mixi...かつて一世を風靡したSNSの帝王。 誰もがマイミクを求めてネットの海を徘徊した。「マイミク100人できるかな」は天才テレビ君の子役を中心に爆発的にヒットし、「マイミクを訪ねて三千里」という本は当時の直木賞にノミネートされた。「マイミクの衰退と初音ミクの誕生の相関性」という論文はノーベル文学賞を取ること間違いなしと言われていたが、あと一歩のところで「マイミク?ミック・ジャガーの方が偉大だろ?」に敗れてしまったことはあまりにも有名な話だ。 そんな当時を賑わせたmixiも次から次へと台頭してくるSNSにその座を奪われてしまった。twitter、facebook、instagram...。時代は次へ次へと移り変わる。昨今の若者はおそらくマイミクという言葉すら知るまい。 私は、そんなmixiを、ふと思い出して、ログインしてみた。当時の私は大学生で、人を面白がらせるような日記を好んで書い