トヨタ自動車は6日、2019年3月期連結業績の純利益予想を2兆3千億円から1兆8700億円に下方修正すると発表した。前期比では25・0%減となる。販売は好調だったが、株式市場の悪化に伴いマツダやSUBARU(スバル)、部品メーカーなど関係強化のため保有している株式の価格下落で評価損3100億円を計上したことが響いた。 グループのダイハツ工業と日野自動車を含む世界販売は過去最高の見通しだった1050万台から1055万台に上積みした。中国で高級車ブランド「レクサス」が伸び、欧州でもハイブリッド車が堅調に推移している。