2015年は未(ひつじ)年。60歳になるタレントの所ジョージさん、48歳になる女優・歌手の原田知世さんに抱負を聞いた。所さんは「何歳だからと言い出すのはつまらない人生」とこれまで同様、仕事に遊びに「わくわく感」を持ってのぞむ。原田さんは「一つ一つの仕事を120%しっかりとやりたい」と演技と音楽、どちらにも力を入れる。所さん「わくわく感 続けたい」――還暦を迎える感慨はありますか。「自分の年
ここ1~2年、検索サイトの注目キーワードの上位に「中島みゆき」が挙がってくる頻度が増えています。それで、ファン歴30年の私(途中浮気なし。←古いファンを自慢する人がいますが、大抵の人は途中抜けしているので、ここ結構重要だと思います)も気になってクリックしてみると、 「中島みゆきの「糸」を聴いて泣いた」 「中島みゆきの糸はCMやカバー、何で聞いても落ち着く」 「中島みゆきの糸を聞いていたら結婚したくなった~」 「中島みゆき「糸」まぢ神曲!」 (以上、原文ママ) といったコメントが多数ヒットするのです。これは70年代から80年代前半に、“フラれ歌の女王”として大ヒットしていた時期のイメージを抱いている人ならかなり意外ではないでしょうか。当時は、例えば「好きな歌手は?」と聞かれて「中島みゆき」と答えようものなら、「あ、暗いんですね」とか無神経に言われ、まるで黒魔術が趣味のように表立って言明できな
佐世保市の県立高校1年生が殺害され、同級生の少女が殺人容疑で逮捕された事件は、日々拡大しつつある。 第一報が届いた時点では曖昧模糊としていた犯行の詳細が、翌日になってから、少しずつ明らかになる。続き物のドラマみたいな展開だ。 あわせて、容疑者の少女に関する周辺情報が、様々な方向から漏れ出してくる。 画面のこちら側から見ていると、まるで、犯罪ドラマの演出に精通した人間が、事件に関する情報の出し入れを、クライマックスに向けてコントロールしているようにさえ思える。 それほど、小出しにされてくる情報のいちいちが扇情的にデザインされている。 そんなわけで、事件が起きて以来のこの数日、報道の量は、むしろ増加している。 特に地上波テレビの情報番組は、スタジオごと佐世保に移転したみたいな勢いで、関係者のプライバシーを掘り起こしにかかっている。 スタジオで画面に登場する人たちは、異口同音に 「衝撃を受けた」
日本テレビのドラマで、親と暮らすことができない子どもたちを取り上げた「明日、ママがいない」が多くの批判を集めている。 正直なところを言うと、電車でこのドラマのポスターを見た時点で、気が重くなった。ドラマが世間の偏見を助長して、また子どもたちが嫌な思いをするのではないかと思ったからだ。 実際に、このドラマは子どもへの偏見を助長する可能性があるかもしれないものだったし、のみならず児童養護施設の設定は現実とはかなりかけ離れていた。児童養護施設側の方々が、このドラマが現実と乖離していると憤るのも分かる。ただし、設定のハチャメチャさは法廷モノや刑事モノのドラマとて同じことでもある。 しかし一方で、子どもの目線に立つと、描写がかなりリアルだなと思ったのも事実だ。実際、施設出身者からは、自分たちの心象風景をよく描いているという声も聞かれている。 番組に対する批判はすでに多量に寄せられているので、そこには
全日空が、羽田空港の国際線増便をアピールするテレビCMで、外国人の容姿を差別的に表現しているとの苦情を受け、放送を取りやめたことが20日分かった。同社は近く内容を差し替え、改めて放送するとしている。C
家電製品に関するインターネット通販「アマゾン」の価格設定が波紋を広げている。仕入れ値を下回ると見られる価格に、家電量販店から「ルール違反」との声が上がる。「キンドル」を日本に上陸させる「黒船」の影響力はどこまで広がるのか。 「申し訳ありませんが、ウチではこれ以上の価格は出せません」 テレビ売り場の店員は、そう言って申し訳なさそうに頭を下げた。11月上旬、東京都心のある大型家電量販店で、シャープの薄型テレビ「LC-24K7」の値下げ交渉をした時のことだ。 交渉材料に使ったのはインターネット通販サイトの「アマゾン」。サイト上で販売元が「Amazon.co.jp」となっていた同型商品の価格は2万6543円だった。一方、量販店の値札に掲げられた価格は3万3100円で、10%のポイント付き。ポイント分を差し引いても3000円以上の開きがあった。 「ここまで下がりませんか」。アマゾンの価格を見せると、
英国南部のポーツマスに勇敢な女性がいる。カレン・マーフィーさん。地元のパブを切り盛りするこの女性は、かつてギリシャのテレビ局が放送するイングランド・プレミアリーグの試合を店内で客に見せていた。
米Google社が米Intel社,ソニーと共同で開発したテレビ向けのソフトウエア基盤「Google TV」。目指すのは,これまで放送に閉じていたテレビの世界をオープンにすることだ。視聴者が画面の検索窓にキーワードを入力すると,関連したコンテンツが放送,インターネット上の動画,Webサイトなどの中から元の媒体を問わずに横断検索される。放送はコンテンツの一つにすぎない。スマートフォンのように後から機能を追加でき,第三者が開発した「アプリ」も動作可能だ。10年以上前から多くの試みが繰り返されてきた積年の大テーマ「インターネットと放送の融合」を舞台に,テレビが「リビングの王様」の地位を保てるかどうか,メーカーは最後の挑戦に臨む。本連載では,まず全体像を俯瞰(ふかん)した後でソニー製のGoogle TV対応テレビを分解,その中身を明らかにし,今後の流れを読むことにしたい。
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