高価なマクロレンズを購入せず、少ない予算で超接写を可能にするアイテムとして「リバースアダプタ」というものがある。これをレンズに装着すると、通常とは逆の向きでレンズをボディに取り付けることができ、小さな被写体を大きく写せるようになる。 どのくらい大きく写せるかは、レンズの焦点距離によって異なる。焦点距離が短いほど逆向けに取り付けた際の撮影倍率は高くなる。つまり、望遠よりも標準レンズ、標準よりも広角レンズのほうが、いっそう高倍率での撮影ができるということ。下の1枚目の写真は、レンズキットに付属する標準ズームを使ったが、リバースアダプタによって逆付けにするだけで、直径5ミリほどの小さな水滴を画面いっぱいにとらえることができた。 リバースアダプタと標準ズームの組み合わせでは、マクロレンズを超える撮影倍率を得られる。EOS Kiss X2 EF-S18-55mmF3.5-5.6 IS 絞り優先AE
レンズの醍醐味にはいろいろある。ワイド撮影にこだわる人もいれば、望遠にこだわる人もいる。そんな中、地味ながら人気があるのが、マクロ撮影である。ワイド系のレンズは近距離で撮れるものも多いが、本格的なマクロ撮影をやろうと思ったら、マクロレンズの出番となる。 だが、こういう特殊レンズは高い。中古でもなかなか数が少ないため、4万~5万円というのが相場のようである。3000円の本体に5万円のレンズというのも、なんだか生き方として間違っているような気がするので、なかなか買おうという気持ちにならない。 一眼レフを持っている人は経験的に知っていることかと思うが、実はレンズというのは、逆向きにするとマクロ撮影ができる。できるとは言っても、そもそもがきっちり固定できるようなものではないので、手でレンズとボディを押さえながら撮るわけだが、それなりにマクロ撮影ができる。 レンズを逆向きに取り付けるための「リバース
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