プロジェクターは、ソニー製の0.74型4K SXRDを採用し、4096×2160ピクセルのDCI仕様。また光源にレーザーダイオードを使用したこともポイントだ。従来型のランプは電源オンから最高輝度に達するまでに時間を要するが、レーザーなら素早く立ち上がる。テレビ代わりに常用できる可能性もありそうだ。 「壁に出現した大画面は、実際の風景がそこに広がっているかのような感覚を生み出せることに加え、映画やスポーツ映像、ゲームなどを楽しめるエンタテインメント・ウィンドウにもなる」(ソニー)。 壁際に置き、直上の壁に投影するスタイルのため、従来のように投写距離による画面サイズの変化を考慮する必要はない。ただし、電動の約1.6倍ズームレンズを搭載しているため、ユーザーの必要に応じて66インチから147インチまで画面サイズを変更できるという。フォーカス調整も電動だ。 このほか、広色域のトリルミナスディスプレ
ソニーは2月25日、同社製テレビやBDレコーダーと組み合わせて利用できる“セカンドスクリーンアプリ”「TV SideView」のAndroid版をリリースした。Google Playより無料でダウンロードできる。 日常的に番組を録画しているテレビファン層に向け、手元のスマートフォンやタブレットを2つめのスクリーン(=セカンドスクリーン)として利用することで、利便性の向上を図るアプリ。対応するAV機器の無線リモコンになるほか、番組表やテレビ番組の詳細情報を表示したり、テレビ番組に関するSNSの閲覧/書き込みなどが行える。なお、テレビやレコーダーに対する録画予約指示には現状で対応していない。 クロスサービスサーチでは、テレビ番組やホームネットワーク内のコンテンツに加え、「YouTube」やWebサイトなどを対象にクロス検索が可能。このほか、DLNA/DTCP-IP対応機器にあるコンテンツの再生
ソニー米法人は10月12日、「Google TV」プラットフォームを搭載したインターネットテレビ「Sony Internet TV」を発表した。1台でHD(高精細)テレビとネットを利用できる。 Sony Internet TVは4機種提供され、サイズは24~46型(1080pフルHDディスプレイ)、価格は599.99~1399.99ドル。Google TV搭載のBlu-rayプレーヤーも399.99ドルで提供する。10月16日から発売の予定。日本での発売は未定だ。 Sony Internet TVは通常のテレビ視聴に加えて、Chromeブラウザを使ってネットを検索、閲覧したり、Webアプリを使うことができる。ソニーの動画配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity」のほか、CNBC、Napster、Netflix、Twitter、YouTubeなどの
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は1月14日、プレイステーション 3(PS3)で地上デジタル放送を録画できるようにする専用周辺機器「torne」(トルネ)を3月に発売すると発表した。9980円。 地デジチューナー(B-CASカード含む)と視聴・録画アプリケーションBD-ROMのセット。チューナーをUSBでPS3に接続し(バスパワー駆動)、BD-ROMからソフトをPS3にインストールすることで地デジ放送の視聴と録画が行える。 ゲーム制作で培ったノウハウを活用し、操作性を重視したユーザーインタフェースを開発。電子番組表(EPG)の操作や録画予約などをDUALSHOCK 3を使ってスピーディーに行えるという。 PSPとも連動。録画した番組はメモリースティック PRO デュオ/メモリースティックマイクロに書き出し、PSPに最適化された画質で再生できるという。またPS3のリ
−今回のPS3のアップデートは、BD-Liveへの対応が中心、というところですか? となると、BD-Live対応の映像ソフトが発売になるタイミングにあわせた、ということでしょうか。 縣:そうですね。4月に米国でBD-Live対応ソフトが発売になりますので、それをふまえてこの時期に公開しました。 −実装としては、CESの時にデモとして公表されていたものと同じ、ということになりますか? 縣:ソフトウエアのコードとしては、あの時に公開したものよりも改良が進んでいますが、機能レベルでいえば同じです。 −まだBD-Liveの使えるプレーヤーで、世に出ているものはPS3だけですから、当然みなさん、どれくらいのことがBD-Liveでできるか、ご存じない状態です。逆にいえば、PS3のBDプレーヤーとしての可能性を示すものになるわけですが、そのあたり、どのくらい意識していますか? 縣:どのような機
ソニーから発表された世界初の有機ELテレビ「XEL-1」。ここでは注目の有機ELパネルを中心に細部を見てみよう。 有機ELディスプレイとは、電流を流すと発光する有機材料を用いたディスプレイ方式。同社では1994年に研究を開始し、2004年にはPDA「CLIE」の「PEG-VZ90」に3.8型カラー有機ELディスプレイを搭載。その後も研究開発を継続してきた。新製品に搭載されている「ORGANIC PANEL」(オーガニックパネル)は小型ディスプレイの開発・製造で培われてきた技術やノウハウが投入されている。 開発の指揮を執った同社テレビ事業本部 E事業開発部 部長の白石由人氏は、100万:1以上という「コントラスト」、高ピーク輝度を持つ「輝度」、低階調側でも再現性の高い「色再現性」、数マイクロ秒オーダーという「動画性能」の4つをパネルのポイントとして挙げる。 それらの実現には多種多様な技術が投
ソニーは10月1日、世界初の有機ELテレビ「XEL-1」を12月1日に20万円で発売すると発表した。バックライトが必要な液晶と異なり、画素が自ら発光する有機ELの特徴をいかした高画質が売りだ。十数年にわたって取り組んできた技術の製品化にこぎ着けた中鉢良治社長は「技術のソニーの復活と、反転攻勢の象徴にしたい」と胸を張った。 パネル部は11V型(251×141ミリ、960×540ピクセル)。バックライトが不要なため、厚さは3ミリにまで抑えることができた。極薄のパネルを本体からスタンドで支えるようなデザインとし、有機ELの「未来」らしさをアピールするデザインだ。 1080p/1080i、720p、480p/480iの入力に対応し本体には地上・BS・CSのデジタル3波チューナーと地上デジタル用バーアンテナを内蔵し、室内に設置するだけで地上デジタル放送を視聴できるようにした。HDMI端子も備える。
News:アンカーデスク 2003年9月29日 12:18 PM 更新 ソニー辻野CP、コクーン戦略を大いに語る(1/2) 9月8日にこの連載で「コクーン、敗れたり?」を掲載したところ、コクーン部門の責任者であるホームストレージカンパニーの辻野晃一郎プレジデントから「戦略について直接ご説明したい」との申し出を受けた。さぞや怒られるのかとビクビクもので行った筆者だが……。 9月8日に掲載した筆者の記事「コクーン、敗れたり?」は、書いた本人も驚くほどさまざまな場所で波紋を及ぼした。これが普段ならばそれほど騒がれることもなかっただろうが、奇しくもソニーの新レコーダ「スゴ録」の発表日とぶつかったものだから、まさにソニーとしては出鼻をくじかれたような気持ちであったろう。 そんな折も折、ZDNet編集長の元にソニーの広報センターから1通のメールが届いた。「コクーンについて、ホームストレージカンパニープ
発表会場では、1つの映像でIBリダクションを適用した場面と従来の映像を交互に表示するデモンストレーションを行っていた。ぼやけた映像とクリアな映像が交互に映し出される ソニーが発表した新「BRAVIA」のうち、「W5000」「X5000」「X5050」「X7000」の4シリーズ10機種に搭載されたのが「撮像ぼやけを補正する」(同社)という新しい「モーションフロー」だ。フルハイビジョンが当たり前になり、倍速駆動技術も広がりつつあるタイミングで投入された、新しい付加価値といえる。 新モーションフローは、液晶パネルの120Hz駆動と中間フレーム生成を組み合わせた従来のモーションフローに「IBリダクション」を追加した。IBリダクションの開発担当者は、「倍速駆動にしても映像のボケた印象を完全に払拭することはできない。その理由は、撮影時に現場の明るさやシャッタースピードなど、さまざまな制約でボヤけた映像
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