タグ

ブックマーク / note.com/mostsouthguitar (6)

  • テロに屈して統一教会をつぶしたとき私たちは何を得るのか|加藤文宏

    論考・取材・タイトル写真 加藤文宏 何を得るためのものかという疑問 安倍晋三元首相が暗殺されたテロから、すべてがはじまった。 テロから1年3ヶ月後、政府は旧統一教会/現家庭連合に対して解散命令を下すための手続きに入った。旧統一教会はテロを行ったのではなく、教団は安倍とともに標的にされた側だったが、犯人が望んでいた通りになったのだ。 盛山正仁文科相は旧統一教会を、「多くの方々を不安や困惑に陥れ、その親族を含む多くの方々に財産的、精神的犠牲を余儀なくさせて、その生活の平穏を害するものでした」と語った。 旧統一教会は約20年かけてコンプライアンスを向上させ献金トラブルを減らしていた。いっぽうで献金を苦にする人がいる宗教団体が多数存在している。聖神中央教会は、主管牧師が教義を用いて脅したうえで、成人女性から小学生までを強姦して懲役20年の刑が確定し、献金問題も抱えた宗教法人だが解散請求されていない

    テロに屈して統一教会をつぶしたとき私たちは何を得るのか|加藤文宏
    maturi
    maturi 2023/10/27
  • コロナ禍を騒がせた彼らはさっそく忘れられてなにも解決されないままひとつの時代が終わるのか|加藤文宏

    コロナ禍が“原因”で反ワクチンや陰謀論の騒動が“結果”なら、この結果が原因になって新たな問題が登場しても不思議ではない。あの奇妙な人々の騒動が賞味期限切れの話題になっても、彼らは消えていなくなったわけではないのだ。 彼らは消えていなくなったわけではない2020年1月に国内で新型コロナ肺炎の感染者が見つかってから、私たちは今まで経験したことのないできごとに翻弄され続けてきた。こうしたできごとには変異株が登場したように人智の領域を超えたものもあったが、多くは人間が右往左往したため生じたものだった。 なかでも社会の耳目を集めたものにマスク反対とワクチン反対を声高に叫んだ人たちの街宣活動や陰謀論者の奇妙な言動があり、後者では逮捕者を出して報道が加熱した。では、その後どうなったのか。 賞味期限切れの話題と感じられ後日談が語られる機会も減っているが、彼らは消えていなくなったわけではなく、相変わらず似た

    コロナ禍を騒がせた彼らはさっそく忘れられてなにも解決されないままひとつの時代が終わるのか|加藤文宏
    maturi
    maturi 2022/06/20
    42万人死にます!と騒がせた一味の記事ではなかった
  • 組織と人 【神真都Q】の暴走を幹部さえ止められなくなる日|加藤文宏

    この集団についておおまかにまとめるなら、Qアノン陰謀論から派生した民族主義的色彩を帯びたカルト集団で、現在は反ワクチンと構成員の移住計画「エデン」が目立った活動と言える。そして、構成員の強力な組織化と実力行使指向がコロナ禍に登場した反マスク反ワクチン団体のなかで神真都Qを得意な存在にしている。 たとえば、2020年半ばに活動を活発化させた平塚正幸の国民主権党もかなり注目を集めたが、平塚のスタンドプレーに党員が追随している印象が強く、ワクチン保管用冷蔵庫の電源を落とす呼びかけを盛んにしても実力行使を自慢する者はなかった。 対して神真都Qは2021年後半からの数ヶ月で全国規模の団体になり、実力行使志向が強いのは冒頭で紹介した会場への乱入を見てもあきらかだ。エデン計画では土地の取得や移住を標榜して、これも現実的な取り組みに着手している。 また神真都Qの構成員を名乗るには個人情報を団体に提出しな

    組織と人 【神真都Q】の暴走を幹部さえ止められなくなる日|加藤文宏
    maturi
    maturi 2022/04/16
  • 反ワクチン派の正体とこれから彼らが社会にかける大迷惑をあきらかにしよう|加藤文宏

    著者:ケイヒロ、ハラオカヒサ それを理解できない隣人たち新型コロナ肺炎ワクチンの接種を拒否する人にはさまざまなタイプがある。単なる注射嫌いや医者嫌いで拒否し続けている人もいれば、他人から強制されるのを嫌う人やワクチン接種は陰謀だと信じ込んでいる人もいる。 これらのうちワクチン害悪論や陰謀論を信じる人は、接種率が80%程度に達しているにもかかわらず未だに他人の接種に口出しをしてやめさせようとするし、自分の思い通りにならない人を甚だしく小馬鹿にしたり激怒する。 いま重篤な症状になっているのは圧倒的に非接種者なので勝手にしろと言いたいところだが、医師や看護師の方は迷惑を被っているし、届いた接種券を身内に捨てられるなど厄介なできごとも発生している。 そしてどう考えてもコロナ禍の終了とともに人柄が元通りになるはずがなく、こうした人たちとは社会の一員として付き合い続けなくてはならない。彼らは何者なのか

    反ワクチン派の正体とこれから彼らが社会にかける大迷惑をあきらかにしよう|加藤文宏
  • 土石流災害とノイジーマイノリティーが可視化させたもの|加藤文宏

    ──反原発、再エネ賛美、フェミニズム、五輪。議論なんてなかった。 著者:ケイヒロ、ハラオカヒサ この国は議論が死に絶えたかに見える相手を言い負かすためではない、よりよい着地点を目指すための議論が圧倒的に足りない。 たとえばオリンピック開催の是非が問われるなか、是と非それぞれの多様な意見が冷静に吟味されただろうか。 誘致、決定、その他国立競技場ザハ案の紆余曲折などさまざまなできごとがあるたび人々の関心の高まるのは当然だった。こうしたなか森元首相発言から生じた「わきまえない女たち運動」もあった。 「わきまえない女たち運動」のすべてが無意味だったとは言わないが、報道も世論も騒動として消費された感がある。当事者たちと第三者が大きな声で応酬しあうだけで議論を深めるには至らなかった。これがコロナ禍は2年目、開催まで半年のできごとだった。 それ以前、それ以後どうだったのか。新型コロナ肺炎の国内での流行が

    土石流災害とノイジーマイノリティーが可視化させたもの|加藤文宏
  • なぜあの人はウレタンマスクを使い続けているのか|加藤文宏

    ──なぜウレタンマスクを使い続ける人がいるのか。省エネが叫ばれても半袖スーツ、長袖の上着に半ズボンといった意識高いファッションをどうしても受け入れられない人が多かったのと同じかもしれないと考えてみる。 著者:加藤文(ケイヒロ)、ハラオカヒサ ウレタンマスクはとってもうれしいマスクだった新型コロナ肺炎が国内で蔓延しはじめた2020年1月から、私たちはマスクが不可欠な生活を1年半以上にわたって経験し、これは現在進行形で続いている。 必需品とも言えるマスクだが、すんなり買えたのは1月中かせいぜい2月初旬までだったかもしれない。コロナ禍初期から品薄になっていたマスク中国の不織布輸出制限で更に手に入れにくいものになり、品薄と高値が解消されはじめたのは2020年5月から6月頃、店頭に山積みされるようになるのは同年の秋以降だった。 サージカルマスクが品薄になればウレタンマスクと布マスクが注目を集めるの

    なぜあの人はウレタンマスクを使い続けているのか|加藤文宏
    maturi
    maturi 2021/08/11
    ウィルス感染予防効果はありませんて小さく書いてある商品も存在しますね(多分PITTAにも)。透明プラスチックのフェイスガードにもほぼ必ず書いてある(本製品は料理用です等)
  • 1