現代のサンフランシスコ。市立の資料館で働き、老犬リースと暮らす29歳のジェニーは、ある日ホテルで行われた年越しパーティで、青年エリス・ジョーンズと出会い、惹かれあう。エリスの結婚記念日で彼の実家に招かれた二人。ジェニーとは初めて会うはずのエリスの父親は彼女を一目見るなり、驚愕の表情で「アデライン」と呼びかける。それは、彼が若い頃、心から愛した女性の名だった――。 『アデライン、100年目の恋』作品情報 | cinemacafe.net 本作はある出来事をきっかけに年をとらなくなった女性ジェニーを描いたお話でしたが、年をとらなくなったことで得たもの、失ったものが両方明確に描かれていたのがとても印象的でした。本作のおもしろいところはジェニーは不老不死ではなく不老であるという点です。 つまり死なないわけではなく単に老化しないだけという設定なのですが、こういう設定になってみて初めて気づくのは不死で