【ニューヨーク共同】米東部マサチューセッツ州ボストンの市長選が2日実施され、台湾系2世の市議ミシェル・ウー氏(36)が初当選した。ボストン市長選で女性が当選するのは史上初で、非白人の当選も初。任期は4年。市長選は、女性候補同士の対決となった。 ウー氏はハーバード大法科大学院出身の弁護士で、2014年からアジア系初の市議。選挙戦では左派系の主張が目立ち、公共交通機関の無料化や家賃制限、野心的な気候変動対策を訴えた。
【ニューヨーク共同】米東部マサチューセッツ州ボストンの市長選が2日実施され、台湾系2世の市議ミシェル・ウー氏(36)が初当選した。ボストン市長選で女性が当選するのは史上初で、非白人の当選も初。任期は4年。市長選は、女性候補同士の対決となった。 ウー氏はハーバード大法科大学院出身の弁護士で、2014年からアジア系初の市議。選挙戦では左派系の主張が目立ち、公共交通機関の無料化や家賃制限、野心的な気候変動対策を訴えた。
(2010年12月16日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世界は中国の猛烈な変化のスピードに慣れた。また1年経つと、また10%成長する。だが、思春期の子供の身長が急に伸びる様子をドアの柱に印をつけて観察する親のように、経過を追うことには一定の意味がある。 これは単に、中国の成長を記録するということではない。むしろ、筆者の念頭にある節目は測定するのが難しいものだ。 大きな節目を迎えた2010年 確かに今年は、ドル建てで見た中国経済の規模が日本経済を追い抜いた年であり、このために2010年は確実に歴史教科書に残るに違いない。だが、この1年は別の意味でも、中国の復興にとって極めて重大な年だと見なされるだろう。以下、柱に刻まれた7つの印を順不同に挙げる。 渋面外交 : 今年はアジア地域における中国の「微笑外交」が渋面に転じた年だった。 これは誇張されかねない話ではある。自己主張を強める中国政府の
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