スポンサーリンク 古いCPUグリスの落とし方について説明します。 基本的にCPUグリスは、冷却クーラーを交換したり、高性能グリスに変えるなどの理由がない限り塗り直す必要はありません。 CPUグリスは経年劣化するとして「定期的に塗り直しましょう」とするアドバイスも多いのですが、これは間違い。CPUグリスは経年劣化によって性能が低下することはないのです。 CPU放熱グリスの劣化はウソ?真相究明 柔らかいグリスは拭き取るだけでOK グリスが柔らかい状態なら不織布などで拭き取るだけできれいになります。 普通のティッシュでも大丈夫。でも、ふわふわとした繊維クズが出てしまうので、できればキムワイプのような不織布を使うとベスト。 ↓まだ柔らかい状態のCPUグリスなら拭き取るだけでOK。 (右側は拭いただけのモノ。ヒートスプレッダの表面に若干グリスの跡がありますが油などが付いていなければ基本的にこの状態で
昨今ビッグデータを用いたデータサイエンスという分野が急速に発展し、5Gの普及によりデータは益々増加し多様化する傾向にあります。またクラウドを活用したアプリケーションや共同開発が増加し、データセキュリティを強化する必要に迫られています。肥大化するデータを高速処理するにはデータセンターの資源となる計算リソースや消費電力、設置スペースを拡充しなければなりません。高度なセキュリティ機能に対応させようとすると、その分リソースも必要となります。ただ現在データセンターの資源は拡張の限界を迎えつつあります。 これらの課題を解決し5Gの展開を加速させる可能性を持つテクノロジーとなるDPU(Data Processing Unit)が、今後データセンターやエンタープライズなどの分野で非常に重要な役割を果たすことになります。本記事ではDPUとはいったい何か、DPUがあることでどんなメリットがあるのかを解説してい
This article needs additional citations for verification. Please help improve this article by adding citations to reliable sources. Unsourced material may be challenged and removed. Find sources: "Physics processing unit" – news · newspapers · books · scholar · JSTOR (March 2015) (Learn how and when to remove this template message) A physics processing unit (PPU) is a dedicated microprocessor desi
はじめまして。「100円ショップのガジェット」を中心に電子機器を色々と分解をしているThousanDIYと申します。 このコラムでは、ガジェットを分解する中での発見や感想をつらつらと書いていきたいと思います。 2021年は「半導体の不足により自動車の減産」というニュースを中心に、突然「半導体」が注目された年でした。 第1回目は半導体の発展の象徴と言える「マイコン」の原点である「電卓」が現在はどうなっているか分解して見てみます。 はじめに 1991年のNHKスペシャル「電子立国日本の自叙伝」という半導体エンジニアには伝説の番組があります。 当時世界を席巻していた日本の半導体産業の歴史を中心に、半導体の誕生から電卓への応用、そして集積回路(LSI)化による世界初の1チップマイコンであるIntel 4004が誕生するまでを描いています。(現在も「NHKオンデマンド」で配信されています) 番組の舞
このブログは、株式会社フィックスターズのエンジニアが、あらゆるテーマについて自由に書いているブログです。 TL;DR: Issue, PR ソリューション第二事業部の今泉です。 先日東京大学の松井先生と共同でFacebook AI Research(以下FAIR)が公開している近似最近傍探索ライブラリFaissの4bit PQアルゴリズムのARM CPU(aarch64)上での動作を60倍程度高速化しました。 本稿ではまず近似最近傍探索やFaissについて軽く紹介した後、その高速化内容について解説を行います。 近似最近傍探索について まず最近傍探索とは、「複数のベクトルからなる集合 \( \mathit{Vs} \) が存在し、あるベクトル \( \boldsymbol{x} \) に対して最も近い要素 \( \boldsymbol{v} \in \mathit{Vs} \) を求める」と
gzip の限界 = CPU 1コア マルチコア・マルチスレッドのCPUがあるのに、gzip や lzma(xz)や bzipといったメジャーな圧縮は、CPUを1コアで処理するんですね。 CPU使用率を見てみたら、CPU利用率は100%を超えないんですね。 HDD・SSDの書き込み速度に限界があるからそれでも良かったんだろうが。いまはメモリが一般的に64GBもある時代です。うちのマシンでもメモリが12GBもあるのに3GB程度の圧縮に、5分とか耐えられません。もうちょっと速くしたい。 cpu利用率が100%で頭打ちになる。gzip gzipを使ってると、CPU利用率が100%で止まるんですよね。lzma などの他の圧縮でも同じ。 gzip/ gunzip をマルチで処理する pigz / unpigz Pigz のマニュアルには次のように書いてある。スレッドを使って並列処理をするっぽい。 P
Snapdragon(スナップドラゴン)とは、アメリカのQualcomm(クアルコム)社が製造するモバイルSoCのシリーズである。日本では通称で「スナドラ」と略すこともある[1]。 Snapdragon搭載端末に搭載される、Qualcommが開発する急速充電規格についてはQuick Chargeを参照。 概要[編集] Qualcomm QSD8250 SnapdragonのアーキテクチャはARM命令セットに基づいている。クアルコムは、Snapdragonをスマートフォン、タブレット、スマートブックデバイス"プラットフォーム"と位置付けている。Snapdragonプラットフォームは、一日のバッテリ動作を可能とする低消費電力のリアルタイムユビキタスコンピューティングを狙って設計されている。 多くのSnapdragonプロセッサはHDビデオのデコードの機能を内蔵している(ソフトウェアレンダリング
CPUの性能を調べる方法を紹介、というかメモです。 次の記事が長くなりすぎないように分割したやつ。 CPU Benchmark Charts 最も手軽にCPU性能を調べられるのが、このサイトです。 PassMark Software – CPU Benchmark Charts 私の場合は、サイドバーの『Single Thread』を眺めたり、ヘッダの検索から型番のページに行って、Single Thread の値を確認したりします。 マルチコアでの総合力も大事なんですが、個人的には Single での性能がレスポンスタイムなどに直結するので、重要視しています。 CPU情報 /proc/cpuinfo Linux なら、これで大体の情報を確認できます。 $ cat /proc/cpuinfo processor : 0 vendor_id : GenuineIntel cpu family
先日、無事に着陸したことがニュースとなった米航空宇宙局(NASA)の火星ローバーPerseverance(パーサヴィアランス)のメインCPU には、1998年のiMac G3と同じPowerPC 750が採用されています。 23年前に発売されたiMac G3と同じCPUを搭載 火星のサンプルを地球に持ち帰るというミッションを背負った、パーサヴィアランスは先日、無事に火星に着陸しました。 科学技術メディアNewScientistによると、パーサヴィアランスには半透明なボディが印象的なiMac G3と同じCPUが採用されています。 なお、2011年に打ち上げられたキュリオシティにも同じCPUが採用されているそうです。 採用の理由は過酷な環境に耐える信頼性 最新鋭の火星探査ローバーに20年以上前のPowerPC 750が採用された理由は、過酷な環境でも動作する信頼性です。 火星探査機に搭載される
by Rudolf Schuba UNIX系のOSに共通する機能の呼び出し方法などを定めたPOSIXは、「POSIXに準拠するならばどんな環境でも動作する」ことを保証する規格です。POSIXは長年移植可能なアプリケーションの開発を支えてきましたが、システム管理者のチャールズ・フィッシャー氏は「POSIXがマルチコアCPUの能力を制限する要因となっている」と指摘し、「xargs」コマンドを例として具体的な説明を行っています。 Parallel shells with xargs: Utilize all your cpu cores on UNIX and Windows | Linux Journal https://www.linuxjournal.com/content/parallel-shells-xargs-utilize-all-your-cpu-cores-unix-and-
0. はじめに 基本的なデータ構造として大学の授業や情報系の各種試験などによく登場するものの一つに、スタックとキューがあります。 スタックとキューについて学ぶ場面の多くでは、「スタックは LIFO (Last-In-First-Out)、キューは FIFO (First-In-First-Out)」と呪文のように覚えたり、 スタックは、例えば超忙しいときに新しい課題がぶっこまれたときとかにとりあえずそれを先に片付けるような感じ キューは、人気ラーメン屋に並ぶ人々の待ち行列のように先に並んだ人が先にお店に入る感じ という風に、日常の事物に対応づけて説明したりする文化が多く見受けられます。「タスクが次々と降ってくる状況をどう扱っていくか」というのは、日常生活を生きる人間にとっても、コンピュータ上の処理であっても自然に登場する普遍的な問題意識ですので、その最も基本的な思想であるところのスタックや
Arm入門勉強会とは、macOSがArmに移行したこの機にArmアーキテクチャでのプログラミングについて入門するソフトウェアエンジニアのための会です。今回主催の@nullpo_head 氏が、Armの仮想化支援機構について、その仕組みから深く説明します。前半は「現代のハードウェア仮想化支援機構」について。全2回。 ハードウェア仮想化支援とは何か 佐伯 学哉氏:入門セッション3つ目は『Armの仮想化支援機構』についての入門セッションです。どうぞよろしくお願いします。 本発表のスタートとゴールです。VMwareとかQemuとか使ったことあるけど仮想マシンの仕組みなんも知らんというところがまずスタートになっています。 1個目のゴールは、最近のVMのざっくりした仕組みとハードウェア仮想化支援とは何かということがわかること。そしてその話のあとに実際にArmの仮想化支援機構の概要を説明し、Armの仮想
Appleシリコン(M1)搭載Macに「最適化」されたマルウェア「Silver Sparrow」が、Macに潜んでいないかを確認する方法をご紹介します。「Silver Sparrow」は、M1搭載Macだけでなく、Intel製CPU搭載Macにも侵入します。 M1搭載MacとIntel製CPU搭載Mac、どちらも標的に 先日、Appleシリコン搭載Macを標的にしたマルウェア「Silver Sparrow」の存在が明らかになりました。 Appleやセキュリティ企業が早速、対策に取り組んでいますが、現時点では拡散経路や具体的な影響についての確定的な情報はありません。 「Silver Sparrow」は、Appleシリコン、つまりM1搭載Macだけでなく、Intel製CPU搭載のMacにも侵入することが確認されています。 Finderでのファイル検索で確認可能 セキュリティ企業Red Cana
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