青山学院大学の総合優勝で幕を閉じた第98回東京箱根間往復大学駅伝。選手の着用シューズでは「ナイキ(NIKE)」の独壇場を崩すため、「アシックス(asics)」や「アディダス(adidas)」が厚底シューズの開発に取り組み、ナイキの着用率が昨年の95.7%から74%に下回ったことで「ナイキ一強の勢力図に変化が訪れた」と話題を集めていた。しかし、歴代の区間賞記録保持者の着用シューズが全てナイキであることがわかった。 第98回大会では、15年ぶりの区間新記録となる1区の吉居大和選手(中央大学)、連続区間新記録を達成した9区の中村唯翔選手(青山学院大学)と10区の中倉啓敦選手(青山学院大学)の3選手が新記録を樹立。3選手ともに、ナイキのエア ズーム アルファフライ ネクスト%を着用していた。なお、今年の箱根駅伝では、ミズノを着用した4区の嶋津雄大選手(創価大学)とアディダスを着用した5区の細谷翔馬