アメリカの情報機関、NSA=国家安全保障局が大量の個人情報を収集していた問題で、イギリスの新聞は31日、NSAが職員用に作成したマニュアルを入手し、メールアドレスから個人情報を集めていた手法が明らかになったと伝えました。 これはイギリスの新聞、ガーディアンが31日、問題を告発したCIA=中央情報局の元職員、エドワード・スノーデン容疑者から提供を受けたものだとして、NSAのマニュアルをホームページに公開したものです。 それによりますとNSAは「エックス・キースコア」と名付けられた独自のシステムを使い、監視対象者のメールアドレスを入力するだけで、メールの内容やソーシャル・ネットワークでのやりとり、ホームページの閲覧履歴などを把握していたということです。 マニュアルの中でNSAは、このシステムについて「一般の人がインターネット上で行うほぼすべてのことを把握できる」として、2008年までに300人