新しく入居した途端に、マイホームの価値は購入時の値段から目減りする。40年ローンを払い終わった時点で、資産価値はほぼゼロに等しい。 BBCの東京特派員として初めて着任した時、このことを知って私は途方に暮れた。あれから10年たち、離任の準備をする中でも、この現象は同じだった。 この国の経済は世界第3位の規模だ。平和で、豊かで、平均寿命は世界最長。殺人事件の発生率は世界最低。政治的対立は少なく、パスポートは強力で、新幹線という世界最高の素晴らしい高速鉄道網を持っている。 アメリカとヨーロッパはかつて、強力な日本経済の台頭を恐れていた。現在、中国の経済力の成長を恐れているように。しかし、世界が予想した日本は結局のところ、出現しなかった。1980年代後半に、日本国民はアメリカ国民よりも裕福だった。しかし今では、その収入はイギリス国民より少ない。
フロントエンドエンジニアとして働くのを2022年いっぱいで終わりにしました。今までフロントエンドエンジニアとしての私と関わってくださった方、元上司、元同僚、友人・知人の皆様、本当にありがとうございました。 コーダーから始めて、約7年間ウェブのクライアントサイドのコードを書く業務をしました。 2023年からは大好きなアクセシビリティに向き合う仕事をやります。夢のよう! なぜやめたのか 寝る時間も惜しむほど熱中できることを仕事にするのがいいなと思ったからです。いわゆる現代のフロントエンドエンジニアに求められるスキルの向上に対して、それほどの情熱を持っていたかというとそうではなく。ずっと情熱的な人に囲まれて働いてきて、愛がある人には勝てんな。と痛感し、私も愛する分野で生きていかなければと思いました。 誰もが求めるものにたどりつけるインターネットであってほしい 私を突き動かすのは「ウェブで快適を手
会計は金融、ビジネスの根底にあり、軍隊を作ったり都市を建設したり、大規模なリソース管理したりといった活動を可能にする。実際、会計こそまさに世界が価値あるもののほとんどを追跡管理する手法だ。 会計はお金より昔からあり、もともと古代コミュニティが限られたリソースの追跡と管理に使っていた。7,000年以上も前のメソポタミアに会計記録があって、物々交換を記録している。時代とともに、会計は取引の言語となり、情報インフラとなった。会計と監査は、エジプトやローマのような大帝国の建設も可能にした。 会計が拡大するにつれて、羊だの穀物の山だの材木の束だのを数えるだけでなく、リソースの計算と管理にあたって、その交換価値を使いお金という抽象的な単位に基づいて計算するほうが、筋が通るようになった。交換だけでなく、お金は支払い義務の記録や管理も可能にした。だから初期の簿記は、個人同士の約束や取引を記録しただけだった
My work at OpenAI reminds me every day about the magnitude of the socioeconomic change that is coming sooner than most people believe. Software that can think and learn will do more and more of the work that people now do. Even more power will shift from labor to capital. If public policy doesn’t adapt accordingly, most people will end up worse off than they are today. We need to design a system t
「森の民(The Forest People) 」と「山の民(The Mountain People) 」の中で、人類学者 Colin Turnbull は、二つの社会を対照的に描きました。山岳地帯では、資源は乏しく、人々は常に飢餓の淵にいました。彼らが発達させた文化は、ぞっとするようなものでした。母親は、赤ん坊がなんとか生き延びられるかもしれぬ程度に成長するやいなや、捨て子たちの放浪集団にその子を遺棄しました。暴力、残虐行為、そして裏切りが、常態でした。 対照的に、森林地帯には豊かな資源がありました。ひとりの人が基礎的な必要を満たすには、一日に半時間も使えば十分でした。森林地帯の文化は、山岳地帯の文化を鏡に写したように逆になりました。大人たちは協力して子育てし、子供たちは、自分で自分の面倒をみる準備がすっかり整うまで、育てて貰い、愛されました。誰かが誤って誰かを殺してしまった場合(故意の
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
180度逆だ。ついに「日本がひとり勝ちするとき」がやってきたのだ。 当然だ。説明しよう。 世界は何をいま騒いでいるか。インフレである。インフレが大変なことになり、慌てふためいて、欧米を中心に世界中の中央銀行が政策金利を急激に引き上げている。 その結果、株価が暴落している。世中の中央銀行の量的緩和で膨らんだ株式バブルが崩壊している。実体経済は、この金利引き上げで急速に冷え込んでいる。一方、インフレは収まる気配がないから、いちばん嫌なスタグフレーション(経済が停滞する中での物価高)が確実になっている。世界経済は、「長期停滞」局面に入りつつあるのである。 一方、日本はどうか。世間が「ひとり負け」と騒ぐぐらいだから、日本だけが世界と正反対の状況になっている。 まず、世界で唯一と断言できるほど、インフレが起きていない。企業物価は大幅に上昇しているが、それが消費者物価に反映されるまで非常に時間がかかっ
2019年も残り1週間となりました。 至るところで、今年の総括が行われています。 新聞、テレビでも様々な切り口の総括を目にします... そこで、今週は「進歩の罠」について書いてみます。 「進歩の罠」の本題に入る前に イヴァン・イリッチ(Ivan Illich、1926-2002)による 『脱病院化社会――医療の限界』に言及しておきます。 本書は1979年の出版で、40年以上前に書かれたものですが、 当時から彼は、医療システムの患者生産工場化をズバリと指摘しています。 「医療機構そのものが健康に対する主要な脅威になりつつある」と断じたのです。 私がその書を最初に手にしたのは20年ほど前ですが、 「イリッチという人は医療を悪く言い過ぎるなぁ」と感じていました。 正直、彼に対して良いイメージは持っていませんでした。 それが今では、その慧眼に敬服せざるを得ないと思っています。 確かに、イリッチの警
瀧本哲史 東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科助手を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。独立後は、企業再生やエンジェル投資家として活動しながら、京都大学で教育、研究、産官学連携活動に従事。全日本ディベート連盟代表理事、全国教室ディベート連盟常任理事なども務める。1999年〜2019年、社外取締役や株主としてクオン株式会社を支援。 著書紹介 『ミライの授業』講談社(2016) 『読書は格闘技』集英社(2016) 『戦略がすべて』新潮社(2015) 『君に友だちはいらない』講談社(2013) 『武器としての交渉思考』講談社(2012) 『僕は君たちに武器を配りたい』講談社(2011) 『武器としての決断思考』講談社(2011) 論文 「影響力の4つの特徴とリスク 人を動かすのに友だちはいらない」DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文(2014) クオン武田との
タイトル;Principles for Dealing with the Changing World Order: Why Nations Succeed and Fail (English Edition) Ray Dalio (著) 出版:Avid Reader Press / Simon & Schuster Amazonリンク:https://amzn.to/3hZgpmM 楽天リンク:https://a.r10.to/haOhH1 📘 【拙著】 タイトル;お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解 タザキ (著) 出版:クロスメディア・パブリッシング(インプレス) Amazonリンク:https://amzn.to/3tWWuev 楽天市場リンク:https://a.r10.to/hM05SC 【初月無料】投資本も豊富な電子書籍読み放題サービス https:
はいどーも あでのい です! いやー、とうとう完結ですよ劇場版Gのレコンギスタ! この人類史上に残る一大事を目前にして、このブログ、直近記事が刃牙シリーズ、麻雀漫画、シン・ウルトラマンですよ? 一体何のためのブログだと思ってんすかね本当。忘れてる人のために言っときますが、このブログは元々Gレコ感想用ブログです。忘れないように! という訳で今日は漫画『チ。-地球の運動について-』の感想です。 チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス) 作者:魚豊 小学館 Amazon この度最終巻の発売に加えてアニメ化も決まったとのことでめでたい限りですね。全8巻できれいにまとまってるのもおすすめしやすいポイントです。 でまあ、なんですけど、今日はちょっとこの大人気漫画の『チ。』を、私の持てる限りの全身全霊をもってして可能な限りボコボコにしてやりたいと思います。 やー、遂に書いちゃったよ作品批判
私は極端に集中力がない方だと自認しています。 それは生まれつきというより、中学生あたりから使い始めたスマホに10年がかりで「集中」というスキルを奪われてしまったからのように思います。 コロコロコミックを読んでいた小学生時代の私は、隅から隅まで読むまで他のことに気を取られることはありませんでした。それが大人になったというのに、10分のYouTubeを見始めて3分後にはTwitterやInstagramを開いていました。エンタメ相手でさえ、この集中力のなさです。 https://unsplash.com/photos/6lcT2kRPvnIでもこれは私だけが抱える問題ではなくて、あまりに便利でエンタメも豊富な現代に生きる人たちの多くが抱える問題なんじゃないかなあと思います。 SNSやYouTubeなどは本当によく作られていて、朝起きてから夜寝るまでどころか3連休や4連休でも退屈することなく時間
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く