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本に関するmustikkaのブックマーク (56)

  • <著者は語る>データの独裁許すな 『ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙(だま)されるのか』 統計学者 ジョージナ・スタージさん:東京新聞 TOKYO Web

    <著者は語る>データの独裁許すな 『ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙(だま)されるのか』 統計学者 ジョージナ・スタージさん 数字にはインパクトがある。「失業率5ポイント増」「外国人による犯罪件数が10万件増」。そう聞けば、誰もが不安を感じるだろう。しかし、疑問を持たずに、その数字を受け入れていいのだろうか。英下院図書館の上級統計学者、ジョージナ・スタージさんはあっさり否定した。「失業や犯罪の定義、さらには数え方で数字は変わる」 英国で失業の定義は30回以上も変わった。失業対策のアピールや失業手当の支給を抑えるために、政府が変えてきた。外国人の犯罪件数も排外的な人が数えれば、微妙な事案を犯罪に数えがちだ。同図書館の統計は世界で最も信頼度が高い部類だが、スタージさんは「数字を作るのは結局は人。適切に数えるのは難しく、不確かな統計で政策を誤らせたケースは枚挙にいとまがない」と肩をす

    <著者は語る>データの独裁許すな 『ヤバい統計 政府、政治家、世論はなぜ数字に騙(だま)されるのか』 統計学者 ジョージナ・スタージさん:東京新聞 TOKYO Web
  • <書評>『江戸の憲法構想 日本近代史の“イフ”』関良基(よしき) 著:東京新聞 TOKYO Web

    大日主義とは、国力(軍事・政治・経済)の増強を最優先の国家目標とし、もって安全と繁栄を確立しようとする。吉田松陰を起点とし、藩閥と軍閥が推進した戦前日の国家方針であった。 他方、小日主義とは、質実(経済と生活の質)の向上を最優先の国家目標とし、もって平和と豊かな社会を実現しようとする国家方針である。戦後の日国憲法によって規定されている。 書は、上田藩(長野県上田市)出身の赤松小三郎(こさぶろう)らによる六つの憲法構想を比較分析し、結果として小日主義、そして日国憲法の思想的な源流を明らかにしている。いずれも天皇を絶対的な主権者とすることなく、具体的な議会像を示すもので、なかには民選議会や基的人権を規定する構想もあった。

    <書評>『江戸の憲法構想 日本近代史の“イフ”』関良基(よしき) 著:東京新聞 TOKYO Web
  • 深田萌絵「光と影のTSMC誘致―台湾で隠蔽される健康被害」 | ZAITEN(ザイテン)「過激にして愛嬌あり」の経済情報マガジン

    ZAITEN2024年04月号 台湾で隠蔽される健康被害 TSMC誘致は第二の水俣病問題になりうる 深田萌絵「光と影のTSMC誘致―台湾で隠蔽される健康被害」 カテゴリ:インタビュー 『光と影のTSMC誘致』 (かや書房)/¥1,500円+税 ITビジネスアナリスト 深田萌絵 ふかだ・もえ―Revatron株式会社代表取締役社長。早稲田大学政治経済学部卒。著書に『IT戦争の支配者たち』(清談社パブリコ)、『ソーシャルメディアと経済戦争』(扶桑社新書)、『量子コンピュータの衝撃』『メタバースGAFA帝国の世界支配を破壊する! 』(ともに宝島社)などがある。 私はITビジネスアナリストとして、日の半導体産業の危機について訴えてきました。台湾の半導体企業であるTSMCの熊進出はメディアでは好意的に報道されることが多いですが、日にとって、何より熊県にとって害でしかありません。 TSMCは

    深田萌絵「光と影のTSMC誘致―台湾で隠蔽される健康被害」 | ZAITEN(ザイテン)「過激にして愛嬌あり」の経済情報マガジン
    mustikka
    mustikka 2024/03/15
    ‘TSMCは台湾本国で、発がん物質を垂れ流しにしてきました。台湾は人口密度あたりの人工透析患者数が世界一です’。
  • 「株式投資ではなぜ儲けることができるのか?」《驚異のリターン9300%》《個人資産800億円超》の“伝説の投資家”が明かす「勝ち方のエッセンス」(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    「株式投資ではなぜ儲けることができるのか?」《驚異のリターン9300%》《個人資産800億円超》の“伝説の投資家”が明かす「勝ち方のエッセンス」 2005年、日の長者番付で、ある投資家の名前が1位にランキングされた。当時世間に衝撃を与えたのは、彼が一介のサラリーマンにすぎなかったことだった。その肩書は「タワー投資顧問 運用部長」。投資顧問会社でヘッジファンドを運用し、その後20年弱で通算9300%という驚異のパフォーマンス、個人資産800億円超を達成した、清原達郎氏その人である。 今、その清原氏が「自分のノウハウを世間にすべてぶちまけてしまえ」という理念で著した投資の書『わが投資術 市場は誰に微笑むか』が爆発的な注目を集めている。そのすごさたるや、発売前1週間以上にもかかわらずAmazon書籍総合ランキングで連日1位、重版が3度かかり発行6万部となっているほどだ。 いったいなぜ、清原氏は

    「株式投資ではなぜ儲けることができるのか?」《驚異のリターン9300%》《個人資産800億円超》の“伝説の投資家”が明かす「勝ち方のエッセンス」(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
  • 「勉強ができない人」の最大の原因は感情だった…記憶力を低下させる「意外な感情」の種類(樺沢 紫苑) @moneygendai

    人間は人生に起こったほとんどのことを忘れてしまう生き物ですが、「楽しかった」「辛かった」などの思い出は意外と覚えているものです。逆に意識的に感情のコントロールを行えれば、記憶に残りやすくなります。「楽しい」という感情をうまく使ってみましょう。脳の仕組みを研究した精神科医の樺沢紫苑さんが、「記憶」と「学び」について20年以上の試行錯誤をわかりやすくノウハウとしてまとめた『記憶脳』(サンマーク出版)から一部抜粋、再構成してお届けします。 「楽しい」という感情が記憶力を増強させる 「勉強ができない人」の最大の原因は何だと思いますか? 「頭が悪い」「記憶力が悪い」「暗記力が悪い」……。これらは、全くの間違いです。 少なくともIQは、生まれた後でも、20歳を超えてからでも伸ばすことができますから、「自分は生まれつき頭が悪いから勉強できない」というのは、単なる都合のいい「言い訳」にすぎません。実は「勉

    「勉強ができない人」の最大の原因は感情だった…記憶力を低下させる「意外な感情」の種類(樺沢 紫苑) @moneygendai
  • 個人資産800億円超「伝説の日本人投資家」が明かした「200万円持っていたら、何に投資すべきか」(伊藤 博敏) @gendai_biz

    知る人ぞ知る男が著書に込めた投資術 株式市場が活況を呈している。先週は東京株式市場で続伸が続き、約34年ぶりの高値、3万6897円で取引を終えた。2月13日も流れを継続して1066円高の3万7963円で取引を終えた。好調な相場環境に変わりはなさそうだ。 そのタイミングを待っていたかのような「投資」が、3月1日、講談社から上梓される。タイトルは『わが投資術 市場は誰に微笑むか』で、著者は清原達郎氏である。 マスメディアに登場することはほとんどなく、SNS等で情報発信することもなく、一般には知られていない。しかし金融界、わけてもプロの投資の世界で清原氏を知らない人はいない。 野村證券、ゴールドマンサックスといった金融界の“王道”を経て入社したヘッジファンドのタワー投資顧問で、98年にタワーK1ファンドを立ち上げ、ファンドを閉じる昨年夏までの25年間で、93倍というパフォーマンス(1億円を預

    個人資産800億円超「伝説の日本人投資家」が明かした「200万円持っていたら、何に投資すべきか」(伊藤 博敏) @gendai_biz
    mustikka
    mustikka 2024/02/21
    清原達郎『わが投資術 市場は誰に微笑むか』
  • 池田清彦「決定的になった日本の凋落〝自己家畜化〟への提言」 | ZAITEN(ザイテン)「過激にして愛嬌あり」の経済情報マガジン

    ZAITEN2024年03月号 池田清彦『自己家畜化する日人』 池田清彦「決定的になった日の凋落〝自己家畜化〟への提言」 カテゴリ:インタビュー 『自己家畜化する日人』 祥伝社新書/¥920+税 いけだ・きよひこ―1947年、東京都生まれ。生物学者、評論家、理学博士。 主な著書に『構造主義進化論入門』(講談社学術文庫)、『SDGsの大嘘』(宝島社新書)など多数。 決定的になった日の凋落憂国の生物学者〝自己家畜化〟への提言 安倍政権で国力低下 歴代最長を記録した安倍晋三政権で日の国力は顕著に落ちました。それは政策が失敗したからではなく、安倍政権が〝意図的〟に国力を落としたからです。意図的でないと、わずか10年でここまで急激に落ちません。 1960年代から始まる高度経済成長期は工業化社会だったので、同じ製品をみんなで効率よく作るということが求められました。日は経済大国になり、国民1

    池田清彦「決定的になった日本の凋落〝自己家畜化〟への提言」 | ZAITEN(ザイテン)「過激にして愛嬌あり」の経済情報マガジン
  • 【資産18億円の87歳★現役デイトレーダーが明かす】シンプルすぎる「100年後も変わらない投資の真理」とは?

    1936(二・二六事件の起こった昭和11)年、貧農の4人きょうだいの末っ子として生まれる。高校卒業後ペットショップに勤務。そこで証券会社勤務のお客と出会ったことから、19歳で投資を始める。その後、雀荘を経営しつつ株式投資に打ち込み、1986年に転換社債の投資を機に専業投資家となる。2002年、66歳のときに生涯で初めてパソコンを買い、ネット取引を開始。いまでは取引時間中はマーケット・経済ニュース専門のチャンネル「日経CNBC」の株式市況の放送をつけっぱなしにしながら、3台のパソコンとモニターで常時80銘柄ほどチェック。月6億円分を売買する。デイトレードがなにより大好きで、テクニカル指標を重視し、命の続く限り現役デイトレーダーを続ける意気込み。「投資に年齢は関係ない」がモットー。1990年代のバブル崩壊、2008年のリーマンショックによる激動の波乱相場も乗り越え、資産18億円を築く。テクニカ

    【資産18億円の87歳★現役デイトレーダーが明かす】シンプルすぎる「100年後も変わらない投資の真理」とは?
    mustikka
    mustikka 2023/11/30
    ‘値が下がった株を買って、上がった株を売る。ただそれだけ’。
  • 「生きづらさを抱えている人」のたった1つの特徴

    名:一林大基(いちばやし・たいき) 世界初のバーチャル精神科医として活動する精神科医。 1987年生まれ。昭和大学附属烏山病院精神科救急病棟にて勤務、論文を多数執筆する。SNSで情報発信をおこないながら「質問箱」にて1万件を超える質問に答え、総フォロワー数は6万人を超える。「少し病んでいるけれど誰にも相談できない」という悩みをメインに、特にSNSをよく利用する多感な時期の10〜20代の若者への情報発信と支援をおこなうことで、多くの反響を得ている。「AERA」への取材協力やNHKの番組出演など、メディア出演もある。 頭んなか「メンヘラなとき」があります。 「心が少し不安定になる」という悩みに効果絶大。人気バーチャル精神科医が教える「めんどくさい自分」への対処法を一冊に体系化。モヤモヤ、イライラでぐるぐる…。感情のループを断ち切るためには、「たった1つの考え方」をするだけでいい。ネット上で1

    「生きづらさを抱えている人」のたった1つの特徴
  • 防衛相がこぼした「安倍さんが約束しちゃったから」 米から武器を爆買いしたツケの「兵器ローン」 | AERA dot. (アエラドット)

    来日したトランプ元大統領と安倍元首相(ロイター/アフロ) 岸田政権が防衛費をGDP比の2%、5年間で43兆円に倍増することを決めた。財源確保に向けた防衛増税の背景には、安倍政権時代に米国製兵器の爆買いがあるという。その流れは岸田政権に引き継がれ、兵器ローンが重くのしかかる。小塚かおる氏の新著『安倍晋三 VS. 日刊ゲンダイ 「強権政治」との10年戦争』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して紹介する。(肩書は原則として当時のもの) 【炎上写真】何度見ても恥ずかしい自民党「エッフェル姉さん」はこちら *  *  * 安倍政権時代の実質的な外務大臣は安倍晋三氏だった。 「地球儀俯瞰外交」や「自由で開かれたインド太平洋」などの新たなスローガンを掲げ、日米同盟を強固にしたのは間違いないだろう。 中でもトランプ米大統領とは、安倍氏人も『安倍晋三 回顧録』で明かしているように、1時間や1時間半も「ゴル

    防衛相がこぼした「安倍さんが約束しちゃったから」 米から武器を爆買いしたツケの「兵器ローン」 | AERA dot. (アエラドット)
    mustikka
    mustikka 2023/10/30
    『日刊ゲンダイ』編集幹部の著書を朝日新書が出しているということは、もはや『朝日新聞』が権力と戦えなくなったことの表れか?
  • <書評>『列』中村文則 著:東京新聞 TOKYO Web

    不条理とは他者や世界との関わりが条理や道理にあわないこと。文学ではカミュ、カフカ、安部公房などが代表格である。たとえばベケットの『ゴドーを待ちながら』は、ふたりの男が一の木の下でゴドーという人物を待ち続けるだけの話。なぜ待つのか。約束はあるのか。ゴドーとは誰か。なにも説明はなく意味もわからない。ゴドーとは「神」の比喩ではあるが、解釈は読者の自由に任される。 書も不条理文学である。3部構成で第1部はただ列に並んでいるだけの男の話。列にいつから並び何のためか、理由や意味は一切語られない。列は複数存在するようだが、先頭は見えず最後尾も不明。第2部は猿の生態を研究する非常勤大学講師の男が、猿と人間とを比較し知性、悪、道徳をとおして生のあり方を考える。 第3部では再び列の話に戻り、猿研究者としての生き方を考える話。列とは男の白昼夢か。全編をとおして人間の理性、共感、道徳性の能力を問う。人間には知

    <書評>『列』中村文則 著:東京新聞 TOKYO Web
  • 【全文公開:著者インタビュー】『東京電力の変節』 | ZAITEN(ザイテン)「過激にして愛嬌あり」の経済情報マガジン

    ZAITEN2023年11月号 東京電力の変節 最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃 【全文公開:著者インタビュー】『東京電力の変節』 カテゴリ:インタビュー 東京電力の変節 最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃 旬報社/1,500円+税 ごとう・ひでのり―ジャーナリスト。1964年生まれ。NHK「消えた窯元10年の軌跡」、「分断の果てに〝原発事故避難者〟は問いかける」(貧困ジャーナリズム賞)などを制作。『世界』(岩波書店)で「東京電力11年の変節」を連載。 ―書は東京電力と原発事故の賠償をめぐって、大きく2つの問題提起をしています。 1つは、原発事故後の賠償をめぐる裁判での東電側の姿勢の変化です。 全国各地で事故避難者による訴訟がはじまり、東電側が負け続けるなかで、賠償金の増額を拒否するために、原告(事故避難者)を個人攻撃する主張に変貌していきました。 実際に裁判に行く

    【全文公開:著者インタビュー】『東京電力の変節』 | ZAITEN(ザイテン)「過激にして愛嬌あり」の経済情報マガジン
    mustikka
    mustikka 2023/10/05
    5大法律事務所を通じた国・企業・裁判所の癒着。著者が共産党と近すぎる感はなくもないが。
  • 『VIVANT』で話題!首相さえ知らない謎の部隊「別班」とは? ホンモノの別班OBが明かす、自衛隊“闇組織”の正体(石井 暁) @gendai_biz

    『VIVANT』で話題!首相さえ知らない謎の部隊「別班」とは? ホンモノの別班OBが明かす、自衛隊“闇組織”の正体 出身校の同窓会や同期会には出席するな、自宅には表札を出すな、通勤ルートは毎日変えろ……。身分を偽装した自衛官に海外でスパイ活動をさせている、陸上自衛隊の「別班」という非公然秘密情報部隊をご存じだろうか。 現在放映中のTBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜よる9時~)によって、にわかに脚光を浴びた「別班」とは、いったいどのような組織なのか。 同番組の参考文献として掲げられ、最新の「別班」の実体に迫った日唯一の書でもある『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』(講談社現代新書)の著者・石井暁氏が、解説する。 ダミーの民間会社をつくり身分を偽装 陸上自衛隊の秘密情報部隊「別班」は、ロシア中国韓国、東欧などにダミーの民間会社をつくり、民間人として送り込んだ「別班員」に

    『VIVANT』で話題!首相さえ知らない謎の部隊「別班」とは? ホンモノの別班OBが明かす、自衛隊“闇組織”の正体(石井 暁) @gendai_biz
  • <書評>『ゴースト・ワーク グローバルな新下層階級をシリコンバレーが生み出すのをどう食い止めるか』メアリー・L・グレイ、シッダールタ・スリ 著:東京新聞 TOKYO Web

    書評>『ゴースト・ワーク グローバルな新下層階級をシリコンバレーが生み出すのをどうい止めるか』メアリー・L・グレイ、シッダールタ・スリ 著

    <書評>『ゴースト・ワーク グローバルな新下層階級をシリコンバレーが生み出すのをどう食い止めるか』メアリー・L・グレイ、シッダールタ・スリ 著:東京新聞 TOKYO Web
    mustikka
    mustikka 2023/08/09
    ‘新自由主義とデジタル万能の相性の良さ’。
  • <書評>『ザイム真理教』森永卓郎 著:東京新聞 TOKYO Web

    「ザイム真理教」という表現は、著者の森永卓郎氏はネット・スラングだとしているが、私の知る限り、最初にこの言葉を使ったのは、西田昌司・参議院議員である。西田議員は、国会において、経済学者顔負けの理論や知識によって、日の財政破綻はあり得ないと論じ、積極財政を説いている。だが、マスメディアは、西田議員の主張に一切耳を貸さず、積極財政を「バラマキ」と呼んで嘲(あざ)笑い、財務省に言われるがまま、緊縮財政や増税を唱えるばかりだ。そこで西田議員は、ネット動画を通じて直接国民に発信するようになり、均衡財政主義をカルトの様に妄信する風潮を「ザイム真理教」と呼んだ。それがネットで人気を博し、流行したのだ。 書もまた、ベストセラーとなっている。だが、「あとがき」にあるように、大手出版社数社が書の出版を拒否したという。実は、書の約二カ月前に出版された拙著『どうする財源』(祥伝社新書)も、均衡財政主義を批

    <書評>『ザイム真理教』森永卓郎 著:東京新聞 TOKYO Web
  • <書評>『時刻表が薄くなる日』上岡直見 著:東京新聞 TOKYO Web

    書は危機に瀕(ひん)している公共交通とくに鉄道の現実を直視し、その打開の方向性を探ることを目的にしている。その危機の性格と具体的内容を把握するために豊富な資料の分析および多数の調査が行われている。 国鉄の分割・民営化にさいして自民党は、「国鉄が…あなたの鉄道になります」「ローカル線もなくなりません」「全国画一からローカル優先のサービスに徹します」などの「意見広告」を掲載した。国鉄の分割・民営化から三十六年が経過したが、自民党がなくならないとした「ブルートレイン」はとっくに廃止されたし、ローカル線はいまなお廃止の対象になっている。 この間に公共交通のあり方の何が変わったのか。各路線を網状に結ぶのが「ネットワーク型」で、在来線で出発地・目的地に直接行き来することができる。それが各路線を集約し、ハブ(中核)都市間をまとめて輸送する「ハブ&スポーク型」に変化しつつある。地方から地方への移動は乗り

    <書評>『時刻表が薄くなる日』上岡直見 著:東京新聞 TOKYO Web
    mustikka
    mustikka 2023/07/29
    ‘鉄道事業者は「乗らせない」政策によって廃線への道をつくる’。
  • <書評>『2035年の中国 習近平路線は生き残るか』宮本雄二 著:東京新聞 TOKYO Web

    中国を熟知する元外交官による、習近平中国の理性的な分析である。習氏は建国百年の二〇四九年までに「世界の先頭に立つ強国」になることを目標とし、著者は三五年を「目標実現の中間点」で、八十二歳になる習氏が成果を示すべき重要な節目と位置づける。 強国への指導原理が「習近平思想」だが、著者は「習近平思想は未完であり、安定感に欠ける」と見る。「白紙運動」でゼロ・コロナ政策を一変したように、習氏は「国民世論を重視している」という。多様化した国民のニーズへの対応如何(いかん)で、「最後は国民が決める」と予測し、習独裁盤石との一般的な見方とは異なる。

    <書評>『2035年の中国 習近平路線は生き残るか』宮本雄二 著:東京新聞 TOKYO Web
  • 編集未経験の"素人"がやけくそで立ち上げた謎多きふたり出版社・点滅社を直撃取材!「社名は筋肉少女帯の楽曲からつけました」 - ライフ・文化 - ニュース

    週プレNEWS TOPニュースライフ・文化編集未経験の"素人"がやけくそで立ち上げた謎多きふたり出版社・点滅社を直撃取材!「社名は筋肉少女帯の楽曲からつけました」 ふたり出版社・点滅社の屋良朝哉代表と小室ユウヤさん 日一パンクで破滅的な(!?)ふたり出版社・点滅社をご存知だろうか。 代表の屋良朝哉(トップ写真・左)が友人の小室ユウヤ(トップ写真・右)を誘い、知識・経験ゼロの素人ながらも見切り発車で設立。昨年11月に発売されたロックバンドの詩集を皮切りに、今年5月には主にSNSで活動する歌人の第一歌集を刊行すると、大橋裕之や杉作J太郎らに加えてアマチュア作家が多数参加する漫画選集を続けて発売。出版社を続ける中での苦楽や情熱を素直に綴ったSNSへの共感も相まって、を刊行するたびに話題となっている。 「もうだめだ」。そう呟きながらも、先月、無事に1周年を迎えた。彼らはいったい何者で、これから

    編集未経験の"素人"がやけくそで立ち上げた謎多きふたり出版社・点滅社を直撃取材!「社名は筋肉少女帯の楽曲からつけました」 - ライフ・文化 - ニュース
  • 米著名作家、新作の出版中止 ロシア舞台で抗議殺到

    米作家エリザベス・ギルバート氏(2010年9月22日撮影、資料写真)。(c)MAX NASH / AFP 【6月13日 AFP】ベストセラーとなった自伝的エッセー「べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書(Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India and Indonesia)」で知られる米作家、エリザベス・ギルバート(Elizabeth Gilbert)氏は12日、ロシアを舞台にした新作について、抗議が殺到したのを受け、出版を中止すると発表した。 問題の新作は「スノーフォレスト」(The Snow Forest)。1930年代のソ連を舞台に、独裁政権にあらがう一家の物語で、来年初めに出版の予定だった。現在の情勢とはかけ離れているが、書評サイト「グッドリーズ(Goodread

    米著名作家、新作の出版中止 ロシア舞台で抗議殺到
    mustikka
    mustikka 2023/06/15
    「悪人ではないロシア人」が出てくるストーリーが一切ダメだというのは、何だか第二次大戦中の日系人迫害をすら連想させる。
  • 名著126 「独裁体制から民主主義へ」ジーン・シャープ - 100分de名著

    誰もが一度は読みたいと思いながら、なかなか手に取ることができない古今東西の「名著」を、25分×4回=100分で読み解く番組です 「アラブの春」、「オキュパイ・ウォールストリート」、セルビアの民主化運動等、数々の市民運動で教科書のように読まれた一冊のがあります。「独裁体制から民主主義へ」。「非暴力におけるマキアヴェリ」「非暴力闘争におけるクラウゼヴィッツ」とも呼ばれるアメリカ政治学者ジーン・シャープ(1918- 2018)が、史上暴政をふるった数々の独裁体制を綿密に分析、それに対し非暴力による反体制運動がどこまで効果を上げることができるかを徹底的に究明した名著です。 「独裁体制から民主主義へ」が書かれた1990年代初頭、ミャンマーではクーデターを起こした軍事政権によって独裁的な政治体制が敷かれていました。ミャンマーの亡命外交官からの要請をきっかけに、非暴力闘争、抵抗運動へのヒントになれば

    名著126 「独裁体制から民主主義へ」ジーン・シャープ - 100分de名著