4月下旬、土佐市内で60代男性が家を出たまま行方不明となった。土佐署員らが捜索する中、駆け付けた警察犬と担当の女性警察官が男性を発見。無事に保護した。 高知県警鑑識課の近藤真帆巡査部長(25)と、シェパードのフィン(5歳・雄)。 徳島市出身で、動物と一緒に働く仕事に興味があったという近藤さん。警察犬の担当者を目指したが、徳島県警には直轄犬がいなかった。そこで高校卒業後、直轄犬を育てている高知県警に入り、昨年1月に念願の警察犬担当となった。 近藤さんは少しずつフィンとの信頼関係を築き、半年後から臭気選別など本格的な訓練を開始。昨年11月に現場へ出始めたが、「臭いを感じたフィンの反応を訓練の時のように見つけられないこともあった」という。 訓練でフィンの反応をより注意深く観察したほか、出動するたびに担当署に問い合わせ、自分たちがたどったルートが正しかったかどうかの確認を繰り返す日々が続いた。 4
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