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ブックマーク / nix-in-desertis.blog.jp (248)

  • nix in desertis:フランス・ロマン主義の異才

    西美のシャセリオー展に行ってきた。いかにも西美が企画展をやりそうな画家のチョイスである。テオドール・シャセリオーは美術の流れが新古典主義からロマン主義に移り変わる時期に活躍した画家であり,一般的には後ろを取ってロマン主義に分類することが多い。最初はアングルに師事し,早熟の天才として早くからサロンに出品・入選していた。事実,今回の展覧会では16歳の自画像が出品されていたが,恐ろしく上手い。アングルからすれば,このまままっすぐ成長すれば新古典主義は安泰であると思っていたところだろう。 しかし,ドラクロワをはじめとする画家・詩人のロマン主義者たちと交流するうちに,シャセリオーは師の嫌っていたロマン主義に流れていった。結果的にアングルとは決別しているが,ドラクロワのような妨害は受けなかったようで,シャセリオーは基的に当時の画家の王道を歩み続けることになる。師と決別したとはいえ,シャセリオーの画風

    shigak19
    shigak19 2017/06/05
    トクヴィルの伝記的な話をほとんど読んだことが無いな(岩波文庫の『フランス二月革命の日々』は勿論積読中というひどい開き直りです、ええ)
  • nix in desertis:戦国時代・関東水墨画の雄

    shigak19
    shigak19 2017/05/30
    正直『ドカベン』を連想してしまって全然美術史上の位置づけも知らないという
  • nix in desertis:九州縦断旅行記

    博多から鹿児島まで,レンタカーで九州を縦断する旅行に出かけたので,印象に残ったもの等を。 初日:東京〜博多〜太宰府〜阿蘇〜別府 自宅を出て地下鉄に乗ると,いきなり北朝鮮がミサイルを射ってメトロが10分ほど止まるという事態に。その後急いで羽田空港に向かうと,手荷物検査場が大混乱であった。自分が手荷物検査を抜けた時点ですでにちょうど出発時間だったのだが,振り返ると後ろにまだ30人以上いるという大惨事。結局出発したのは当初予定時刻の10分過ぎというエクストリーム離陸をかましたが,それでもほぼ定刻に到着したのだからANAさん偉い。 そして博多に現地集合し,レンタカーを借りて出発。博多は見るものがさしてなく早々に脱出。博多は大都市であったが郊外はすぐに「典型的な日の地方都市」感あふれる風景になり,当にどこも変わらんなと。少し南下して太宰府天満宮へ。北野にはお参りしたことがあるので,これで2箇所と

    shigak19
    shigak19 2017/05/15
    阿蘇といえば『火の鳥』黎明編の印象が/鹿児島湾は第一航空艦隊が真珠湾に向けて低空雷撃訓練を行ったことで有名だけれど、第三戦隊の霧島は別行動だったんだろうか/「西鹿児島」の方が旅情があったなあ
  • nix in desertis:続編はあるんですか?>通称桃太郎事件

    ・通称桃太郎事件の供述調書(微グロ)(allezvous’s blog) → 個人的にはめちゃくちゃおもしろかったのだけど,ネタが細かすぎて伝わっていないものが多いと思われるし,だとするともったいない。しかし私自身深読みを疑っているものもあるので,どの程度当たっているのかわからないという。以下,深読みっぽいものも含めて適当に。 → たとえば桃太郎一家の名字である「最上(さいじょう)」,及び籍・住所の「岡山市北区」はおそらく同所に位置する最上稲荷から。なお,自称日三大稲荷であるが,伏見・豊川まで確定していて3つめはどこも自称というよくあるパターンである。父母の名前は,つなげると「龍泉寺」となり,これも同様に岡山市北区にある。龍泉寺はHP内で桃太郎伝説との関連性アピールをしている。 → 途中で登場する写真台紙を作った警察官「東山辰巳」は,京都の祇園にある辰巳神社(辰巳稲荷)で,稲荷つながり

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    shigak19 2017/04/26
    さすが目利きの方の解説は違うなあと改めて話の面白さに感心しつつ、最後に著者としての出版流通に対する切実な事例の紹介も。下流がせき止められると水源からおかしくなるんじゃないかと思う
  • nix in desertis:コーエーはいつ対応するだろうか

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    shigak19 2017/04/25
    そもそも半蔵門線は半蔵門止まり、水天宮前止まりで西側しかなかった時期が長いからなあ。今や水天宮前が終着駅だったのも何とも懐かしい
  • nix in desertis:おならの力は偉大

    サントリー美術館の絵巻物展に行ってきた。展覧会の正式タイトルは「絵巻マニア列伝」で,後白河法皇(後白河院)・源実朝・花園天皇(花園院)・伏見宮貞成親王(後崇光院)・後花園天皇(後花園院)・三条西実隆・足利将軍家・松平定信という所有者別に展示が分けられていたが,これはぶっちゃけて言うとあまり見やすい分け方ではなかった。そのせいで展示物の制作年代がいったりきたりするし,テーマごとに分けられているわけでもないし,ひどいと同じ作品の別場面がかなり離れた位置に展示されるということにもなっていた。確かに所有者の日記や書籍,目録などを展示したかった意図はあるだろうし,これはこれでおもしろかった。しかし,こうなってしまうならそういったものは「歴代所有者の著作物・目録」という章を独立して作ってしまって,そこでまとめて見せてくれたほうが,絵巻物の展示は寸断されなかったし,所有者の著作物や目録も時代の変遷を簡単

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    shigak19 2017/04/22
    日記って面白さの割に本と同じような展示しか観た記憶が無かったので、面白そうな展示方法/「江戸しぐさ」なんかよりそういう作品でも紹介した方が小学生には伝統文化への導入として良いのかもしれない
  • nix in desertis:並河靖之の七宝焼展

    庭園美術館の七宝焼:並河靖之展に行ってきた。七宝焼とは主に金属(銅や鉄など)にガラス質の釉薬をかけて焼く金属工芸のことである。明治期に隆盛し,非常に細かい文様から陶磁器や漆器などと並ぶ明治期の人気輸出商品であり,「明治期の超絶技巧」として近年脚光を浴びている。しかし,陶磁器や漆器と決定的に違う点がある。陶磁器や漆器は江戸時代から日で盛んだった伝統工芸であり,明治初期までに大きな蓄積があった上で西洋の影響を受けて(陶磁器ならば宮川香山などの努力により)超絶技巧を達成したのだが,七宝焼の場合,幕末までの蓄積があまりない。並河靖之ら数人の技術者によって,幕末から明治初期に急速に発展した。並河靖之自身,出発は中国の七宝焼であると述べていたそうだし,並河の企業は展覧会でも「ベンチャー企業」と称されていた。つまり七宝焼は明治日らしい,あるいは19世紀末の東洋らしい「新しい伝統工芸」とも言えよう。

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    shigak19 2017/04/10
    学生時分にでも、アールデコ観がてら一度ぐらい行っておけば良かった。まあ目黒って余り用事も無かったからなあ
  • nix in desertis:決別文のつもりは全く無いですが

    ・1980年台後半に起こった「アニメファン叩き」の一次ソースが発掘される(Togetter) → 自分はオタク第三世代末期の人間なので,第二世代〜第三世代初期の人が遭ったという迫害の最盛期はこういう形の資料でしか知らない。これを見るだけでも恐ろしい時代だったんだなというのは確かに伝わってくる。 ・クローズアップ2016:公文書管理 ずさんな点検 政府の「紙くず箱」 国立公文書館前館長・高山正也氏に聞く(毎日新聞) → この後,自衛隊の日報問題やら森友学園問題やらがが出てきて「書類の廃棄」がクローズアップされることになるわけだが,昨年の12月の時点でこういう記事を毎日新聞が書いていた。ここをなんとかしないと,書類の廃棄(あるいは偽装廃棄)が政府側の必殺技になってしまって同じことの繰り返しになるような気はしている。 ・続・アフガニスタンの炬燵(アフガニスタン便り) → こたつって日以外にもあ

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    shigak19 2017/04/06
    公文書館関連に少しでも接したことのある層の間では、特定秘密保護法制の時点で歯止めなんか掛かる訳ないだろうという反応ばかりだったので、特定秘密の更に外側でここまで好き勝手やられるとはとてもシャクな御話
  • nix in desertis:フランス大統領選はどうなるんでしょうねぇ……

    ・支持率4% フランス大統領も不人気のワケ(ITmedia ビジネスオンライン) → この記事を借りて言ってしまうが,オランド政権は当に全く社会党政権の雰囲気のない政権だった。社会主義的な政策をしたわけではないことに加えて,国内の分断に無頓着であり,アフリカの国々にはしばしば軍事介入し,それで解決していればよいものの,かき回した印象の方が強い。サルコジが強権的だった反動で思わず左派を選んだが,左派内部での人選が大失敗だったのかもしれない。右派の失敗で政権が転がってきたが,ちょうどその時左派に押されていた人の人選が最悪だったという意味では邦の鳩山由紀夫に重なる。邦は一年足らずで首相が交代したが,そうもいかずフランス国民は5年耐えるしか無かった。制度とは良し悪しである。5年に縮めといて良かったねという話でもあるが。 → フランスの大統領というと,大国の大統領なだけあって,第五共和制ではそ

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    shigak19 2017/04/05
    フランス社会党にしても、政権与党なのにジョレス暗殺以降でもこれだけSPDやイギリス労働党に比べ目立たない時期はそうなかったのではという/もともと一般書以上に店頭で新刊と遭遇出来る時期が限られそうで
  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2017 その2(早大残り・国公立)

    その1から。こちらは早大の残りと,国公立。国公立は,解いたものは全て載せているが,実は某所の更新がないことで千葉大の問題が未入手なので,荒れていた場合は書籍版に収録します。 国公立はいつもとは違う顔ぶれになっていて,意外性が高い。 17.早稲田大 商学部 <種別>悪問・難問 <問題>1 問B 下線部Bについて(編註:(中国の戸籍人口は)2世紀に入るとほぼ回復した。),その理由として妥当なものはどれか。 1.長安遷都によって渭水盆地の開発が進んだ。 2.鮮卑の服属によって西北地域の政治状況が安定した。 3.治水工事技術の発達によって黄河の氾濫がなくなった。 4.山東地域や長江以南の開発が進展した。 <解答解説> 商学部は2年連続で中国史からの難問・悪問の嵐であった。その中で収録対象としたのは2問であるが,全体的に難しかった。前年と担当者が変わらなかった上に反省もしなかった,ということか。さて

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    shigak19 2017/03/18
    19は毎年書いているけれど、アメリカ史の出題に社会科学系の担当者が入って高校世界史というものが分かっていないのではという仮説をまた裏付ける結果に/重箱の隅で原文ママかも、『世界史史料』は歴史学研究会編では
  • nix in desertis:受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2017 その1(上智大・慶應大・早大途中まで)

    はじめに 今年は諸事情あって「そもそもやらない」すら視野に入れていたのだけれど,期待もあることだろうし全くやらないというのもダメだろうと思い直して,縮小版で更新することにした。問題の選定だけは済んでいるので,番号が飛んでいるのはまだ作業が終わってないんだなと察してもらえればと思う。ただ,最初から諦めていたおかげでかえって時間ができて,この2月は何年かぶりにのんびりしていた。Twitter等を見たら普通にゲームしてたのがわかるが,あれはこういう事情で気を抜いていたのが理由だったりする。完全版は2巻に収録する(2017年中に出るのは確定しました)。 ・収録の基準と分類 基準は例年とほぼ同じである。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識か

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    shigak19 2017/03/12
    「完全版は2巻に収録する(2017年中に出るのは確定しました)」これはいいですね/読んだ、16は本来記述式とかでやればサンフランシスコ講和を相対化する、戦後外交に関する鋭い問題になるはずなんだがなぜにあの形式
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの(Sumipedia他)

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    shigak19 2017/03/10
    タイトルキリル文字じゃないんだあとかそっちの感覚の方が異常かな。25歳記念と銘打っているのも、昔は女性声優の年齢の話題はもっと少なかったかなと
  • nix in desertis:「紙の辞書」というノスタルジー

    ・「紙の辞書はもう死にました」&ツイッターの反応(Togetter) → 15年も昔ならまだインターネット上のサイトもそれほど普及してなかったし,電子辞書もまだ用例が少ないだのなんだの言われていたが,この15年の情報技術の進歩が全てを覆してしまった。元より場所は取らないし検索性も優れている。もう紙の辞書に残された優位性は当に少ない。確かに紙の辞書を引く機会は随分と減ってしまった。 → 大百科事典的なものはインターネット上にあまりなくてしょうがなく紙の事典を引いていたことはあったが,いまとなってはコトバンクがある。古い大百科の記述をそのまま載せているという難点はあるものの,逆説的にしっかりしていて生き残った記述が載っているし,平凡社の『世界大百科事典』と三省堂の『大辞林』,小学館の『大辞泉』と『日大百科全書』,『ブリタニカ国際大百科事典』がまとめて引けてしまう。たとえば「五胡十六国」でこ

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    shigak19 2017/03/06
    古本屋でも辞書事典類って多分結構お手頃になったんだろうけれど、問題は物理的な置き場なんだろうな特に家族が居ると/まあ数百円の漫画がビニール詰めされている脇で、1万円超えの事典が立ち読み可なのは昔からそう
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの

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    shigak19 2017/03/06
    森薫ぐらいは新刊チェックしないとダメだなあと思いつつ、でも森薫の未読が数冊残っていると本屋でも古本屋やブックオフでも漫画棚に行く時幸せ何だよなあという相反する心持ち
  • nix in desertis:2月に行った展覧会(都美ヴェネツィア・ルネサンス展,サントリー美術館新所蔵品展)

    都美のヴェネツィア・ルネサンス展に行ってきた。最近やたらとよく来るなというイメージだったが,去年はこの1回だけか。ボッティチェリも頻繁に来ているイメージがあるし,三大巨匠以外も見ろよ日人というイタリア当局の攻勢だろうか。今回の構成は去年のものとほとんど変わらず,早期のベッリーニ兄弟から,盛期のティツィアーノ,そしてティントレットやヴェロネーゼへという流れの紹介。ヴェネツィア・ルネサンスの流れや特徴については前出の拙文から付け足すことは特に無いので省略する。 展示された作品は,去年がほとんどヴェネツィア・アカデミア美術館のものであったのに対し,所蔵元が北イタリア各地に散らばっていて,そこで差別化は図られていた。ジャンルとしては肖像画が多く,次に歴史画。また,会場がかなり広い都美の企画展示室を使っていた割には作品数が約70点しかなく(油彩画はうち約50点),1品1品が大きかったとはいえ,ゆっ

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    shigak19 2017/02/27
    辻さん、一瞬『日本官僚制の研究』の著者かと思ったが成程同名異人だった、という相も変わらず美術に疎い当方/まあ例によって配架場所も分からぬ積読中ですが…丸山眞男より1つ上なんですね
  • nix in desertis:日本の戦国時代に関するifいろいろ

    ・戦国時代の到来を防ぐにはどうすればよかったのか(歴史的速報@2ch) 戦国時代とは何かと言えば,中央の実力と権威が失墜してしまっていて,法令の効力の届く範囲が極めて縮小しており,地方で土地と軍事力を持った中小勢力が自立し,その上相争っている騒乱状態である。 スレ内で指摘されている通り,応仁の乱勃発時点ではすでに戦国時代に入りかかっているので,応仁の乱だけを原因にはできない。室町幕府が崩壊したのは幕府体の経済基盤が小さすぎ,有力守護大名同士の闘争を制御するだけの実力を欠いたからという点に起因する。つまるところ室町幕府と守護領国制という構造自体に欠陥があった。当時の人々も気づいてはいたし,義満や義教はなんとかしようとしていた。一番可能性があったのはやはり義満の時代で,彼が明徳の乱・応永の乱等の過程で足利氏の直轄する領国や権益を増やせていれば,展開は大きく変わっていたかもしれない。 そうした

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    shigak19 2017/02/20
    あとは民衆・地域の側がより前面に出てきたらどうなったか、黒田庄が東大寺の支配を叩き潰しちゃったような場合
  • nix in desertis:小田野直武と秋田蘭画

    これもとっくの昔に会期が終わっているが,サントリー美術館の小田野直武展。小田野直武は江戸後期に活躍した秋田藩出身の画家で,『解体新書』の挿絵を担当したことで有名な人物である。この展覧会では小田野直武を中心に,彼が滞在していた当時の江戸の蘭画受容やその秋田への伝播,藩主を通じた藩同士の文化交流等に焦点が当てられた。 驚くのは小田野直武の早熟っぷりで,24歳の頃に,秋田藩に鉱山調査に来た平賀源内の紹介で江戸へ。そこで杉田玄白らと知り合って,翌年には『解体新書』の出版に携わっているという。蘭画に格的に習熟したのはその後になるから,『解体新書』がきっかけだったと言えよう。今回の展覧会では江戸に行く前の頃の作品も展示されていたが,普通に上手い狩野派である。上手いには上手いが,ここから『解体新書』に抜擢された理由は人のつながりとしか言いようがないのだな,と思う程度には特徴がなかった。ともあれ,そこか

    shigak19
    shigak19 2017/02/19
    まんが日本の歴史だと、平賀源内との対比で人の好さそうな優男風の作画だったな、年少で後輩キャラの桂川甫周と。夭折してたのか
  • nix in desertis:「投入堂,破損なし」の方がニュースバリューがあったのでは

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    shigak19 2017/02/05
    ドイツの連邦参議院みたいに最初から地域代表にしちゃう手もありそうだけれど、結局あちら程地方分権でないので地域自治まで含めて変えないとなあと/ハリウッド映画冒頭で敵集団に襲撃されそうな宴会、次元かあ
  • nix in desertis:C91同人誌感想・お勧め

    コミケ終わって1ヶ月も経ってしまったが,たまには読んでおもしろかった同人誌の感想でも書き残しておく。基的に自分が読んでおもしろかった,感想が頭に浮かんだというのが選定基準なので,必ずしも他人へのお勧めになりうるとは限らないものが含まれているが,一つの基準にはなりうるだろう。100冊くらい買った中から10冊ほどを選定。R-18作品有り。サークルHPやpixivへのリンクは面倒なのでやらないから,各自ググってほしい。 ・評論貴族『この杏仁豆腐がすごい!』 → 厳密に言うとC90の同人誌。マジで延々と市販の杏仁豆腐のレポが続くすごい同人誌。スイーツ好き男子のご多分にもれず自分も杏仁豆腐は大好きなので,この同人誌はすばらしく重宝しそう。 → 杏仁豆腐は大きく「寒天系」と「プリン系」に分かれる。これは原料の寒天やゼラチンの違いもあるが,牛乳を入れるかどうかにもよる。場の杏仁豆腐は牛乳が入ってい

    shigak19
    shigak19 2017/02/02
    どっかの専門図書館に入って数十年後になんじゃこりゃ扱いされると良いなあ、杏仁豆腐本/野球漫画史をある意味百合変えて、いや塗り替えているなあそれ
  • nix in desertis:学者のどなたか,しっかりした入門書を書いてください>中国絵画史

    中国の絵画(Wikipedia) ・中国の陶磁器(Wikipedia) → 秀逸なWikipediaの記事があったので紹介しておく。実際の書籍で探すと,陶磁器はともかく,中国絵画史の入門書は数が少なく,貴重である。しいて言えば『中国絵画入門』(岩波新書)が2014年に出たけれど,これはちょっと美術史というより美学史に偏っている上に,新書サイズという限界があって図版は見づらい。それよりさかのぼろうとすると,意外なことに当に無い。ゆえに,このWikipediaは非常に役に立つ。この2記事は執筆者が同じなようで……何者ですか。 → 若干話はそれるが,中国絵画史をそれなりにしっかり勉強する気力があるなら,小学館の『世界美術大全集 東洋編』(1〜9巻)を読むことを勧める。『西洋編』も良いものだが,あちらは別にこれに限らなくても良い全集がいくらでもあるのに対し,『東洋編』は当に小学館のものくらい

    shigak19
    shigak19 2017/01/25
    あとはこういうブログ記事を観て企画を立てる編集者も居ないとなあ。史学系でも「東洋史ばなれ」はちらほら漏れ聞く/県境の山々を吹き飛ばすビワコスキー粒子を開発したサイドしがは京都連邦政府に対し独立戦争を