ちきりん @InsideCHIKIRIN 社会派ブロガー & 紀行文筆家:人生の旅&リアルな旅を通じて学んだことを呟きます。 詳しい活動履歴はこちら→ chikirin.hatenablog.com/about 、音声ブログ→ voicy.jp/channel/1295、旅とも募集中→voicy.jp/channel/1295/5… chikirin.hatenablog.com
2006年5月、わたしの人生は地に落ちた。 それまでのわたしは、東京の一等地の高級デザイナーズマンションに住んでいた。人生は順風満帆、さらなる成功が待っている・・・はずだった。ところが、現実は違った。 30才になったころ、私は家賃4万円のボロアパートに転がり込んでいた。 転落のはじまり はじまりは、新しいスタートの4月に入って間もないころだった。私は、信頼していた友人”K”がビジネスを始めるというので融資をした。一緒に仕事をしたこともあり、誠実な人間だと知っていたので二つ返事だった。 30日後、Kは蒸発した。後には、多額の借金だけが残っていた。そして、それが、いつの間にかすべて私にふりかかってきた。すべては、後の祭りだった。不思議なことに、恋人も人脈もお金も財産も、すべてなくなっていた。 何とか、気を持ち直して、わたしは自分の人生をふりかえってみた。そうすることで、少しでも冷静さを取り戻そ
あちこちの先進国で、格差反対デモが起きています。ちきりんが滞在中のローマでも先週土曜に大規模なデモが起き、逮捕者だけでなく死者まで出たとのこと。かなり大規模な騒動だったようです。(今は平穏に戻っています。) “アメリカンドリーム”とやらを誇っていた国で格差反対デモが始まったり、グローバリゼーションが大嫌いな、日本の“デモ好きな人達”が、グローバル・デモに同調しているのも興味深いことに思えます。 その一方で、イタリアを旅行中のちきりんが今回やたらと目にするようになって驚いたのが、「インド人の団体旅行客」です。 今までも“海外旅行をするインド人”には、よく出会いました。でも、その多くは、超リッチなファミリーや一流ビジネスマンで、彼らは個人旅行や家族旅行をしていたのです。 こういう人たちが免税品店でブランドものを買う様子をみていると、ちきりんよりよほどお金持ちに見えたし、下手をすると「家に象を飼
日本人はリスクをとらない、といわれます。最近の若者は海外に出ようとせず、アメリカの一流大学では、留学生のほとんどは中国か韓国の学生になってしまった、との嘆きもよく聞かれます。 これが、日本の将来に対する重要な警告であることは間違いありません。しかし保守的で臆病で日本を離れたがらない若者というのは、日本人の「国民性」なのでしょうか。 ひとはどんなときでも、自分の利益を最大化すべく合理的な選択をする、と考えてみましょう。すると、ちがった風景が見えてきます。 プロサッカーの世界では、たくさんの若者たちがヨーロッパに渡っています。長谷部や本田、長友、香川といったJリーグで活躍した選手だけでなく、アーセナルの宮市亮のように高校を卒業してすぐにヨーロッパリーグで活躍する選手も登場しました。 なぜサッカー選手たちは、大きなリスクをとって海を渡るのか? 彼らは、特別な日本人なのでしょうか。 もちろん、そん
最近、若くして起業していたり、小さいけど伸び盛りの会社で働いている若い人から、日本の大企業について「驚いた」「あんぐりした」的な話を続けて聞きました。 たとえば「なにかコラボできるんじゃないか」と先方から言われたので話を聞きにいくと、最後には「まあ、半年くらいかけてじっくり検討していきましょう」と言われてのけぞったとか、 向こうから呼び出しておきながら「うちと取引したい会社は五万とある」とエバリくさってるのはどういうコトなんでしょう? と。 そういう話を聞いて「まっ、日本の大企業ってのはそんなもんなのよ」と説明しながら、内心では「なんか既視感ある会話だなー」と思ってたんです。 よく考えたらコレ、欧米企業に勤める海外のビジネスパーソンが(昔)言ってたのと同じなんです。 ちきりんが通ったカリフォルニアの大学院の同級生は、半導体やらITやらシリコンバレーの会社に職を得たり、東海岸で金融やコンサル
この前とある講演会を聞きにいって、「人生がヒマだとロクなことにならない」、「人生に必要なのは希望とコミュニケーションのふたつ。これがないと厳しいってことだ」と思った。 よく「お金がないから老後が不安」とか言ってる人がいるが、そうじゃないと思う。お金なんかよりコミュニケーションの方がよほど人を救う。忙しければ人は不幸を感じるヒマがない。 時々、“40才近いひきこもりの息子を、70才近い母親が保険の外交や清掃業務に従事して支えている”みたいな話を聞くけど、あれって母親の方も“自立していない息子”のおかげで救われている。毎日やることがあってヒマにならないし、「自分がいないとダメだ」と思える相手がいて、グチや叱責も含めてコミュニケーションが生まれる。 子供が独立し、結婚して孫もできたけど、仕事で海外にいてほとんど帰ってこない。母の日と正月など年2回電話があるだけ(花は届くけど)、という状態で毎日一
2011-06-21 ライブドア事件は粉飾なのか? あらまあ、うふふw 先日disったので必死になっちゃったみたいwww かわいいわんw 残念ながら、この程度の内容は当の昔に本人の弁を元に論破済みであるw ご苦労様でしたw でもこいつの書いていることは「隙www」が多いので、一見、もっともらしい説明の中に自分がどれだけの疑問点を感じ取れるかを試すのには最適である。別に会社法や会計の知識は要らない。頭の体操をする「つもりでwww」読んで頂きたいwww 皆さんの好きなロンリテキシコウを強化する上でも参考になると思ふw ライブドアは企業を買収するときに現金がなかったので自社株と交換しようとしたんだけど、相手から現金じゃないといやだといわれたので、現金をつくるためにいったん投資組合に株をわたして、そこがライブドアの株を売って、現金を相手の企業にわたすというやりかたをしていた。 先ず、飛ぶ鳥を落とす
このコンテンツは、2010年2月に名古屋国際センターで開催された講演内容を編集したものです。 「日本人の知らないニッポン」 オープニングビデオ ”UNION” THINKER "Union" from manon film worx on Vimeo. 「日本人が知らないニッポン」 -隠されてきた歴史から読み解く世界の成り立ち- 今回のテーマである「日本人が知らないニッポン」では、世界から見た近代・日本の歴史を振り返りながら、現在の世界の流れを読み解いていきます。 前回のイベント「新型インフルエンザ・ワクチンは打ってはいけない」同様、今回もこれまで慣れ親しんできた一般常識からかけ離れた内容や、テレビまたは新聞のニュースでは伝えられていない情報がたくさん含まれています。これまで一度も耳にしたことのない事柄や中にはとても信じられないような情報もあるでしょう。もし、そのような事柄に疑問をもたれた
見た目にわかりやすくなった「世界がもし100人の村だったら」 10年ほど前にインターネット上で世界的に広まった「世界がもし100人の村だったら」。世界を100人の村に置き換えたこの比較は、書籍化までされたので多くの人がご存知かと思います。 人は幸せを判断するとき目に付く範囲とだけ比較してしまいがちですが、視点を変えることで自分の立ち位置も大きく変わることに気づかされます。 その100人村を、ビジュアル的にわかりやすくポスター化した、最新バージョンと言えるものがありましたのでご紹介します。 1. 宗教 33人がキリスト教 24人がその他・無神論者 19人がイスラム教 13人がヒンズー教 6人が仏教 5人が精霊(自然に霊が宿っている)信仰 2. 性別 48人が男性 52人が女性 3. 空気 68人がきれいな空気を吸っている 32人が汚染された空気を吸っている 4. 言語 17人が中国語を話す
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く