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ブックマーク / www.shippai.org (4)

  • 失敗事例 > 樹脂のへたりで固定したナットが脱落

    樹脂製の構造を固定していたナットが、装置稼動中に脱落してしまった。締結時、樹脂がボルトの軸力でへたった上に、外力でさらに樹脂がへたり、ボルトの軸力が低下して、ナットがゆるんだ。対策として、ボルトとナットの間に、金属製のカラーを挿入して、ボルトの軸力を確保した。

  • 失敗事例 > 高速列車ICEの脱線転覆

    ドイツ鉄道の超高速列車「インターシティ・エクスプレス(ICE)」が脱線転覆、一部が道路橋脚に激突。死者101名、負傷者200名に達した。二重構造の車輪の外輪が金属疲労で破損したことが直接の原因であった。(写真1) 9:00頃、 ドイツ北部 ニューザクセン州 エシェデ付近で、ハノーバ駅を出発したICE特急884号(ミュンヘン発ハンブルグ行き、先頭と最後尾に機関車連結の14両編成、乗客約300人)が走行中、運転士が異常を感じて緊急停車し点検したが、異常を発見できなかった。 10:58、時速200kmで進行中、陸橋手前約6kmで、先頭から2両目の1号客車車輪の1つの外輪が、車輪から外れ、レールに何回かぶつかった後、台車に引っ掛かった。(この数分間にがらがらと響く騒音が聞こえたと、事故の後に複数の生存者が語っている。) 陸橋手前約200mの切替えポイントに差し掛かったとき、1号客車の破損した外輪が

  • http://www.shippai.org/fkd/hf/HA0000637.pdf

    otori334
    otori334 2021/05/16
    高速列車ICEの脱線転覆
  • 失敗事例 > リバティー船の脆性破壊

    戦時標準船(DWT 11,000トン貨物船、リバティー船)のスケネクタディ(Schenectady)号(T-2タンカー) 米国は第二次世界大戦遂行のための国家プロジェクトとして、全溶接の戦時標準船(DWT 11,000トン貨物船、リバティー船)の連続ブロック建造を計画し、日米の太平洋戦争突入を機に、1942年から格生産に入った。 リバティー船は1939~1945年の6年間で2,708隻が建造された。1946年4月1日までに、リバティー船の脆性破壊の損傷と事故が1,031件も報告された。そのうち200隻以上が沈むか、または使用不能という重大な損害を受けた。スケネクタディ号はその1隻で、岸壁に係留中に突如大音響とともに船体が真二つに折損した(図2参照)。 原因は鋼材の溶接継手の破壊靱性の不足による脆性き裂の発生と進展である。この大量の事故は、正に高価で壮大な世紀の大実験と言えるものだった。米

    otori334
    otori334 2021/02/01
    “破壊力学の萌芽はGriffith(1921)というのが一般の認識であるが、正確にはCharpy(1912)であろう”
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