一方、民間の金融仲介会社は2日、政府・日銀が3兆円規模の市場介入を行ったと分析しています。 日銀が2日、発表した当座預金の統計では今月7日、4兆3600億円の資金が金融機関から政府に移動する見通しだということです。 民間の金融仲介会社「東短リサーチ」では移動する資金は7000億円と見込んでいましたが、これを大きく上回ることから政府・日銀が2日円買いの市場介入を行ったと分析していて、その規模は3兆円規模に上ると推計しています。 この会社では政府・日銀が先月29日にも5兆円規模の市場介入を行っていたと分析しています。 外国為替市場で急激に円高が進んだことについて為替のトレーダーからは市場介入の可能性が高いという声が上がっています。 このうち首都ワシントンに拠点を置く「マネックスUSA」の為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏はNHKのインタビューに対し、「市場介入について議論するときトレーダーが着目