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ブックマーク / note.com/nekomata4636 (1)

  • 猫又のバラバラ書評「おかめ八目」|nekomata_el_gato

    『かくしてモスクワの夜はつくられ、ジャズはトルコにもたらされた 二つの帝国を渡り歩いた黒人興行師フレデリックの生涯』ウラジミール・アレクサンドロフ著 竹田円訳 強い期待を持って書を読もうと思ったわけではなかったのだが、まるで知らなかったひとりの黒人が激動の時代に不屈の精神でアメリカからロシアへ渡り、その後コンスタンチノープルで劇場を運営し、ショウビジネスの世界で大成功を収め、巨万の富を築きあげながら第一次世界大戦、ロシア革命、トルコへの国際社会の介入と政治的動乱に巻き込まれて、すべてを失いっていった人物の物語なのだが、フィクションではない。非常に少ない資料を丹念に積み重ね、歴史の闇から救いだしたノンフィクションなのである。作者は名前から推察できるようにロシア系のアメリカ人でロシア文学研究者として著名な学者で若くしてイェール大学の教授となった。ナバコフの研究者でもあり、トルストイの小説の厳

    猫又のバラバラ書評「おかめ八目」|nekomata_el_gato
    taskapremium
    taskapremium 2024/02/07
    “ミハイルの息子の一人と結婚した相手はフランスのセクシーな高級ランジェリーで有名なデザイナー、シャンタル・トーマスで、彼女のトーマスという姓はフレデリックの苗字である。”>
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