貧富の格差に対するカトリック教会の考え方について話す、イエズス会社会司牧センターの安藤勇神父=4月29日、カトリック女子修道会「幼きイエス会」(東京都千代田区)で 2015年キリスト者メーデー集会(同実行委主催)が4月29日、東京都千代田区のカトリック女子修道会「幼きイエス会」(ニコラ・バレ)で開催された。カトリック教会における労働者の守護聖人である聖ヨセフの祝日(5月1日)に合わせ、毎年この時期に行われている。今年のテーマは「貧困と格差なき社会を目指そう」で、カトリック信者ら100人近くが参加した。 第1部では、日本カトリック正義と平和協議会事務局長の大倉一美(かずよし)神父があいさつし、首都圏なかまユニオン代表の石川正志さんと東京JOC代表の宇井彩野さんがスピーカーとして登壇。それぞれの立場から日本の労働者を取り巻く問題や労働者が抱える問題について語った。 非正規労働者の実態に詳しいい