「うつ」がもはや一般的な病気となっている昨今。「私は大丈夫」なんてことは決して言えない。では、どうすれば「うつ」にならずに生活を送れるのか? また本当に「うつ」という病気は世の中に増えてしまったのか? 聖隷沼津病院にて現役内科医である三井康利先生に話をうかがった。 『心医術―わくわくする生活と健康の理論的関係』 (1,890円、パレード) 本書は、現役内科医による人間関係とよりよい生活習慣を提案する"ストレス社会"に生きる人たちに向けた1冊 。医学だけでなく、進化学、心理学、人間行動学をはじめとする様々な学問の知見を合わせ、ホリスティック(全体的・包括的)な視点から、ストレスを円滑に解消し、よい生活習慣や「こころ」の持ち方を提案。「健康に関心の出てきた中高年の方だけでなく、20代、30代の方にも読んでほしいですね」(三井氏)。 --現代社会はストレスが多く、「うつ」など心の病気に悩む方が