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ブックマーク / www.vice.com (9)

  • 〈老人化〉する若者たち

    ミレニアルズの勢いが止まらない。彼らはどの分野においても、慣習を覆し、規範を否定する。ミレニアルズ・パワーで大穴候補者が大躍進した結果、米国大統領選を混迷させたり、〈ホヴァーボード〉なるセグウェイに乗ったり、自画自賛なミレニアルズ考察記事を書いたりする、そんな世代だ。とかくせわしないこの世の中で、ミレニアルズは自由に生きている。そして、ミレニアルズは、夜遊びに出るのを面倒くさがる初めての世代らしい。 2016年6月8日の『New York Post』では、ミレニアルズについて「ソファでゴロゴロするのが大好きな世代」と説明されていた。確かに私たちは、いわゆる〈X世代〉よりもたくさんの時間をテレビ番組のストリーミングやスマホに費やしているし、人間関係にも及び腰だ。『New York Post』の記事が的確に指摘している。「家で静かな夕べを過ごすのを好む若者が増えている」。さらに私たちは酔っぱら

    〈老人化〉する若者たち
    tettu0402
    tettu0402 2018/02/26
    分かるわー。「Netflix & Chill」ってめちゃいい言葉だ。
  • 日本のリトル・ネパール〈阿佐ヶ谷〉

    新宿駅から中央線で西へ10分。JR阿佐ヶ谷駅の周りにはいま、日最大規模のネパール人コミュニティができつつある。駅の南北を通る商店街を少し歩けば、必ずネパール人とすれ違う。阿佐ヶ谷のコンビニでネパール人店員がいない店はないといっていい。この数年でカレー店が増え、いつの間にか複数のスパイスショップもできた。周辺のネパール人の数は、この3年間で2倍以上に増えている。2013年に阿佐ヶ谷駅前に開校した世界初のネパール人学校「エベレスト・インターナショナル・スクール」が、そのきっかけとなったのだ。 朝の校内には、子供たちによるネパール国歌が響きわたる。教室では、碧眼で白人のような子、褐色の肌をした子、日人といわれてもわからない平坦な顔をした子どもたちが仲良く声を出している。阿佐ヶ谷と隣駅の荻窪にふたつの校舎を持つ同校には、保育園から小学6年生まで約160人の生徒が在籍する。在日ネパール人の子息の

    日本のリトル・ネパール〈阿佐ヶ谷〉
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    tettu0402 2017/12/18
    言われてみると確かに、ちらほらネパール料理店を見かけるようになったなど変化しているかも。面白いね。
  • パチモン・ブランドをパリ・ファッション・ウィークで売り込む

    〈Pierre Klein(ピエール・クライン)〉、〈Cuggi(クッチ)〉、〈Lewis Vooton(ルイス・ヴートン)〉…。ガラクタみたいなジュエリー、そして〈I♡大麻〉キャップなどを売るコピー・ブランドは、世界中の露店で主要な売れ筋アイテムだ。私は、数々の露店を見てきたが、そのなかでも、頻繁に遭遇するブランドがある。それが〈Georgio Peviani(ジョルジオ・ペヴィアーニ)〉だ。 明らかにイタリア人男性であろう名前をGoogle検索してみると、この名のもとに発売されたデニム・ジーンズが多数出てくる。しかし、ジョルジオ・ペヴィアーニなんて人物は表示されない。やはり、明らかにただのコピー・ブランドだ。どのブランドのコピーか? 答えはやはり〈ジョルジオ・アルマーニ〉だろう。 しかし、ペヴィアーニはそこから何の利益も得ていないはずだ。なぜなら、ぺヴィアーニのロゴは、アルマーニのそれ

    パチモン・ブランドをパリ・ファッション・ウィークで売り込む
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    tettu0402 2017/12/05
    これ、最高だよな。
  • 右目にカメラを埋める〈アイボーグ〉男

    2017年3月、44歳の映画監督、ロブ・スペンス(Rob Spence)は、義理の兄弟とそのと一緒にトロントのレストランにいた。店員がオーダーをとりにきた。店員は、映画『ターミネーター』(The Terminator, 1984)のアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)のように赤く光るスペンスの右目に気づいたようだった。 サイボーグ・アイを披露したスペンスと店員とのやりとりは、カメラを搭載した彼の右目が録画していた。6月10日、OCAD大学で開催されたロボット工学や人工装具のカンファレンス〈フューチャーワールド(FutureWorld)〉に登壇する数日前のインタビューで、彼はこの出来事について話してくれた。 グーグルグラス(Google Glass)のように、装着者が見ているものを録画できるウェアラブル端末について、プライバシーの侵害だ、と懸念が高

    右目にカメラを埋める〈アイボーグ〉男
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    tettu0402 2017/07/24
    「誰かが見た画をそのまま記録している」は、思ったより拒否反応の出る行いかもしれない。
  • 台湾を深く知るための裏散歩 ② マフィアに会える!?裏台湾を感じる萬華エリア

    女性誌を中心におしゃれな台湾がフォーカスされている。Instagramには雰囲気が良さそうな景色や台湾グルメなどが無数にアップされているが、それだけが台湾の魅力とは限らない。筆者がお勧めしたいのは、Instagramに投稿されない「裏台湾」である。 デリヘルもシステムとしては日と大差ない。〈番アリ〉が前提だ。ただし、違法な商売という意識が強いため、申込みは電話ではなくLINEやメールでの複数回の連絡が必要で、値段も2万元(約7万2千円)と相当な金額になる。キャバクラについてはお店で飲むまでは同じなのだが、その後、女性を連れ出してセックスができる。その値段は、飲み代を含めて1万元(約3万6千円)と高額だ(ちなみにこれはショートタイムで約2時間。ロングタイムで朝まで希望だとさらに2千元追加となる)。庶民的な風俗、とは言い難いものの、システムとして確立されており、大きなトラブルはないのが特徴

    台湾を深く知るための裏散歩 ② マフィアに会える!?裏台湾を感じる萬華エリア
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    tettu0402 2017/06/16
    今夜、AbemaTVで23時からエピソード2が放送されるらしい。なにこれむちゃ面白そう。
  • 屠殺場で働く

    *この記事は、英国の屠殺場について書かれた内容となっています。 〈屠殺場で働く36歳のブラッド氏は語る〉 病院に独特のにおいがあるように、屠殺場にも、独特の生暖かい血のにおいが漂っている。空気には常に鉄分が含まれており、漂泊してもにおいは消えない。 出勤初日に辞めてしまったり、震えあがって逃げ帰る新人が絶えない、という噂を耳にしたことがあるかもしれない。しかし、大勢は仕事の内容をよく理解している。生活のために命を奪う過酷な仕事だが、屠殺場の同僚たちは誠実な人間ばかりだ。私は、イングランド北西部の湖水地方で育ったから、生まれてからずっと狩りをしてきたし、自分の農場でも動物を屠殺していた。仕事は朝4時半から昼の2時まで。早く始まり早く終わるので、私には合っている。 屠殺場は、クリーンゾーンとダーティーゾーンという、ふたつの区域に分けられる。動物はまずダーティーゾーンに運ばれ、用に加工される。

    屠殺場で働く
    tettu0402
    tettu0402 2017/05/16
    「どうやって食肉として加工するのか、誰も真実を知らない。誰も私に興味なんてないだろうし、私の仕事内容ついて考えもしない」胸の奥にズシリとくる。
  • リサイクルショップからゴミ置場まで 個人レコードディーラーの長い1日

    千億円を超える市場規模にまで復活したレコード。これはもはやブーム云々ではない。確実に私たちの生活のなかでレコードは回り始めた。そんなレコード市場は、レーベル、ディストリビューター、ショップだけで成り立っているのではない。個人レコードディーラーが、現在の市場を活気づけているのだ。 生ける屍と化していた愛すべき音楽フォーマットが復活しつつある。もう心配はない。数十年もの低迷期を経て、2016年、英国のレコード売上は320万枚を超えた。過去25年間で最高の記録だ。米国はさらに好調で、市場規模は10億ドル(約1095億円)に迫ろうとしている。スーパーにはレコード・コーナーが設置され、プレス工場はフル稼働している。Discogsではレア盤が高値で売買されている。この事態を誰が予測できただろう? しかし、音楽産業全体にとって、320万という数字は、まだまだ僅かなものである。例えば1986年、この年だけ

    リサイクルショップからゴミ置場まで 個人レコードディーラーの長い1日
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    tettu0402 2017/05/02
    “「これまで俺はいろんな仕事をしたけれど、なんの意味も見出せなかった。だから俺は、日々のレコードに賭けている。未来なんてクソ喰らえだ」”
  • ハウスから進化した南アフリカ電子音楽事情 ①

    1980年代末、アパルトヘイト時代の南アフリカ共和国。都市部のゲットーでは、欧米からの影響で、ハウス・ミュージックがポピュラーな存在として定着していた。そこから発展して生まれたのが、「KWAITO(クワイト)」。テンポを落とし、ズールー語やスラングのチャント、そしてパーカッションからピアノなどを取り入れたアフロ・ハウスで、これを機に南アフリカのクラブ〜エレクトロニックミュージックは、独自の世界を生み出して行く。欧米のそれとは明らかに異なり、進化し続ける南アフリカ電子音楽シーン。各都市、各ジャンルを代表するアーティスト、プロデューサー、DJを訪れ、南アフリカ産エレクトロニックミュージックの今を三回に渡りレポートする。 第一回は、ダーバン、ヨハネスブルグ編。ディープなアンダーグラウンドハウス「GQOM」や、伝統的な民族音楽とミニマル・テクノをミックス&高速化させた「シャンガーン・エレクトロ(S

    ハウスから進化した南アフリカ電子音楽事情 ①
    tettu0402
    tettu0402 2016/02/10
    気になる。
  • 若き写真家が見る歪んだ世界 vol.2 水木塁

    写真には、そのありのままを記録し、真実として残す記録媒体としての役割がある。卒業写真や遺影など個人の存在を表すポートレイトもそのひとつであるが、同時に戦争事件事故をおさめた報道写真も写真の真実性があってこそ成立する例として挙げられる。 しかし、フィルムからデジタルへとカメラが進化を遂げたことに伴ない、合成などの技術がパソコンを通じて巧みに操作できるようになったことで、その真実性への絶対的価値が薄れつつある。そんな中、写真に対する真実性とはむしろ真逆の発想で、現代の社会にメッセージを発信するというジャーナリズム性の強い作品が、同時に生み出されるから面白い。 今回紹介する作品の手法は、口で説明すると、とてもややこしく複雑怪奇であるが、単純にいうと2つの写真を重ね合わせた作品。一見、デジタル合成したかに見えるが、まぎれもないストレートフォトグラフィーである。なおかつ社会に対する確かな視点とシニ

    若き写真家が見る歪んだ世界 vol.2 水木塁
    tettu0402
    tettu0402 2015/06/05
    へえ、いいな。
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