東京都庭園美術館「生命の庭」展の2度目の訪問では、感傷的な気持ちを抑えることができなかった。出品している8人のアーティストの一人、康夏奈が44歳の若さで亡くなったからだ。病気のことは以前本人から聞いていたが、本展を最初に見た時は、彼女の旺盛な制作力に触れ「元気なんだ」と安心していた。彼女が展覧会のオープンを待つことなく今年の2月に逝去したことをその後知り、愕然とした。 2013年の夏、家族で瀬戸内国際芸術祭を訪れることを伝えると、当時康が住んでいた小豆島の家に招いてくれた。小学生だった私の息子2人を海に連れ出し、シュノーケリングを教えたり、制作に使うクレヨンを惜しみなく使って絵本作りをしてくれた。康自身が全力投球で遊んでいたのが印象的だった。バーベキュー、花火、穏やかな瀬戸内の波、康が頻繁に描いた花寿波島(はなすわじま)のチャーミングな形、切り立った岩場の霊場。小豆島での数日は夢のように過
朝は晴れていたのに、午後になると天気が急変して突然の雷雨に…ということは、誰しも経験したことがあるかと思います。特に傘を持たずに外に出ていた時は困ったものです。 急な大雨を描いた浮世絵といえば、歌川広重の「東海道五拾三次之内 庄野 白雨」ですとか、 同じく歌川広重の「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」が有名です。 このように浮世絵には、大雨や雷、あるいは、急激な天気の変化に慌てる人々の姿がしばしば描かれています。今回は、そんな中から3点の浮世絵をご紹介しましょう。 まずは、歌川広重の「五十三次名所図会 四十七 亀山 風雨雷鳴」。 場所は、東海道の宿場町であり、城下町であった亀山。現在の三重県亀山市の風景です。坂の上には亀山城が見えます。 「風雨雷鳴」の題名通り、まさしく雷が鳴り響き、大雨が降る様子を描いています。雨雲に覆われた灰色の空が、赤い稲光によって黄色く光っているところに注目です。
南仏カンヌで毎年行われている世界最高峰の広告およびマーケティング・コミュニケーションの祭典「カンヌライオンズ」。過去18回も現地を訪れ、審査員まで務めた著者が、広告やキャンペーンの実例を紐解きながら、先進コミュニケーション事例について解説していくシリーズの第2回目をお届けする。 今回は、ここ2~3年で世界に最も衝撃を与えた話題作をピックアップ。自分たちのメッセージを直接消費者に送り届けるのではなく、消費者自らが“メディア化”して自発的に送り届けてくれるような「起点」を作り出すことで大成功した事例を紹介しよう。 取り上げるのは、2017年のカンヌライオンズにおいて4つの部門でグランプリを獲得した「フィアレス・ガール Fearless Girl (恐れを知らぬ少女)」。 世界3位の運用規模を誇るアメリカの投資ファンド会社「State Street Global Advisors」(以下SSGA
葉山で日本画みたいな富士山が撮れた https://t.co/bY2ofCrVEC
1300年の歴史が繋がるアートとサウナ -猪子寿之 ロングインタビュー -(前編) ー 「高級な場所で」ではなく「最高の状態で」アートを体験する 2021.3.7 2021年3月、六本木のど真ん中に期間限定の「サウナ」が誕生します。このサウナを手掛けるのは、世界各地で活躍する日本を代表するアート集団「チームラボ」。今回の「チームラボ & TikTok, チームラボリコネクト:アートとサウナ 六本木」は、サウナとアートを掛け合わせた全くの新しい体験の展覧会です。 六本木蔦屋書店の目の前で建設中の展覧会場 この展覧会に向けて目下アート制作に取り組むチームラボ代表の猪子寿之氏に取材を行いました。雑誌「サウナランド」の編集長 箕輪厚介が、今回の展覧会に対する想いや狙い、猪子氏のサウナ体験からサウナの歴史・猪子説などを伺いました。前編、後編に分けてお届けします。 「高級な場所で」ではなく「最高の状態
このページは、「最高にエッチな画像」をNFTアートとしてオークションに出品したことを告知するためのものです。 オークション会場はこちらです。 ◆ ◆ ◆ こんにちは。 群青ちきんと申します。 早速ですがこちらは何の関係もないあざらしさんです。 タッチして可愛がってあげてください。 さて本題に入りますが、みなさんはNFTというものをご存じでしょうか? 私は最近まで新しい電話回線会社かと思っていました。 NFTとは、簡単に言うと「デジタルデータを唯一無二のものとして証明したやつ」のことです。 これまでのデジタルデータは、コピー&ペーストによって容易に複製が可能でした。 それをブロックチェーンとかの技術を使って、「こいつが正真正銘のオリジナルだぜ!!!」と客観的に証明したものがNFTです。 今これを読んでいらっしゃる方はみなさん賢めのゴリラだと思われますが、ご安心ください。 ゴリ
はじめに「投資」という概念は昔からある。金に投資していた時代から、それが不動産や株へになり、最近だとファンドやスタートアップへの投資が流行り始めている。そして、今では株や不動産もここ10年を見ると、大分進化している。 引用:CRV Blogまず変わったのは、個人投資家が入れる技術が出てきたこと。RobinhoodやPublicはオプション取引、不動産業界だと部分投資、そしてスタートアップ業界でもAngelListなどを通して少額投資が可能になってきている。 この新しい技術ありきの投資は以下のようなフェーズに切り分けられるかと思います: ・フェーズ1:流動アセットを投資しやすいUI/UX化(Robinhood、Coinbase) ・フェーズ2:プライベートのアセットクラスへの投資サービスの誕生(例:Rally、Otis、Mythic Markets) ・フェーズ3:投資だけではなく取引がオン
数年前に比べると、深層学習による成果を見聞きしても驚かなくなったということはありませんか? 深層学習の各産業での応用や社会実装は、いよいよこれからが本番だと思うものの、2010年代半ばに次々と出てきた深層学習の成果を初めて見たときほどの驚きは、少なくとも私にはなくなってきていました。恐らく日々出てくる研究成果を追いかける専門性がないからだろうと思います。 しかし、例外はもちろんあります。例えば、OpenAIが発表した成果です。 1つは人間が書いたような自然な文章を生成することで昨年(2020年)の夏に各方面に衝撃を与えた言語モデル「GTP-3」、もう1つは、その画像版である「DALL・E」(ダリ)です。ダリを開発したのは米国の研究開発企業OpenAIで、2020年1月5日にブログで発表しています。 シュールレアリスムを代表する画家の1人であるサルバドール・ダリ(と映画WALL-E)にちなん
大西拓磨です。21歳、ニートです。 このたび、縁あって、ここで何か書いていい権利をいただき(、そこから半年が経ち)ました。 とりあえず、僕のここまでの人生をザバーと紹介して最初の記事と代えようと思います。 1999-2011 横浜で、両親の反対を押し切って生まれました。父と母が毎日のように喧嘩している間、僕はどちらの膝にも座れるのが楽しかった思い出です。 内気ながら足が速かったので小学校では男1女6で遊んでたし、うち2人に告白されました(ここで自殺しておけば...)。 これはその頃に描いた船の絵と その間取りです。 2012-2014 3分の1が東大に行く中高一貫男子校に入れさせられましたが、勉強嫌いだったのでずっと遊んでました。 雪だるまに土下座させたりとか、 ポテトで悟空作ったりして。 あとずっとパズドラやってた。無課金で属性一面+297を達成したのは僕が史上初でした(伝わらない)。
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:高速道路上にあるバス停が異世界 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 電子ペーパーを飾るということ 「電子ペーパー」は、どちらかといえば地味な存在だ。その多くがモノクロだし、応答速度(画面切り替え)も遅い。液晶と比べると華やかさに欠けるイメージがある。 しかし一方、目が疲れにくかったり、電源がなくても画面表示を保持する特性があったりで、電子書籍端末などに重宝されている。秀才の影に隠れて目立たない無口キャラだけど、「あいつ、実はすごいやつだよな」とクラスで噂されるような存在である。 そんな飾り気のない、質実剛健な電子ペーパーに強く惹かれている。 これは愛用している電子ペーパ
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