東南アジア諸国連合(ASEAN)は4日、米国の代表団を迎えて首脳会議(サミット)を行ったが、ASEAN諸国の首脳の大半は欠席した。トランプ米大統領は2年連続で出席を見送った。 ASEAN10カ国のうち首脳が出席したのは現在の議長国タイ、米国とASEANの調整役であるラオス、来年の議長国ベトナムのみ。米国はオブライエン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が代表団を率いたが、2011年にオバマ大統領がASEANとの関係を格上げして以来、同会議に派遣された代表団のトップとしては最も地位が低い。
東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)出席のためシンガポールを訪れた北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相に、各国から会談の申し出が殺到した。北朝鮮代表団関係者が5日、朝日新聞の取材に明らかにした。米朝対話の影響を受けたとみられる。李氏は3、4の両日で計11の国・機構との会談をこなした。 李外相は2日間で、カンボジア、ラオス、インド、インドネシア、タイ、中国、ベトナム、フィリピン、欧州連合(EU)、ミャンマー、ニュージーランドの外相らと会談した。昨年の会議では、北朝鮮の「後ろ盾」の中国とロシアのほかはASEAN議長国だったフィリピンと会談しただけだった。 同関係者は「実際、より多くの国から会談の要請があった」と説明。フィリピンのように国際会議場で直接、北朝鮮に会談を申し入れた国もいくつかあったという。同関係者は「時間が足りず、立ち話で済ませた国もあったが、すべて実現できなかった」
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