中国で開かれている全人代=全国人民代表大会は9日、張徳江委員長が活動報告を行い、旧日本軍が多くの中国人を殺害したなどとされる「南京事件」が起きた日を法律で追悼日と定めるよう決めたことを、この1年間の主要な成果の1つに挙げました。 全人代は9日、北京の人民大会堂で習近平国家主席ら最高指導部も出席して全体会議を開き、全人代の常務委員会がこの1年間に行った主要な活動の成果を張徳江委員長が報告しました。 張委員長はその1つとして、9月3日を日本との戦争に勝利した記念日に、12月13日を旧日本軍が多くの中国人を殺害したなどとされる「南京事件」の追悼日に、それぞれ法律で定めるよう決めたことを挙げ、「歴史的な記念日を決定して愛国主義の精神を一層広めた」と述べました。 そして、「法律の制定という形で2つの記念日を定めることは、国民の意志と力のさらなる結集と、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現にとって