韓国のセキュリティ企業のAhnLabのコールセンター(2009年7月10日撮影)。(c)AFP/KIM JAE-HWAN 【7月12日 AFP】米韓の政府機関などのウェブサイトが大規模なサイバー攻撃を受けた問題で、韓国の情報機関、国家情報院(National Intelligence Service、NIS)は、北朝鮮のハッカーの1人が攻撃に関与していたことを突き止めた。朝鮮日報(Chosun Ilbo)が11日報じた。 匿名を希望する政府関係筋が同紙に語ったところによると、北朝鮮のYunという姓のハッカーが使用するIP アドレス(ネット上の住所)が今回の攻撃で使われたことが判明したという。 NISは1月、北朝鮮が分散サービス妨害(Distributed Denial of Service、DDoS)と呼ばれるサイバー攻撃で韓国の情報技術研究施設などのデータを盗み出していたことを突き止めて