
    kangiren 2013/05/19
    その反省の上に今のオバマ大統領がいる気がする。
  • 保守の劣化 : 池田信夫 blog

    2010年12月29日13:57 カテゴリ法/政治 保守の劣化 今年はいろんなものが終わった年だが、もう終わったのに死にきれないのがマスコミだ。特に、けさ話題になっている産経の記事は、あまりにも拙劣なでっち上げである。 見出しには「仙谷氏『専業主婦は病気』と問題発言か」とあるが、記事の文で仙谷氏は「専業主婦に家庭の運営を任せておけばいいという構図を変えなかったことが、日の病気として残っている」と発言している。病気なのは専業主婦ではなく日であり、彼の発言は常識的なものだ。文と矛盾する見出しをつける産経の整理部は、頭がおかしいのではないか。 最後に「雑誌『正論』2月号で高崎経済大の八木秀次教授が指摘した」と書いてあるので検索してみると、便利なことにその記事をコピペしたブログ記事があった。それによれば、八木氏は「『こども園』は羊の皮をかぶった共産主義政策だ」という記事でこう書いているそう

    保守の劣化 : 池田信夫 blog
  • 日本振興銀行事件への疑問 : 池田信夫 blog

    2010年06月12日14:03 カテゴリ経済 日振興銀行事件への疑問 日振興銀行の事件は、家宅捜索や木村剛前会長の事情聴取に発展した。直接の容疑である検査妨害はともかく、問題のコアである出資法違反については疑問が多い。金融庁によると、振興銀行が貸金業者から約100億円の債権を買い取る際、約1ヶ月後に貸金業者(SFCG)が買い戻す契約を結んだうえ、買い取り手数料を受け取ったことが「事実上の金銭貸借」であり、出資法の上限金利(年29.2%)を超える年45.7%の金利を受け取った違法行為だという。しかし金融業界では、こうしたビジネスは珍しいものではない。 投資銀行が法人から「手数料」を取って行なっているビジネスや、証券化商品によって行なっている取引には、もっとハイリスク・ハイリターンのものがある。こうした取引は「金銭貸借」とみなされないように契約を工夫したり、仕組債などで複雑化して取引相手

    日本振興銀行事件への疑問 : 池田信夫 blog
    kangiren
    kangiren 2010/06/12
    でたよ国策捜査(笑)
  • 天皇制と2ちゃんねる : 池田信夫 blog

    2010年05月02日02:23 カテゴリIT経済 天皇制と2ちゃんねる きのうのニコニコ生放送は、「ネット上の誹謗中傷を考える」というテーマで、3時間もつのかな・・・と思っていたら、冒頭から田原総一朗さんが「私はネットはよくわからない」といって30分ぐらいで題を切り上げ、「天皇制は是か非か」といったすごい話題になった。そのとき、無理やり題に戻そうとして、私が「2ちゃんねるは天皇制の鏡像だ」と話したのが、意外に受けたので、ここで解説しておく。 昔のコラムで書いたように、2ちゃんねるのパワーの源泉は、会社に不満をもちながら、それを上司にはいえない平社員のストレスだと思う。そこでは、会社は定年まで脱出できない共同体として自分のアイデンティティでありながら、他方では組織の強い同調圧力がストレスの原因になっている。このように会社の求心力が強いのは、日が平和だったため国家の最高指揮官としての天

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    kangiren
    kangiren 2010/05/02
    なんで、池田先生はタイトルが釣りになってしまうのか?
  • 正しいセーフティ・ネット : 池田信夫 blog

    2010年03月16日12:09 カテゴリ経済 正しいセーフティ・ネット きのう片山さつきさんとの対談で、ツイッターの反応も同時進行で見たのだが、若者の福祉に対する不安が強かった。税金や年金が団塊以上の世代にい逃げされ、自分たちには重税と不安定雇用が残るのではないか、という絶望が彼らの消費を抑制し、不安をさらに増している。 日のように成熟した社会では、急速な成長を求めるのではなく、福祉による「幸福度」の向上を求めようという民主党の考え方はわからなくもない。しかし、それならまず手をつけるべきなのは、不合理な社会保障制度だ。湯浅誠氏のいうように、現在のセーフティ・ネットは穴だらけで、もっともネットを必要とする零細企業が失業保険を払っていないため、職を失うと「すべり台」のようにホームレスになってしまう。 他方で、福祉の負担を企業に押しつけてきたため、大企業の付加給付や年金負担は賃金総額を上回

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    kangiren
    kangiren 2010/03/16
    なっとく
  • 書評: みんなの党は政界再編の受け皿になるか - 池田信夫 blog

    2010年01月14日21:18 カテゴリ経済 みんなの党は政界再編の受け皿になるか 鳩山政権が政権末期の様相を呈し、自民党もわけのわからない復古政党になろうとしている今、みんなの党の存在感が高まっている。著者(渡辺喜美代表)も『文藝春秋』で、中川秀直氏に「新旧分離」によって自民党を「清算会社」にしようと呼びかけていた。河野太郎氏は今のところ、みんなの党に合流する気はないようだが、このまま参院選に突入すると、自民党の惨敗は必至だから、みんなの党が「存続会社」として政界再編の受け皿になる可能性もある。 書の前半は民主党批判だが、これはありきたりで大しておもしろくない。重要なのは、後半のみんなの党の政策を説明した部分で、総選挙のマニフェストとは微妙に変化している。中心になっているのは、著者が自民党時代に心血を注いだ公務員制度改革で、これについては私も賛成だ。ただその根幹は彼の書いている「1

    書評: みんなの党は政界再編の受け皿になるか - 池田信夫 blog
    kangiren
    kangiren 2010/01/14
    気がかりなのは、党首が世襲議員だということ。
  • 電子ブック戦争 日本の敗北 : 池田信夫 blog

    2009年11月15日15:40 カテゴリIT 電子ブック戦争 日の敗北 Google Booksをめぐる新しい和解案が提示され、英米圏の以外は除外されることになった。これまでこのプロジェクトに文句をつけてきた日文芸家協会などは喜んでいるだろうが、これによって次の大きな市場と目されている電子ブックで、日が敗北することが確実になった。 今のところトップランナーはアマゾンのKindleだが、日語のを読むことはできない。ソニーは欧米ではSony Readerを販売し、Kindleに負けない台数を出荷しているが、今回の新和解案で決定的に不利になった。ソニーはGoogle Booksと提携してEPUBというオープン規格を採用しているので、日が和解から除外されると、Sony Readerで日を読むことは不可能になるからだ。 英米の出版業界がGoogle Booksに好意的なのは、

    電子ブック戦争 日本の敗北 : 池田信夫 blog
    kangiren
    kangiren 2009/11/15
    携帯端末でシェア取れたらいいんや!!
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