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エッセイに関するt-murachiのブックマーク (3)

  • 芥川賞後、廃人気分の作家に 将棋界から突然のオファー:朝日新聞デジタル

    作家 高橋弘希さんの寄稿 朝日新聞には、A賞受賞時にもエッセイを寄稿した。一般の読者は知らぬと思うが、とゆうか私も知らなかったが、A賞を受賞すると各新聞紙へのエッセイ寄稿が慣例である。 しかし「私がA賞を受賞して」というテーマで、何紙にもエッセイを書くので、すぐにネタが尽きる。結果として紙に寄稿したエッセイは「私がA賞を受賞して」ではなく「私が竜王を諦めた理由」になってしまい、文化部からは完全にひんしゅくを買ったものと思っていた。 しかしそこは懐の広い紙である。この度、再びエッセイの依頼がきた。一月初旬の掲載なので、干支(えと)について記せ、あるいは亥(いのしし)年なので猪突(ちょとつ)猛進をテーマにしても可、とのことだ。 亥と言えば、私は過去に秩父で猪鍋(ししなべ)をべたことがある。豚肉とは違い、脂身に軽さがあり、しかしながら淡泊とも言い難い芳醇(ほうじゅん)な味わいがあり、大

    芥川賞後、廃人気分の作家に 将棋界から突然のオファー:朝日新聞デジタル
    t-murachi
    t-murachi 2019/01/14
    朝日紹介文やさしいw
  • 芥川龍之介 谷崎潤一郎氏

    僕は或初夏の午後、谷崎氏と神田をひやかしに出かけた。谷崎氏はその日も黒背広に赤い襟飾りを結んでゐた。僕はこの壮大なる襟飾りに、象徴せられたるロマンティシズムを感じた。尤もこれは僕ばかりではない。往来の人も男女を問はず、僕と同じ印象を受けたのであらう。すれ違ふ度に谷崎氏の顔をじろじろ見ないものは一人もなかつた。しかし谷崎氏は何と云つてもさう云ふ事実を認めなかつた。 「ありや君を見るんだよ。そんな道行きなんぞ着てゐるから。」 僕は成程夏外套の代りに親父の道行きを借用してゐた。が、道行きは茶の湯の師匠も菩提寺の和尚も着るものである。衆俗の目を駭かすことは到底一輪の紅薔薇に似た、非凡なる襟飾りに及ぶ筈はない。けれども谷崎氏は僕のやうにロヂックを尊敬しない詩人だから、僕も亦強ひてこの真理を呑みこませようとも思はなかつた。 その内に僕等は裏神保町の或カッフエへ腰を下した。何でも喉の渇いたため、炭酸水か

    t-murachi
    t-murachi 2012/04/12
    しょーもない単なる短いエッセイなのになんでこんなに面白いんだ…w
  • 酒井若菜『『夜のカフェテラス』然り。』

    浮世絵展面白かったなぁ。 世界中の芸術家たちの原点が日にあることを再認識せずにはいられませんでした。 さ。 最近立て続けに「能で生きたらいいのに」というようなことを言われました。 確かに。 最近の私は、ちょっと理性が働き過ぎているような気がします。 基的に普通に優しい人になりたくて、そつのない平均点人間になりたいと思っている私。 でも「優しい」ということは、普通でも平均でもないのかな、と思ってきたりもしています。 普通や平均は、意地の悪さや雑なプライド込みだったりするのかしら。 優しいは、特別なことなのかな。 もしそうなら、普通も平均も諦めてもいい。 優しくなりたい。 とにかく優しくなりたい。 私の能は、どんなのだろ。 優しい、ってすごいから分からない。 時に全部を超えるから。 私にとって「優しい」はこれからしばらくは、特別なものになりそうです。 いつか「特別」から「当たり前」にな

    酒井若菜『『夜のカフェテラス』然り。』
    t-murachi
    t-murachi 2009/11/24
    面白い。エッセイストとしても食っていけるんじゃないか?
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