「ここまで試合に出られないのも久しぶり。今シーズンはチームとしても個人的にもきついシーズンだった」と話すのは萬代宏樹。得点数こそ昨季を上回る5得点を記録したものの、出場数は32試合から27試合に減少。そのうち先発は半分の13試合と自身、納得できる数字ではない。「節目節目で悔しい思いをした」と振り返るプロ10年目は、悔しさ以外の記憶がしばらく出てこなかった。 そのなかで、あらためて感じたものもあったという。「ちょっと落ち込んだりしている選手とか、先発から外されたりしてサブ組だけで残って練習することが多かったなかでも、みんなが声をかけて、1年間とおしてそういうことができてたのが山形の良さ。自分としてもそういうところで学ぶことは多かった」。今季の悔しさが来季の笑顔につなげることができるか。 山形の選手名鑑(クラブ公式サイト)
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