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ブックマーク / courrier.jp (27)

  • 『三体』作者の劉慈欣に聞く「自身のSFのシンプルなおもしろさ」 | SFを通して描く「人間の本性」

    人類を「宇宙を理解したサル」と定義してみせたのは、行動生物学者のスティーブ・スチュワート-ウィリアムズだが、中国SF作家の劉慈欣の小説を読むと、まさにその「宇宙を理解したサル」たちの世界を存分に味わえる。 『三体』三部作が世界的にヒットしたいま、劉慈欣は世界で最も高名な作家の一人となった。ネットフリックスでは、『ゲーム・オブ・スローンズ』の製作陣が手掛けたドラマ版『三体』も視聴できる。劉の短編小説『流浪地球』を原作とする中国映画『流転の地球』が興行的に大成功を収めたことも記憶に新しい。 劉の作品に出てくる人類は、ありとあらゆる可能性に満ちている一方で、「旧石器時代から変わらない感情」、「中世に作られた社会制度」、「神のようなテクノロジー」という三つの特徴を持つ存在として描かれる。 いまでこそバラク・オバマ、イーロン・マスク、マーク・ザッカーバーグから絶賛を受けるSF作家となった劉慈欣だが

    『三体』作者の劉慈欣に聞く「自身のSFのシンプルなおもしろさ」 | SFを通して描く「人間の本性」
    petronius7
    petronius7 2024/05/15
    三体人は地球に来るより近場の無人惑星をその科学力でテラフォームする方が簡単な筈!とか中国人の内輪揉めの為に人類滅亡するってどういう事?とかSFとして読む前に話の舞台設定が色々納得できんので好きじゃない。
  • 日本の新紙幣の発行には「ネパール人の尽力」が不可欠だった | 原料がどこで作られているか知っていますか?

    の紙幣の原料に用いられる樹木「ミツマタ」は、国内調達が難しくなっており、その多くがネパールから輸入されているという。 2024年7月に紙幣のデザインが刷新されるが、その発行はミツマタの生産・加工に関わるネパール人なしには「不可能」だと、産地を訪ねた米紙が報じている。 「儲かるなんて思ってもみなかった」 世界最高峰の山々とインド北東部ダージリン地方の茶畑に挟まれたネパール東部のこの地域では、壮観な景色が広がり、希少なランが育ち、緑豊かな丘陵地でレッサーパンダが遊ぶ。 だが、ここでの生活は厳しい。世界最高峰のエベレストの近くで生まれた農業従事者のパサン・シェルパは、十数年前に野生動物にトウモロコシやジャガイモを荒らされて栽培を諦めた。そして代わりに、それほど価値のなさそうな植物を育てることにした。ヒマラヤに自生する常緑で黄色い花を咲かせる「アルゲリ」(註:ミツマタの近縁種)と呼ばれる低木だ

    日本の新紙幣の発行には「ネパール人の尽力」が不可欠だった | 原料がどこで作られているか知っていますか?
    petronius7
    petronius7 2024/04/29
    日銀は紙幣に巨額の投資をして信用を維持している一方、中国元はズタボロで大量の偽札が有った、その結果、中国元は電子マネー化が進み偽札とボロ札は消えた。日銀が中途半端に凝った札を作る意味が判らないよ…
  • マウントを取ってくる人は自信がない弱い人なので、恐れるに足りません | 岸見一郎 25歳からの哲学入門

    【今回のお悩み】 「マウントを取ってくるママ友との付き合い方を教えてください」 職場や習い事の場、クラスメイトなど、どこにでも自分の自慢ばかりしてくる「うざい人」はいます。そうした人と、積極的に関わりを持とは思わないでしょう。けれど、それがママ友で関わらざるをえない相手だったら……? 『嫌われる勇気』でお馴染みの岸見一郎先生に聞いてみました。 マウントを取ってくる人は、なぜそうするのかということを最初に考えてみなければなりません。自分が他人よりも優位にあることを自慢する人はいます。そのような人は、「等身大以上の目標の大きな目標を設定し、他の人以上であろうとする」とアドラーは指摘しています(『性格の心理学』)。 そのような人は自分が不完全である、あるいは他人より劣っていると感じている、つまり劣等感があるので、その状態から脱しようとしているのです。これをアドラーは「優越性の追求」といっているの

    マウントを取ってくる人は自信がない弱い人なので、恐れるに足りません | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
    petronius7
    petronius7 2024/04/09
    マウントする人には別の価値で返すのが有効。例えば収入は簡単に変わらないけど軸は明白なので、マウントの道具になるが、少ない収入をどう楽しさと言う価値に変えるかを自慢し返せば、もうマウント取りようがない。
  • 琉球王朝の美術品が米退役軍人の家から発見! 美術館に売ろうとしたが… | 第二次世界大戦中に「消えた」王家の宝

    第二次世界大戦最後の数ヵ月、日の沖縄諸島は凄惨な戦場となり、かつて当地の支配階級だった王族は戦火を逃れて避難した。その戦闘のさなか、米軍兵士の一団がその王族の御殿を占拠した。御殿の財産管理人は後年、「終戦後に御殿に戻ると、そこに王家の宝物はなかった」と証言している。 沖縄戦から80年近く経過した2023年1月、これらの宝物の一部がマサチューセッツ州の退役軍人宅の屋根裏部屋で発見された。米連邦捜査局(FBI)は2024年3月15日に会見を開いたが、退役軍人の身元は明かさなかった。 退役軍人の男性は2023年に死去している。遺族が屋根裏部屋に遺品整理のために入ると、色鮮やかな絵画や陶器が出てきた。いまにも壊れそうな大きな掛け軸や、精緻に描かれた絵地図も見つかった。遺族はFBIの盗難美術品捜査官チームに通報した。 現場に派遣されたFBIボストン支局盗難美術品部門主任のジェフリー・ケリー特別捜査

    琉球王朝の美術品が米退役軍人の家から発見! 美術館に売ろうとしたが… | 第二次世界大戦中に「消えた」王家の宝
    petronius7
    petronius7 2024/04/07
    この話の一番の驚きは正体不明の遺品に対し、ごみ箱にポイとやれば済む物を、手間暇かけて鑑定して届け出る、善意の塊のような遺族がいるという事。
  • ニーアル・ファーガソン「第三次世界大戦勃発の危険性はリアルにある」 | パワーポリティクスの行方を高名な歴史学者が読む

    英国人の歴史家ニーアル・ファーガソンと1時間を共に過ごすと、まずは西側諸国に迫る脅威の数々を指摘され、おののくことになるだろう。その挑発的な言葉遣いに面白さを感じるのも間違いない。だが、彼の真骨頂は、歴史に立脚して遠くまで見通す強力な眼力だ。 米スタンフォード大学フーバー研究所の研究員でもあるファーガソンに中東情勢、米中冷戦、台湾ウクライナトランプ復権の可能性など、地政学的な危機が連発する昨今の情勢について語ってもらった。その見解は、次々に固定観念を突き崩していく。 「新しい冷戦」が第三次世界大戦に発展するリスク ──2023年10月7日にハマスがイスラエルを攻撃する1週間前、米国の国家安全保障を担当する大統領補佐官のジェイク・サリバンが「中東地域はこの20年で最も穏やかになっている」と発言していました。それに対し、あなたは2023年1月から中東で紛争勃発の可能性があると警鐘を鳴らして

    ニーアル・ファーガソン「第三次世界大戦勃発の危険性はリアルにある」 | パワーポリティクスの行方を高名な歴史学者が読む
    petronius7
    petronius7 2024/02/09
    中東を心配するならNATOに対向する軍事同盟がないので世界大戦化はないし、中国はバブル崩壊で経済、人口とも下り坂なので台湾にちょっかい出す余裕はない。なんか的外れだね。
  • デジャヴより奇妙で珍しい「ジャメヴ」って何? 日常に潜む不思議な現象 | とつぜん起こる「非現実感」のワケ

    「知ってるはずなのに…」 初めて経験するはずのことが、なぜか以前にも経験したように感じられる──「既視感」、あるいは「デジャヴ」と呼ばれるこの現象はよく知られており、実際に体験したことのある人も多いだろう。 しかし、デジャヴの反対ともいえる「ジャメヴ」という現象についてはあまり知られていない。2023年、このジャメヴについての研究が、「人々を笑わせ、考えさせた研究」に贈られるイグノーベル賞を受賞した。 研究チームのメンバーで心理学者のアキラ・オコナーとクリストファー・ムーランによれば、ジャメヴとは、「見慣れているはずのものが、何らかの形で非現実的、または新しいものに感じられること」。

    デジャヴより奇妙で珍しい「ジャメヴ」って何? 日常に潜む不思議な現象 | とつぜん起こる「非現実感」のワケ
    petronius7
    petronius7 2024/01/31
    本文読めんけどje aime vous (ジェメブ)はあんたが好き。だ。当たり前の言葉過ぎて正体検索できん…
  • アニメ『ブルーアイ・サムライ』をアイルランド人の日本史家が読み解く | 江戸時代の日本はどこまで正確に描写されているのか?

    新シーズンの配信も決定した話題のアニメシリーズ『BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ』は、江戸時代の日が舞台だ。海外で制作されたこのシリーズは、江戸時代をどれほど正確に描いているのか? アイルランドの名門大学トリニティ・カレッジで日芸術・建築を教える歴史家が検証する。 ※この記事は『BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ』のネタバレを含みます。 ネットフリックスのアニメ『BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ』は、日の江戸時代(1603〜1867年)が幕を開けてからの数十年が時代背景だ。 このシリーズには江戸時代の日のバイオレンス、侍の役割、女性や国際的な生い立ちの人々の暮らしぶりといったテーマも織り交ぜられているが、正確さにはばらつきがある。 日社会は厳密に階層化されていたと、このシリーズではたびたび言及される。そのヒエラルキー

    アニメ『ブルーアイ・サムライ』をアイルランド人の日本史家が読み解く | 江戸時代の日本はどこまで正確に描写されているのか?
    petronius7
    petronius7 2024/01/19
    江戸時代初期の武士は、馴染みのある江戸末期のほぼ官僚化した武士と違って、藩主を頭としたヤクザの組員みたいなもんだが、日本人にも良く判らない世界をアメリカ人がどう書いたか気になる。
  • ペットボトルの水に「凄まじい量のプラスチック」が含まれていると判明 | 目に見えないだけでプラまみれ

    ペットボトルの水を1リットル飲むたび、私たちは何十万という微細なプラスチック片を飲み込んでいることが研究によって明らかになった。米紙「ワシントン・ポスト」によれば、これはいずれ、人間の健康に重大な影響を及ぼす可能性があるという。 私たちは大量のプラスチックを飲んでいる 学術誌「米国科学アカデミー紀要」に掲載された論文によると、平均的なペットボトル入り飲料水1リットルには約24万個の粒子が含まれており、そのほとんどが「ナノプラスチック」であることが判明した。これらは1マイクロメートル(=0.001ミリメートル)以下のサイズの粒子だ。 過去数年間、科学者たちは「マイクロプラスチック」(サイズが1マイクロメートルから半センチメートルまでのプラスチックの破片)に注目してきたが、これはいたるところで見つかっている。プラスチックの小さな破片は、深海や南極の海氷、人間の胎盤の中からも見つかってきた。 こ

    ペットボトルの水に「凄まじい量のプラスチック」が含まれていると判明 | 目に見えないだけでプラまみれ
    petronius7
    petronius7 2024/01/10
    人間の細胞のサイズは大体20ミクロンでナノ粒子の1000倍のサイズ、当然、血管も腎臓も細胞製なので、体内に蓄積するのは困難。入っただけ流出するしPETやポリアミドは体内で反応しないので、大丈夫そうな気がします。
  • ジャパニーズビジネスマンはもう24時間戦わないんだって|中国メディアがあのCMを分析

    ♪黄色と黒は勇気の印、24時間戦えますか♪ ある年齢以上の人なら誰もが歌えるこのCMソングは、まさに1980年代の日のビジネスマンを象徴していた。それが現在は……? 中国メディア「好奇心日報」が2010年代の日のビジネスマンを分析する。 3~4時間戦えれば充分じゃない? 2018年、日の国民的栄養ドリンク「リゲイン」は30周年を迎える。そして、この30年のリゲインのCMのキャッチフレーズは日社会の変遷を表している。 日人にとって、バブル時代のCMといえば、第一三共が1988年に売り出したリゲインの「24時間戦えますか?」シリーズは外せない。 このシリーズでは『男たちの挽歌Ⅲ アゲイン/明日への誓い』でホーを演じたあの時任三郎が世界を飛び回るサラリーマンに扮している。 リゲインのパッケージが黄色に黒い文字で書かれていたため、CM内で「黄色と黒は勇気のしるし、24時間戦えますか?」と

    ジャパニーズビジネスマンはもう24時間戦わないんだって|中国メディアがあのCMを分析
    petronius7
    petronius7 2023/12/29
    中国の経済発展は日本から丁度30年遅れて同じ道を走っているので、今の中国で放映するとウケるはず。『巻』=必死に頑張る事が流行語に成ってるらしいし。
  • 米紙が指摘「日本の『クールビズ』は世界のモデルになれるかもしれない」 | 日本の一人当たりのエネルギー消費量は米国の約半分

    今年も長く暑い東京の夏が終わりを告げるころ、街中のサラリーマンたちは自分のワードローブを憂そうに眺めていた。 毎年5月から9月にかけて、保守的なことで有名な日の会社員や公務員は、堅苦しいダークスーツからカジュアルな服装に着替える。ネクタイと糊のきいたシャツは脱ぎ捨てられ、半袖のポロシャツやリネンシャツ、ときにはハワイアンシャツまで登場する。そして、暦が10月に近づくと、気温が急激に下がらなくても、フォーマルな装いが戻ってくる。 シンプルで費用対効果の高い対策 この変身は日の取り組みの一環で、「クールビズ」として知られる(「ホットビズ」という名称を使わずに、前向きな捉え方をしている)。5月1日から、職場は節電のためにエアコンの設定温度を摂氏28度に設定することになっているが、湿度の高い東京では汗だくになるのは必至である。 不快ではあるものの、日のオフィスは世界各国が記録的な熱波や異常

    米紙が指摘「日本の『クールビズ』は世界のモデルになれるかもしれない」 | 日本の一人当たりのエネルギー消費量は米国の約半分
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    petronius7 2023/11/06
    クールビズは日本が亜熱帯だから有効なので、日本ほど熱くなくて湿度も低い欧米諸国ではスーツ着ててもそれほど苦痛じゃないし、一人当たりエネルギーの半分がエアコンな訳がない。実は自動車込みとかじゃない?
  • 「1週間、同じパンツを履いています」 洗濯を放棄しはじめた人々 | 洗濯機にさようなら

    近年、環境への配慮や経済的な問題から洗濯をしない人々が増えてきているという。彼らにとって1週間同じパンツを履いたり、1枚の服を2週間着たりするのは当たり前。あなたは耐えられますか? ティムは、コロナのパンデミック中にリモートワークになったとき、服装はリラックス志向でいくことにした。それがきっかけで、衣類の洗濯にかける時間とエネルギーが負担だと思うようになった。 「2人目の子が生まれて、全体的にやることが多すぎる時期だったんです」と彼は言う。 「自分の生活から省略できるものは何でも減らしていこうと思って、それができるのが洗濯だったのです」 すでに多くの人に比べて、彼の洗濯回数は少なかった。週に1回か、ときには2週間に1回程度だったが、ティムは丸1年「洗濯機で自分の衣類を洗わない」ことを目指した。 ティムの職業はシステムエンジニア。最近の彼が洗濯をするのは、半年に一度くらいだ。 「もうオフィス

    「1週間、同じパンツを履いています」 洗濯を放棄しはじめた人々 | 洗濯機にさようなら
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    petronius7 2023/07/10
    昔八丈島にキャンプに行って船が出ずに1週間同じ服で過ごしたら、自分の異臭が嫌になった記憶がある。自分は慣れだが、他人から見れば汚物なので、色々迷惑。
  • マイケル・サンデル「左派が恐れる“愛国心”を右派はきわめて有効に政治利用してきた」 | 「国境」と「移民」に代わるアイデンティティが必要だ

    30年ほど前、ハーバード大学教授のマイケル・サンデルは1990年代の“黄金の仮面”に隠されたものを暴いた。 冷戦終結後に訪れた繁栄と陶酔の仮面をはぐと、そこには不安があふれていた。サンデルの耳に届いたのは、エリート層が推進するグローバル化に反対する人たちの声だった。 彼らの意見を集めて1996年に出版されたサンデルの著書『民主政の不満 公共哲学を求めるアメリカ』(勁草書房)は、古典として読み継がれている。いまこのを再読すると、すでに現在の状況を予感させる記述がいくつも見られる。 また、サンデルは2020年に出版した著書『実力も運のうち 能力主義は正義か?』(早川書房)のなかで、能力主義を解体し、生まれや環境の平等が欠如していることが真の能力主義の普及を妨害している、と指摘する。 能力主義が生んだ格差によって大きな被害を受けた労働者階級が、怒りを覚えるのは当然だ。サンデルは『民主政の不満』

    マイケル・サンデル「左派が恐れる“愛国心”を右派はきわめて有効に政治利用してきた」 | 「国境」と「移民」に代わるアイデンティティが必要だ
    petronius7
    petronius7 2023/07/02
    日本においては「愛国心」てのは「お前ら俺に都合よく動け」とほぼ同じ意味で使われます。与党が神聖売国党ですからね、たまに活入れないとメッキが剥げちゃうんですよ…
  • ピーター・フランコパン「人類史は自然史から見れば絶え間ない失敗の歴史だ」 | 古代史が人類に教える温暖化の未来との向き合い方

    気候変動など地球環境の変化が人類に絶大な影響を及ぼすことは、いまの世界で否定しがたいだろう。だが、われわれが人類史をたどるときに、自然界からの影響をどこまで考慮してきただろうか? その影響を加味すると、人類史はどう見直されるのか? 英オックスフォード大学でグローバルヒストリーを教える歴史学者のピーター・フランコパンに、米メディア「ブルームバーグ・グリーン」が聞く。 人類はずっと地球の気候に恐怖を覚え、また取りつかれてもきた。ほぼすべての文明の創世神話が、完璧な楽園の喪失、大洪水、7年におよぶ干ばつ、あるいは容赦ない天災といった巨大な気候変動に基づいているほどだ。 だが、歴史家らは伝統的に帝国や戦争、偉大な発明といった人類の仕業に注目し続け、人類に同じくらい強烈な影響をもたらしてきた火山の噴火や過酷な冬、凶作などには見向きもしなかった。 人類史と自然史を再統合することがいまわれわれを取り巻く

    ピーター・フランコパン「人類史は自然史から見れば絶え間ない失敗の歴史だ」 | 古代史が人類に教える温暖化の未来との向き合い方
    petronius7
    petronius7 2023/06/16
    我々の先祖がアフリカにいた時、気候変動で餌が取れずに、地上に降りた。食料がない為、集団で武器による狩りを始め、二足歩行と言語を操る能力を身に着けた。我々全員、気候変動を耐え抜いた成功者なんです。
  • 仏紙が唸る「数学を世間に広める能力で、時枝正にかなう者はいない」 | 直感の逆を突き、驚かせ、人の未知への欲求を刺激する

    スタンフォード大学の教授で数学者の時枝正(ときえだ・ただし)は、「おもちゃ」を使って数学や物理の定理を解き明かす。スープ皿や木のレール、大きなコインを手に、「ショー」とも呼べそうな講義をいかにも楽しげに始めるその姿に、聴衆は一瞬にして心を惹きつけられるという。 数学者には二つのタイプがいるという──。一つは、チョークを握り黒板に向かう、理論派タイプ。もう一つは、フェルトペンとホワイトボードを使う、どちらかというと応用数学系の人である。 その伝でいうと、時枝正は第三のタイプの数学者である。しかもこの第三のタイプは、世界広しといえども彼一人だけの可能性がある。 時枝は仕事道具をどれも煎の空箱から取り出すのだが、箱は「すべて同じブランドのもの」なのだそうだ。たとえばその中身は、見かけはそっくりなのに、転がるものと転がらないものがある二つの不思議な構造物。ひもや輪ゴム、クリップの扱い方は、まるで

    仏紙が唸る「数学を世間に広める能力で、時枝正にかなう者はいない」 | 直感の逆を突き、驚かせ、人の未知への欲求を刺激する
    petronius7
    petronius7 2023/06/10
    お。
  • 小説家が明らかに──レオナルド・ダ・ヴィンチは「西アジアから誘拐された女奴隷」の子供だった | 新たな発見に学術界がざわつく

    イタリアの歴史学者が発表した、新作小説の内容が世界に衝撃を与えている。レオナルド・ダ・ヴィンチの母「カテリーナ」の出自について、衝撃的な仮説が提示されたのだ。 レオナルド・ダ・ヴィンチの母親はいったい誰なのか? この謎は何世紀にもわたって研究者たちを魅了し、振り回してきた。 ほんのひと握りの事実は知られている。 彼女の名はカテリーナで、1451年のあるときに公証人のセル・ピエロ・ダ・ヴィンチと関係を持ち、翌1452年4月15日に男児の婚外子を生んだ。そして、その男児に「レオナルド」という洗礼名が与えられた。レオナルドの生誕を記録した銘板が、フィレンツェから約50キロ離れたヴィンチ村に建つサンタ・クローチェ教会内にある。レオナルドの洗礼式はここでおこなわれた可能性が高い。 研究者らは長年、レオナルドの母は「ヴィンチ村の小作農」「身分の低い生まれの十代の少女」「ユダヤ系か中国にルーツを持つ女性

    小説家が明らかに──レオナルド・ダ・ヴィンチは「西アジアから誘拐された女奴隷」の子供だった | 新たな発見に学術界がざわつく
    petronius7
    petronius7 2023/03/25
    “公証人になることが期待されていた筈”近世の世界各国では稼業は維持されるものでよそ者の入る余地は無い、ダビンチは非嫡出の時点で将来の職業を選ぶ必要に迫られている為、何でもやる万能の天才になったのでは?
  • 出生率を改善させる政策はない…各国の過去数十年のデータから見えてきたこと | 北欧でさえ少子化を脱却できず

    手厚い少子化対策で知られるスウェーデンでさえ… 約20年前、オーストラリア政府は、ピーク時に子供1人あたり約6000ドル(約79万円)に相当する現金を支払う「ベビーボーナス」プログラムを試みた。 キャンペーンが開始された2004年当時、国の出生率は女性ひとりあたり約1.8人だった。 このプログラムにより、2008年までに出生率は約2.0まで上昇したが、プログラムが終了してから6年後にあたる2020年までに、数値は1.6まで低下。つまり、プログラムが最初に導入されたときよりも下がった。

    出生率を改善させる政策はない…各国の過去数十年のデータから見えてきたこと | 北欧でさえ少子化を脱却できず
    petronius7
    petronius7 2023/02/21
    日本に豊富にある人的資源である老人をうまく使うべき、年金が孫の数に比例する制度にすれば、子供に孫を産ませて面倒は暇な爺婆が見てくれる、人生最後の社会貢献に年金貰って孫と遊ぶとか理想の人生だろ。
  • 値上げに設備投資… 外国人経営者がニセコで進める「日本のスキー場とは真逆の戦略」 | インフラ老朽化で衰退する日本のスキー場と対照的

    ニセコの雪に魅せられた男 寒さが厳しい1月のある午後、コリン・ハクウォース(65)は、パウダースノーが積もるお気に入りの場所を見せるために斜面を上がっていった。深く雪が積もった急斜面を滑り降り、木々の間を縫ってターンを繰り返すと、雪煙が舞った。 「こんな場所は他にありません。このように空気をたくさん含んだパウダースノーがどれほど特別なのか、スキー産業を理解すればわかるでしょう」と、オーストラリア人の彼は言う。

    値上げに設備投資… 外国人経営者がニセコで進める「日本のスキー場とは真逆の戦略」 | インフラ老朽化で衰退する日本のスキー場と対照的
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    petronius7 2023/02/20
    何というか日本の宿痾が凝縮されたような記事。日本企業は日本人のおっさんモノカルチャーで、外国人のニーズを知らず、コストダウン至上主義なので、利益創造の為の投資が出来ないんだな。
  • 退職は夢のまた夢… 働かざるを得ない日本の高齢者たちの「厳しい老後」 | 生きるためには働くしかない

    世界のどこよりも急速に高齢化が進む東アジアの国々では、若い世代が減少する一方、70歳を超えても働かざるを得ない人が大勢いる。彼らの厳しい暮らしぶりと高齢者を取り巻く労働市場を、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が取材した。 オオナミ・ヨシヒトの望みはただ一つ、仕事を辞めて疲れ切った体を休めることだった。 だがそうする代わりに、73歳のオオナミは毎日深夜1時半に起床し、車で1時間かけて東京湾に面した青果市場へ向かう。キノコ、ショウガ、サツマイモ、ダイコンなどの野菜を車に積み込む過程で、7キロくらいある箱を持ち上げることもしょっちゅうだ。腰には相当な負担がかかる。 それが終わると、都内を車で走り回り、レストランへの配達をこなす。回るのは1日に多くて10軒ほどだ。 ある朝、彼はクリップボードでその日の注文を確認しつつ、市場をせかせかと歩きながらこう言った。「体がいうことを聞く限り、働き続けなくてはな

    退職は夢のまた夢… 働かざるを得ない日本の高齢者たちの「厳しい老後」 | 生きるためには働くしかない
    petronius7
    petronius7 2023/02/04
    “年俸230万円の仕事は若者にとっては魅力がないが、高齢者は低賃金でも厭わず受け入れる。”高齢労働者のダンピングで若者の賃金は激減し、少子化は深刻化する訳だ。
  • 生き別れた一卵性双生児が40年後に再会——2人のIQや性格を調べてわかったこと | 米国と韓国に別れて育った2人の類似性は?

    一卵性の双子がよく似ているのは周知の事実だが、たいていは同じ環境を共有しているため、遺伝の影響だけを切り離して分析することが難しい。だが、韓国で起きたある悲劇が画期的な研究に繋がったと、英紙「テレグラフ」が報じている。 40年前に起きた悪夢 親なら誰でも共感できるゾッとするようなシナリオの一つが、幼児が混雑した市場で迷子になるというものだ。1976年、この悪夢は韓国のある家族にとって現実のものとなった。そして40年後、この事件はある画期的な研究報告の核となる。 1976年、一卵性双生児の2歳の女の子のうちの一人が、祖母と一緒にソウル郊外の市場へ出かけたきり二度と戻ってこなかった。 行方不明になってからの数週間、両親はチラシを配ったり、行方不明者の情報を募る地元のテレビ局の番組に出演したりと、必死で娘を探そうとした。だが身元不明のまま施設に保護された女の子は、その時すでに別の家庭に引き取られ

    生き別れた一卵性双生児が40年後に再会——2人のIQや性格を調べてわかったこと | 米国と韓国に別れて育った2人の類似性は?
    petronius7
    petronius7 2023/02/02
    大量に双子を抱えてるこんな学校はhttps://bit.ly/3kRl1ju、その辺の知見は無いんですかのう…
  • ハーバード大学の研究が生んだ「あなたの人生に幸せをもたらす7日間チャレンジ」 | 世界最長の幸福研究からわかったこと

    85年にわたる世界最長の幸福研究から得られたデータによれば、人生に幸せをもたらすのは「人との強いつながり」だという。この研究の責任者であるハーバード大学教授ロバート・ウォルディンガーが、人間関係を育み、発展させるための「7つのステップ」を紹介する。 Day1 「ソーシャル・フィットネス」に投資する 1938年、ハーバード大学の研究者らは、人を成長させるものは何かを知るための研究に着手した。被験者724人を対象に、幼少期から人生の終わりまでを追跡調査するというものだ。 それから85年が経った今、研究は3世代に拡大し、最初の被験者の子孫1300人以上が参加している。そしてすべてのデータから、ひとつの明確な結果が導き出された。「強い人間関係が幸せな人生をもたらす」ということだ。 ハーバード・メディカル・スクールの精神医学教授でこの研究の4代目ディレクターを務めるロバート・ウォルディンガーと、副デ

    ハーバード大学の研究が生んだ「あなたの人生に幸せをもたらす7日間チャレンジ」 | 世界最長の幸福研究からわかったこと
    petronius7
    petronius7 2023/01/31
    最近、近所の山の中を歩く時には人に積極的に話しかけるようにしている。幸せってよりも知的好奇心て奴だが、結構面白い背景を持ってる人がいるのが楽しい。「え?お母さん、この山の中住んでんの?、みたいな」