【台北=黎子荷、鄭婷方】米テスラが一部のサプライヤーに対し、中国と台湾以外での部品生産を求めていることが分かった。地政学リスクの高まりを受けたサプライチェーン(供給網)の混乱を防ぐため、代替の供給元を確保する狙いがある。中国以外で販売される電気自動車(EV)に搭載する部品が対象で、プリント基板やディスプレー、電子制御ユニットなどのサプライヤーが要請を受けた。各社の経営幹部6人が日経アジアの取材
日本の一般メディアでは「EV失速」などと伝えられる中、ノルウェーにおける4月の自動車販売台数における電気自動車のシェアは91%を記録。最も売れた車種はボルボEX30でした。アメリカのメディア『CleanTechnica』から全文翻訳でお届けします。 【元記事】EVs Take 91.0% Share In Norway — Volvo EX30 Grabs Top Spot by Dr. Maximilian Holland on 『Clean Technica』 ※冒頭写真は日本でも販売好調なボルボ『EX30』(関連記事)。 新車販売で90%以上の電気自動車シェアが継続 2024年4月、ノルウェーの自動車市場は「プラグイン充電可能な」EV(PHEVを含む)のシェアが91.0%で、前年同月の91.1%とほとんど変わらない結果となりました。BEVのみのシェアは89.4%で、前年同月の83.3
ランボルギーニは「ピュアエレクトリックスポーツは売れない」と考えている なお、ランボルギーニが最初のEVのパワートレーンに「2+2 GT」を選んだ理由として、以前に「現在のバッテリー技術では、満足の行く出力を発揮させようと思った場合、車体重量が重くなりすぎるから」とコメントしており、電動化技術(おもにバッテリー)につき、ランボルギーニが ”スーパースポーツに必要だと考えるレベル” へと達していないからであると述べています。 そして今回、おそらくはこちらが「本心」だと思われる理由が同社CEO、ステファン・ヴィンケルマン氏によって語られており、それは「ビジネスチャンスがない」というもの。 エレクトリックスーパーカーにおいて、今のところ売れているモデルはありません。もしかするとこのジャンルが普及することは決してないかもしれず、(エレクトリックスーパーカーは)時期尚早であり、それが主流となりうるの
トーヨータイヤは小型の電気自動車(EV)トラック専用スタッドレスタイヤ「NANOENERGY(ナノエナジー) M951EV」を2024年秋に発売する予定だ。リブ(縦溝)基調とブロック基調を合わせた非対称のトレッド(接地面)パターンを採用。EV特有の高トルクによる摩耗を抑制し、トラクション(駆動力)性能を向上させる。脱炭素化で増加が見込まれるEVトラック需要に対応し、運送業界の課題解決に貢献する。 脱炭素の潮流を受け、運送業界では都市部を中心に小型EVトラックの導入加速が見込まれる。EVトラックは重さやモーターのトルクが強いことにより、タイヤの早期摩耗が課題となっている。M951は非対称のトレッドパターンを採用。タイヤ外側をリブ基調にすることで摩耗を抑え、内側のブロック基調でトラクション性能を高めた。 スタッドレスタイヤはトレッドに「サイプ」という細かい切れ込みを入れることで、柔軟に路面をと
1万ドルの中国格安EVが欧州上陸へ、大手自動車メーカーは戦々恐々 Albertina Torsoli、Anthony Palazzo 中国の低価格の電気自動車(EV)は既に欧州に進出しており、域内最大の産業の一つに打撃を与えている。昨年テスラを抜いて世界首位のEVメーカーとなった比亜迪(BYD)は、この脅威をさらに強めようとしている。 BYDは先月、1万ドル(約156万円)弱のハッチバック「シーガル(海鴎)」を来年欧州に投入する計画を発表し、クルーズコントロールやワイヤレス電話充電など、通常はより高価格の自動車に搭載される機能を提供する方針を明らかにした。BYDの幹部は、関税や欧州規格に適合させるための変更を加えても、シーガルを2万ユーロ(約340万円)未満で販売すると約束している。 これは、ステランティスやルノーなどがエネルギー転換の橋渡し役として期待している小型EVよりも、大幅に低い価
この記事の3つのポイント 中国の過剰生産問題は戦略産業で覇権を獲得する戦略の一環 米国や欧州はこの問題で警戒感を強め、中国に圧力をかけている 一方、中国は「問題は存在せず」との立場崩さず。G7で議論か 中国の過剰生産能力が西側諸国と中国の対立の焦点になっている。鉄鋼のほか電気自動車(EV)、リチウムイオン電池、太陽光パネルなどの輸出が急拡大し、「チャイナ・ショック2.0」とも呼ばれている。中国の巨額補助金が過剰生産能力を生み出し、安価な製品の輸出につながっていると見られているのだ。 この過剰生産問題には2つの要因が混在している。これをしゅん別して考えるべきだ。 ①コロナ後の需要減少や不動産不況による景気停滞による供給過剰。鉄鋼やセメントなどの素材産業はそうだ。 ②米中対立の中で中国が戦略産業において覇権を獲得する戦略の一環。巨額の補助金で過剰な投資による生産能力が生じ、安値で西側諸国の競合
中国は大型エンジン搭載の輸入車に対する関税の税率を最大25%に引き上げる用意があることを示唆した。貿易を巡る米国および欧州連合(EU)との緊張が高まっている。 在EU中国商業会議所(欧盟中国商会、CCCEU)はX(旧ツイッター)に掲載した21日付の発表文で、関税引き上げ検討の可能性について「内部者」から情報を得たと説明。実施されれば米欧の自動車メーカーに影響し、EUとの関係に「重大な」影響を及ぼすだろうと付け加えた。 これを受け、22日の株式市場では、関税引き上げによる影響を最も受ける恐れがある欧州自動車メーカーの株価が下落。メルセデス・ベンツ・グループとBMWはいずれも一時2%余り下げた。 EUは中国政府の電気自動車(EV)補助金が同国の自動車メーカーに不当な利益をもたらしているとして調査を行っている。中国のEV輸出業者に対し、調査の暫定結果と追加関税を課すかどうかを6月5日までに通知す
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