最終回、「何故、大企業へと成長したドワンゴを辞めたのか」 2014/9/1 から "株式会社アークライト" で働き始めました。 入社初日の仕事はまたしても "秋葉原で自分の PC を買ってくること" 15年前と変わったのは、今回は自作 PC ではなく SurfacePro3 を購入した点。 自作 PC のメリットは以前ほどは無くなってしまった。 さて、アークライトはどんな会社か簡単に説明すると。 主にアナログゲーム(非電源系と呼ばれたりする)のカードゲームやボードゲームを取り扱い 雑誌の出版、ショップ経営、ゲーム販売、企画、イベント運営をしている会社だ。 ここが自分の新しい職場となる。 --------------------------------------------------- 【自己アピール】 入社初日に職場で一風変わったことをやったところ、 予想以上に面白い結果が得られ、他の
結局、ドワンゴとは何だったのか 長い有給消化の夏休みも最終日となった今日ようやく、 この退職エントリで書こうとしていた本題の1つに触れていく。 結論を書くと、実にあたりまえなことに落ち着く。 ドワンゴとは "川上量生" である。というだけの結論になる。 少々長い動画になるが先日ワールドビジネスサテライトに川上さんが出演した時の映像を少々長いので後でで良いので見て欲しい。 2014/08/21(木)23:00~ 動画約24分 これを見て、あまりにも川上さんが いつもどおりの川上さんすぎて (緊張しているのかハラハラする部分はあるが) もうほんとにこのままなのである。 ああ、川上さんはどこまでいっても変わらないんだな。 これはもうドワンゴで川上さんと関わったことがある人なら誰もが納得する事だ。 (対外的にはもっと違った顔を持っているのかもしれないが) こんな川上さんだったからこそ、ドワンゴとい
■偉大なる先輩 shi3z さんと tarbo さんの存在 ドワンゴには突き抜けた人間が多かった。 その中でもズバ抜けて印象深い2人について書く。 ● shi3z さん ドワンゴには "清水亮 shi3z" さんというスーパーレア(SR)キャラが居た。 今ではクラスチェンジしてウルトラレア(UR)にグレードアップしているかもしれない。 当時の名刺の肩書は "アーキテクト 清水亮" だった。僕には今でも意味が分からない。 僕から見た清水さんは、行動力の塊のような存在で 火が点いたらまっすぐ目標に向かって飛んで行き、周囲の注目を集める派手な音を出す。 とにかくロケット花火のような人だった。 ・釣りゲームを作るとなったら、まず釣具セットを用意して弟子のひるけんと一緒に隅田川に釣りにいく ・囲碁のゲームを作ろうと思ったら近所の碁会所へ出かけて行き体験して常連客に話を聞く ・男女のコミュニケーション
■ドワンゴ社内の様子 1Fに米屋のあるビルの4Fと6Fにドワンゴはオフィスを構え、 社員数は約30人だった。自分の社員番号は34番 (社員番号制度が出来るより以前に居た社員も存在するため正確な入社順ではないらしい) 4Fオフィスの奥のスペースには二段ベッドがあり、しょっちゅう社員が仮眠を取っていたが、 とある早朝、誰もいないオフィスに自分が1番乗りで出社した!と思ったら、 突如、デスクの下から人が這い出してきて驚愕させられた!? どうやら机と机が背向かいになった隙間の床スペースで寝ていたそうで、確かネットワークRPGツクールを作っていたはむぞーさんだ。 自分も試しにそのスペースに入ってみると、外の騒音から隔絶され、かつ周囲の目線が一切気にならない実に快適なスペースだった。 会議室には何故か楽器がたくさん転がっていて、謎の動画が撮影されたりしていた UPDATE 高画質版を頂きました! ※1
1999年9月1日にドワンゴに入社し、 2014年8月31日を以って退職する運びとなりました。 ピッタリ在籍15年と実にキリがいい。 8月は有給消化で長い夏休みになる。 さて、いざ退職エントリを書いみたらなんだかとても長くなってしまい、 まとめあげるのが不可能とも思える量になってしまったので、 知り合いから「連載してみては?」というジョークを本当にやってしまおうと思う。 この際、文章がまとまってないとか結論と関係ないとかは置いといて、とにかく公開していくスタイルでいきたい。 どうせこの文章に価値などない、自分語りの自己満足だ。 ------------------------------------------------------------------------------------- つれづれなるままにひぐらし ドワンゴ卒業生もすなる退職エントリといふものを、自分もしてみむとて
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