イスラエル・パレスチナ問題へのドイツ音楽界・芸術界の反応とは。12月、〈10月7日〉その後―ダニエル・バレンボイム、ベルリンフィル、そしてヤエル・ローネンの〈応答〉 【連載】ヨーロッパのいまを〈観光客〉として見て歩く(8) 前回に続き、イスラエル・パレスチナ問題に対するドイツ国内の反応を取り上げる。エドワード・サイードとともに融和のための活動を続けてきたダニエル・バレンボイムの発言。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団による慈善コンサート。そして〈10月7日〉を受けて大幅に内容を変えたヤエル・ローエンの新作ミュージカル。過酷な現実に接したとき、芸術はどのように反応するのか。