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ブックマーク / book.asahi.com (3)

  • インタビュー : 安西水丸「青の時代」 一発勝負、描き方の原点 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■時の回廊 団塊世代の青春時代、雑誌「ガロ」があった。あの時代、「ガロ」は日漫画表現の先頭を走っていた。そこから単行『青の時代』(1980年)が生まれ、安西水丸というイラストレーターも生まれた。日々起こる様々な事件を、自身が育った港町の風景と共に描き出した作品は、いまの安西を形作る原型となった。 ◇ 僕が平凡社に勤務していたころ、嵐山光三郎さんの小説「怪人二十面相の墓」を漫画化しました。嵐山さんが僕に「絵、描ける?」と聞いてきて「絵なら描けますが」と応じたら、「文章を書いているので一緒にやらないか」となった。その後3年間、「ガロ」に読み切りで連載をしました。この時は自分でストーリーも考えた。それが初の単行『青の時代』になりました。 米ニューヨークで働いていたころの話を描かないかと言われたけれど、外国に行ったことのない人にとって、それはあまり興味のないこと。だったら、海があって、母が

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  • コラム別に読む : ハフポストの陰に理系知あり - 尾関章 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    業界用語、いや社内用語なのかもしれないが、「わが社もの」という言葉がある。自社が主催したり後援したりする行事を記事にするときに、そんな呼び方をしてきた。で、今週の一冊は「わが社もの」になるのかなあと一瞬思って、すぐに苦笑した。僕は7月に朝日新聞を退社している。もはや正真正銘の第三者だ。「元わが社」がかかわる新事業の話題をとりあげても、宣伝とは思われまい。 今年5月、米国最強のニュースブログサイトの一つとされるハフィントン・ポスト(ハフポスト)の日版が誕生した。ニュースのまとめと著名人ブログを最大の目玉にソーシャルメディアも組み合わせた新時代の媒体である。このサイトを運営する合弁会社に朝日新聞社が出資しているので「元わが社もの」というわけだ。そのハフポストの成り立ちを知るのに格好のが7月に出た。 『メディアのあり方を変えた――米ハフィントン・ポストの衝撃』(牧野洋著、アスキー新書)。著者

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  • 村上春樹さんが寄稿 領土問題、文化への影響憂う - 本のニュース | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    作家の村上春樹さん(63)が、東アジアの領土をめぐる問題について、文化交流に影響を及ぼすことを憂慮するエッセーを朝日新聞に寄せた。村上さんは「国境を越えて魂が行き来する道筋」を塞いではならないと書いている。  日政府の尖閣諸島国有化で日中の対立が深刻化する中、北京市出版当局は今月17日、日人作家の作品など日関係書籍の出版について口頭で規制を指示。北京市内の大手書店で、日関係書籍が売り場から姿を消す事態になっていた。  エッセーはまず、この報道に触れ、ショックを感じていると明かす。この20年ほどで、東アジアの文化交流は豊かになっている。そうした文化圏の成熟が、尖閣や竹島をめぐる日中韓のあつれきで破壊されてしまうことを恐れている。  村上作品の人気は中国韓国台湾でも高く、東アジア文化圏の地道な交流を担ってきた当事者の一人。中国台湾で作品はほぼ全てが訳されており、簡体字と繁体字、両

    tettu0402
    tettu0402 2012/09/28
    「安酒の酔いはいつか覚める。しかし魂が行き来する道筋を塞いでしまってはならない。」
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