米連邦政府の極秘情報収集プログラム「PRISM」に参加したとされているGoogleとFacebookが、政府が無制限に企業のユーザーデータを収集しているかのような憶測を拭うため、情報要請の件数や範囲を一般に開示することを許可するよう連邦政府に求めた。 米Googleは6月11日(現地時間)、米連邦政府に対し、秘密裁判所命令の件数と範囲の公開を許可するよう求めたと発表し、米連邦捜査局と司法長官に宛てた書簡を公開した。 米国では現在、英Guardianと米Washington Postが報じた連邦政府による企業の個人情報収集に関する記事をめぐって懸念が高まっている。Washington PostがGoogleや米Facebookなど大手IT企業9社が「PRISM」という米政府の極秘監視プログラムに参加していると報道したことに対し、Google、Facebook、米Microsoft、米Yaho