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科学と社会に関するsoramimi_cakeのブックマーク (4)

  • ステレオタイプに陥らないために──「男性脳・女性脳」の言説 | 東京大学

    男性・女性の違いを説明する際に「男性脳・女性脳」という表現が使われることがあります。「男性脳・女性脳」は科学的な根拠に基づく概念なのか、単純化された言説はなぜ問題なのか、認知神経科学者の四裕子教授(総合文化研究科)に聞きました。 多次元的なヒトの脳 ── 「男性脳・女性脳」という概念に科学的根拠はあるのでしょうか? 「男性脳・女性脳」の概念は、性別による脳の違いについて言及したものですが、そもそも「性」とは非常に多元的な概念です。社会的・文化的に定義される「性」(ジェンダー)が多様であるように、生物学的に定義される「性」(セックス)も複雑です。生物学的に定義される「性」には、遺伝的な染色体で決まる「性」、精巣や卵巣で決まるホルモンの分泌と関係する「性」、セクシュアル・フェノタイプと呼ばれる表現型の「性」などがあり、人によってはそれらが必ずしも全て一致するとは限りません。一方で、男性・女性

    ステレオタイプに陥らないために──「男性脳・女性脳」の言説 | 東京大学
  • ミルズとラザースフェルド - 擬似環境の向こう側

    チャールズ・ライト・ミルズという社会学者がいた。彼が書いた『社会学的想像力』という著作は、国際社会学会の会員たちが選んだ「20世紀の重要な社会学の著作」の第2位にランクインされるほどよく知られている。 他方で、ポール・ラザースフェルドという社会学者もいる。マスコミュニケーションの効果研究の第一人者として知られた人だ。実はミルズはラザースフェルドの調査を手伝ったことがあるのだが、この二人のスタンスは大きく異なる。そもそも研究のスタイルが全く違うのだ。ラザースフェルドは社会調査に基づく厳密な研究を志向する一方、ミルズはより大まかに米国社会全体を分析しょうとする。 ある論文を読んでいたら、この二人の仮想的な対話が紹介されていた。ぼくとしてはなかなか面白かったので訳出してみたい。 私のお気に入りの妄想の一つは、ミルズとラザースフェルドとの対話で、前者が後者に『社会学的想像力』の最初の一文を読んで聞

    ミルズとラザースフェルド - 擬似環境の向こう側
    soramimi_cake
    soramimi_cake 2024/02/26
    2014年/ラザースフェルド型の人のイデオロギー的(無意識を含む)動機(マクロな時代診断を社会学から排除することで何を実現したいのか(或いは結果的に何が実現するのか))が気になるところ
  • 宇宙業界の人間として思うこと[追記あり]

    追記しました。あとイプシロン8号機はイプシロン6号機の間違いです、ご指摘感謝します。H-Ⅱ 5,8号機が連続で失敗したときのNASDAバッシングの話を書くか悩んだ関係で混同しました。 失敗と表現した人を責めないであげて欲しい。宇宙輸送機の失敗に関する慣習的な定義については色々な人がもう意見を述べているのでそれを読んで貰えれば良いと思うが、それは業界の慣習というか方言なので、村の外から来た人が『機体の異常で予定した打ち上げのタイミングで上げられなかったなら失敗なのでは?』と思うのは仕方がない部分もあると思います(それでも失敗の軽重で言えば、輸送機の失敗としてはかなり軽寄りということは分かるような記事であればうれしいですが)。 最初に共同通信が失敗と報じた際、多くの宇宙ファンが共同通信の表現を叩いていたのをみました。近年ではイプシロン8号機などの宇宙開発の明確な失敗にもあたたかいコメントが寄せ

    宇宙業界の人間として思うこと[追記あり]
    soramimi_cake
    soramimi_cake 2023/02/24
    “(業界の)習慣を記者に押しつけ…工学の素養が無いと馬鹿にする態度は業界に対して閉鎖的な印象をうみ、長い目で見たときにプラスには働かない""宇宙ファンが失敗という表現を叩いたことがあの態度を誘発した部分も"
  • SFはどこからきて、どこへ向かうのか 「SFプロトタイピング」から見る、社会とSFの距離感【CEDEC 2022】

    SF(サイエンスフィクション)、この言葉が私たち人類に与えた影響は計り知れない。宇宙への旅や人工知能メタバース、実際に実現されたものからそうでないものまで、フィクションは私たちの社会につねに何らかの変化をもたらし続けてきた。そんなSFは今、どのような状況にあるのだろうか。 CEDEC 2022で行われたセッション「SF思考とSFプロトタイピング:SFを取り巻く最新動向」では、今現在のSFがどのような環境に取り巻かれているのかについて詳しい解説が行われた。登壇したのは慶應義塾大学理工学部管理工学科で准教授を務める大澤博隆氏だ。 稿では、SFの最新の動向を知るとともに、SF的思考が私たちの生活をどのように変革させるのかまで、その全貌を詳しく探っていく。 まずは登壇者である大澤博隆氏について少しばかり解説しよう。 大澤氏の研究分野は「ヒューマンエージェントインタラクション」と呼ばれる専門分野

    SFはどこからきて、どこへ向かうのか 「SFプロトタイピング」から見る、社会とSFの距離感【CEDEC 2022】
    soramimi_cake
    soramimi_cake 2022/09/01
    浸透と拡散により、SF的思考なるものの輪郭など失われて久しく、SFというジャンル枠は毎年平均年齢が1歳上がるSF大会民の脳内にしかないものと思っていたが…(極論
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